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スタッフブログ

2014年8月20日

連続放火富士見市と三芳町で19件

テーマ:最近の犯罪について(163)

富士見市と三芳町で連続放火と思われる不審火が19件続いています。

連続放火?19件 富士見と三芳の1キロ圏内に集中

16日夜から17日未明にかけて、富士見市と三芳町で、民家の壁、バイクや乗用車のカバー、ごみ箱などを焼く不審火が19件相次いだ。現場が東武東上線鶴瀬駅の南東約1キロ圏内に集中し、いずれも火の気がないことから、東入間署は連続放火とみて捜査している。  

同署によると、16日午後11時50分ごろ、富士見市関沢3丁目の民家敷地内で、バイクのカバーが燃えているのを付近の住民が見つけ、119番した。火は間もなく消し止められたが、17日午前4時ごろ、同市鶴間の民家の壁が燃えるなど、約4時間の間に関沢3丁目で3件、隣接の関沢2丁目で8件、鶴瀬西2件、鶴間3件、上沢1丁目2件、三芳町藤久保で1件の火災があった。  

建物への類焼は1件で、民家の壁、バイク、自転車、乗用車のカバー、ごみ箱などを焼いた。  

近隣住民や周辺を調べていた警察官らが火災を発見した。朝になって被害が確認されたケースもあった。

(埼玉新聞8月18日より抜粋)

放火は16年連続火災の原因の第一位です。
消防白書の平成25年度によると、
●放火による出火件数は、平成15年以降おおむね減少傾向が続いているが、平成24年中の放火による出火件数は5,370件で、前年(5,632件)に比べ262件(4.7%)減少しており、全火災(4万4,189件)の12.2%を占め、16年連続して出火原因の第1位となっている。これに放火の疑いを加えると8,590件(全火災の19.4%、対前年度比0.3%増)
となる。
●放火による損害額は44億1,810万円で、これに放火の疑いを加えた損害額は81億1,290万円となる。
●放火及び放火の疑いによる火災を発火源別にみると、ライターによるものが2,636件(全体の30.7%)と最も多くなっている。
ということです。
放火を防ぐためには、
● 段ボール、古新聞などが放火されることが多いため、放火されやすい燃えやすいものを敷地内に置かない。
● 簡単に敷地の中に入られたり、近づかれないように見通しの良いフェンス、塀などで区分けする。
● 人目につきにくい場所などが狙われるので、人目につきにくい状況を出来る限りなくす。高い塀を低くする。植木を剪定する。雑草を抜く。
● 公園など公共の場の清掃、雑草抜きなどを常に行い、地域としてコミュニケーションがありきちんとしていることを犯罪者に感じさせる。公民館などで破れたままのポスターを放置したり、しない。
● 放置自転車などがないようにする。
● ゴミは決められた場所に綺麗に置き、前日などから置かないようにする。
● 地域での挨拶を行う。
● 街灯を増やす。暗くて人目につきにくい場所を出来る限りなくす。
といったことを行い、犯罪者が犯罪しにくい「防犯環境」を作ることが必要です。
犯罪者は地域コミュニティがあまりない、「隣の人の顔を知らない」という地域の方が侵入窃盗や放火などを行いやすい、ということがありますので、常に挨拶、声かけなどができている地域にすることが大切です。
その延長で、防犯パトロールや子供の通学路の見守り隊なども効果があります。
又、地域の方で街路樹や花壇に花を植えて育てる、といったことも「人目が行き届く」ことになり、地域の防犯力を上げることができます。

そうした活動と並行して
● 防犯カメラ(鮮明な画像で自動録画できるフルハイビジョンカメラ)を設置する。
● 炎センサー(10m先の7㎝の炎を検知してメッセージで警告する)を設置する。
● 外周警備(敷地の中に犯罪者を入れない)を実施する。
といったことが効果があります。

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2014年8月19日

空き家対策

テーマ:その他(120)

空き家は、近年の人口減少とともに急激に増加傾向にあり、社会問題になっています。
高齢化した両親が亡くなったり入院した後無人になっていたり、都会に移り住んだために無人のまま放置されている住宅や、廃業したままの店舗などを目にすることも田舎では非常に多いです。
そうした空き家は一部の過疎地域に限らず、全国で、しかも、立地の良いとされている住宅地にも広がっています。

