150キロの金庫を車で引っ張り持ち出す。わずか5分の犯行
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向かいのレストランで犯行に気がついた方も我が目を疑ったのではないかと思います。
金庫にロープ、車で引きずり24万円盗む
東京都青梅市の焼き肉店「すたみな太郎近江インター店」で25日午前5時すぎ、上下黒の服に黒いニット帽をかぶった3人組が店内に入り、金庫をロープで巻いて乗用車で外に引きずり出した上で持ち去り、そのまま逃走する事件があった。警視庁青梅署では窃盗容疑で捜査している。
同署によると、まず容疑者の1人が裏口をバールのようなものでこじ開け、店内に侵入。正面入り口のレジ横にあった、約24万円が入った金庫にロープをくくりつけた。正面入り口の鍵を開け、外で待機していたシルバーの乗用車にロープをつなぎ、そのままけん引させて外へ。その後、2人で約150キロある金庫を持ち上げて車内にねじ込み、そのまま逃走した。
その様子は、向かいのレストランで食事をしていた客が目撃、警察に通報。金庫を盗み出す際に「早くしろ!」と、どなり声が聞こえたと話していることから、同署では日本人3人組の犯行とみて調べを進めている。侵入から逃走まで、わずか5分の犯行だったという。 被害にあった同店では、この日も通常通り営業。店の防犯カメラも作動しており、同署では画像の解析を進めている。
(スポーツ報知 12月26日(木)より引用)
「短時間化」した犯罪には従来の「駆け付けて確認する」というスタイルの警備では間に合わないということも増えています。
21日、24日にはソフトバンクショップが侵入され、iPhoneが313台、17台盗まれています。ソフトバンクショップ等携帯ショップや宝石貴金属店、リサイクルショップなどにはこうした「短時間化」「組織化」した窃盗団が侵入し短時間で犯行を終えて逃走しています。
こうした犯罪には、人が駆け付けて確認する、というのでは犯行が終わった後ということも多いです。最も有効なのは「犯行を継続させない」ということ。
具体的には霧を噴射して視界を奪い犯行を継続させないフォグガードをお勧めします。