2013(平成25)年度調査結果で、全国平均で空き家率が13.5%と、5年前(平成20年)の調査より0.4%増加しました。母数となる住宅総数が増えているためで、件数は深刻なまでに増加傾向にあります。

空き家として人が住まなくなった住宅には、あっという間に白アリ、蜘蛛、蜂、イタチやタヌキ等小動物が生息するようになります。シロアリなど、これらの害虫が、周辺地域に飛んでいくという被害もあります。

人のいない家を狙って、不審者が入り込むこともあります。火災や防犯の心配も増加します。
又、台風や水害、地震での崩壊などにより近隣に迷惑がかかる可能性があります。ゴミなどによる異臭やハエやゴキブリ、ネズミなどの問題も発生します。
住民同士のコミュニティーが空き家によって分断されたり、人通りが途絶え、安全面だけでなく、地域経済面でもマイナス効果をもたらします。

何より気持ち悪いですよね。
「空き家は防犯や防災上も問題を抱え、老朽化が進めば景観を害し、天災による倒壊の危険もある。居住者の子供世代が家を引き継いでも片付けが面倒でこのままにするという判断をし、何もしない結果、問題空き家になる」
というのが多くの自治体での考えですが、なかなか進みません。
空き家をどう管理するのか?ということは建物の状況確認、換気、防犯・防災などをどう行うか、ということになります。
セキュリティハウスのシステムを活用すれば空き家の管理を遠隔から行うことができます。

どこでもカメラという感じのモバイルネットワークを活用した可動式カメラを使用すれば、コンセントを指すだけで遠隔からiPadを使用して動画で状況を確認できます。
カメラはピットイン・ピットアウト、ズームなどを行うことで見たい場所の映像を簡単な操作で確認できます。
又、換気扇や室内照明などをiPadのボタン操作で遠隔から行うことができます。

侵入検知センサー等との連動も可能です。炎センサーを置くとライターの火の時点で検知してメッセージで警告することもできます。
こうした管理システムを活用するというのも一つの方法です。
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2014年8月18日

万引きは人殺しに近い。

テーマ:最近の犯罪について(163)

先日より万引きをした犯人の映像をインターネットに掲載した店舗のことがニュースになっていました。
毎日新聞に掲載されていた記事が非常に心に残りましたので御紹介します。

何年か前の小欄で、作家の井上ひさしさんが少年時代に辞書を万引きして本屋のおばあさんにつかまった話を紹介したことがある。その時書けなかったおばあさんの井上少年への説教がある

 盗んだ辞書を手に取りながらおばあさんは言う。「これを売ると百円のもうけ。坊やに持って行かれてしまうと、もうけはフイになって定価の五百円の損が出る。その五百円をかせぐには同じ定価の本を五冊売らなければならない」。井上少年はこわごわうなずいた

「うちは六人家族だから、こういう本をひと月に百冊も二百冊も売らなければならない。でも坊やのような人が三十人もいてごらん。六人は餓死しなければならない。坊やのやったことは人殺しに近いんだよ」。少年は薪割(まきわ)りを命じられた(「ふふふ」講談社文庫)

 そして今日、書店が次々に街から消える背景には目に余る万引きの横行がある。そんななか東京の古物商「まんだらけ」がアンティーク玩具を万引きしたとされる人物の画像をネット公開すると警告した騒動である。喝采(かっさい)する向きが多かったのも不思議ではあるまい

 結局のところ警察の要請を受けて公開が中止されたのは、私的制裁が許されない法治国家の原則からみて妥当だろう。罪の意識の薄い万引き犯には「緩慢な殺人」というおばあさんの見方をそのまま投げかけたい。では井上少年の薪割りは私的な罰ではなかったのか

 薪割りが片付くと、おばあさんは少年に辞書を渡した。「代は薪割りの手間賃から差っ引いておくよ」。少年は欲しい物は働いて買うのだと教えてくれた人生の恩人を大作家となった後も忘れなかった。

(毎日新聞 2014年08月14日 より抜粋)

書店やドラッグストアなどでは学生などが遊びの延長で万引きをするケースがあります。
遊び感覚で万引きされても被害はそのままその店舗の利益を悪化させます。
万引きによる経営悪化で店を閉める店舗にとっては死活問題です。

この本屋のおばあさんは万引きをした井上少年に、万引きをすると書店にとってどれほど大きな被害があるのかを説明し、働いて欲しいものを手にいてることを教え、その結果かどうかは不明ですが、少年は作家として大成功を収めます。
井上ひさしさん自身がこの時のことを記載しているのですから、よっぽどそのエピソードを忘れず、その教えをしっかりと心に刻んだんだと思います。

今回の「まんだらけ」とこのおばあさん。どちらも犯人に対して「万引きはNO」ということを明確にした点では同じですが
おばあさんの対応の方が少年に対する愛情があったように感じられます。
万引きが犯罪であることは同じですが、犯人をやりこめるか、犯人を諭すか。

なかなか深い問題ですね。

やっぱり万引きはされないことが一番。
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2014年8月13日

万引き犯の顔写真を公開する

テーマ:最近の犯罪について(163)

漫画「鉄人28号」のブリキ製人形(店頭販売価格25万円)を万引したとみられる人物に12日中に商品を返さなければ「顔写真を公開する」とホームページ(HP)を通じて警告していた古物商「まんだらけ」(東京都中野区)は13日未明、ホームページ(HP)では、「警視庁の要請により公開は中止する」と発表しました。
警視庁中野署は同社に「捜査に支障が出る恐れがある」として、公開の取りやめを申し入れていたということです。

漫画の古本などを販売する「まんだらけ」が、東京都内の中野店で玩具を盗んだ万引き犯に対し、1週間以内に返さないと顔写真を公開するとホームページ上で警告して、物議を醸している。 中年ぐらいの男性が廊下で両手に袋を持って歩いている。

ホームページでは2014年8月5日、顔にモザイクを入れて、男性の姿を写真で晒した。

その警告文によると、万引きの犯人は前日の17時ごろ、まんだらけの中野店4階にある、昭和レトログッズなどを扱う「変や」のコーナー内で、25万円もする野村トーイ製玩具「鉄人28号 No.3 ゼンマイ歩行」を盗んだ。 ホームページには、鉄人28号の玩具の写真も載せてある。警告では、1週間後の8月12日までに盗んだ玩具を返しに来ない場合は、「顔写真のモザイクを外して公開します」と宣言している。 男性の写真は、説明はないが、防犯カメラに写っていたものらしい。

この警告は、ネット上でたちまち話題になり、賛否両論になっている。「どんどん晒せ」「こういうのが増えたら万引きが減るな」と支持する声が上がった一方で、「法的にはNGなんじゃないの?」「万引き犯に制裁を課するのは司法だろ」といった異論も出されている。 書店などでの万引きは跡を絶たず、各店とも対策に頭を抱えているようだ。今回のように万引き犯を晒し者にしようとするケースも次々に出ており、最近では、大阪市内の鮮魚店で13年5月に、万引きした客の写真を店内に張り出したケースがある。 (J-CAST入-ス8月6日)

このまんだらけの対応に関してマスコミ各社の取材が殺到、結局犯人は現れませんでしたが、現れることができなかったという面もあったかもしれません。

万引きは犯罪です。
しかしながら、万引き被害はなくならず、店舗としては利益がなくなるということでそのまま損失になり、死活問題だと思います。万引きが原因で廃業になった書店などもあり、そうでなくても経営が厳しい中、なんとか万引きをなくしたいという店舗の気持ちは痛いほどわかります。

防犯カメラの性能はここ1.2年で非常に向上し、フルハイビジョンカメラの場合、録画映像で犯人の顔もくっきりと見えるようになり、犯人特定の証拠となります。
防犯カメラでせっかく映し出している映像を公開したい、という気持ちにもなるのだと思います。

今回のこの騒動。犯人逮捕になるのを見守るとともに、少しでもこの店舗の「犯罪抑止力」につながればと思います。

一般的な万引き対策としては、
● 万引きされている商品をピックアップし、どの場所のどん商品が狙われ易いのか、を分析する。
● 分析結果に基づき万引きしにくい店舗レイアウトに変更する。
● 売れ筋商品、人気商品は常に店員の目が行き届く場所か、箱だけで中身はレジで渡すようにする。
● 店員が来店のお客様の顔を見ての「いらっしゃいませ」という挨拶を徹底する。犯人は顔を見られるのを嫌がる。
● 少し気になる客がいる場合には「なにかお探しでしょうか」と声をかける。
● 防犯カメラの場所を見直す。万引きされやすい場所・商品をカバーしているかどうか。実際に録画映像を確認し、鮮明な画像で録画されているかを確認する。
● 万引防止機を導入する。
● 店舗内に万引きに対する当店舗の対応に関して「厳しい対応をする」ことを明記する。
● 従業員教育を再度行う。見つけた時の声のかけ方
● 従業員の配置を見直し、手薄の時間帯がないようにする。
● アルバイトだけで運営している時間の遠隔管理を強化する。
● 遠隔監視システムi-NEXTを導入する。

万引 遠隔監視

遠隔監視システムi-NEXTは「攻める経営」に最適なツールです。
オーナーや店舗管理者はどこにいてもiPad・iPhoneを使って店舗の状況をリアルタイムの動画と音声を確認できます。
1台のカメラを自由に動かしたりズームアップして見たい場所の映像を見ることができます。
あらかじめ1台のカメラで20箇所までプリセットポイントを登録しておくこともでき、その場合はボタンワンタップで確認できます。
こうした遠隔マネージメントを行うことで常に的確な指示を出すことができ、従業員も適正な配置を行うことが可能です。
結果、導入後万引きがほとんどなくなった、といった声を聞きます。
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2014年8月12日

タンス預金を勧めその家に侵入窃盗した泥棒

テーマ:最近の犯罪について(163)

タンス預金勧め2450万円窃盗疑い 自宅侵入、警視庁3人逮捕

 

知人男性にタンス預金を勧めたうえ、自宅に侵入して現金約2450万円を盗んだとして、警視庁品川署は14日までに、コンサルティング会社経営のA(30)=東京都目黒区=と同社社員2人を窃盗容疑などで逮捕した。

同署によると、A容疑者は否認している。  

逮捕容疑は今年1月28日、品川区の男性会社員(34)宅に侵入し、現金約2450万円や通帳などを盗んだ疑い。  

品川署によると、A容疑者らは以前から男性に「銀行は金利が低い。タンス預金にした方が運用しやすい」と勧めていた。

男性に「顧客を紹介する」と言って渋谷区の飲食店に呼び出し、男性が席を立った隙にかばんから自宅の鍵を盗み出したという。 (日経新聞7月13日)

コンサルタントという立場で「銀行は金利が低いからタンス預金の方が運用しやすい」と勧め、「顧客を紹介する」と呼び出し、席を立った隙に自宅の鍵を盗みだす、という手口で2450万円もの大金を盗みだしたこの泥棒。
社員2名も一緒に犯行に及んだということで、コンサル会社というよりは泥棒会社。
あきれる会社運営だと思います。

防犯上として
● 金利が低いとしても 「タンス預金」は言語道断。
時々自宅に大金を置いていて盗まれるという被害が発生していますが、非常に危険なため絶対に避けるべきです。

● 金庫も過信しない。
一般的に自宅などにある金庫は基本「防火金庫」。火災から書類を守るためのもので、防犯性能が低いものが多いです。金庫ごと運び去ってゆっくり大型工具を使って開ける、という「金庫盗」もいますので注意が必要です。

● 自宅の鍵を人前にさらさない。
自宅の鍵を人前に置いたまま席を外したり、机の上などに置いて人前にさらさないことが大切です。
盗まれたり、合いかぎを作られる可能性があります。

人は肩書に弱いものです。
コンサルタント、先生、といった肩書の方が言う言葉を信じてしまうものです。
しかに世の中肩書に係わらず悪いことをする人間は沢山います。
残念ですがそれが真実ですので注意が必要です。

● ホームセキュリティを設置する。
やはり最終的には自分の財産・自分の安全は自分で守ることが大切です。
「自主機械警備システム」を設置することをお勧めします。
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