「クリぼっち」という言葉があるそうです。
クリスマスを一人で過ごすことを言うようで、仕事をしているとなかなかクリスマス当日にクリスマスパーティ・・といったことは難しくなりますが、わざわざそんな造語があるというのは、日本人にとってクリスマスがそれだけ重要なイベントになっている、ということですね。
この言葉を聞いて思い出したのが「ホーム・アローン」という映画です。
1990年のアメリカ映画でずいぶんヒットして何度もテレビでも放送されていますから御存知の方も多いと思います。
この「ホーム・アローン」の中で、家族に置いていかれて一人でクリスマスを過ごすことになった少年が二人の泥棒に対して行う侵入防止対策がなんとも奇想天外でおもしろく、何度見てもワクワクします。
・部屋に大人のシルエットを置き、大人が家にいるように見せる。
・扉をこじ開けたら上から物が落ちる。
・家の前に氷を置いて滑らせる。
・侵入経路にペンキやボンドなどを置いて侵入者が落ちるようにする。
といったことを一人でするところは、本当に大人顔負けで、良くそこまで考えたなあと感心してしまいます。
でもその侵入妨害行為は防犯対策として有効なものも結構あります。
例えば
「不在だと気づかれないようにする」・・少年はラジオを付けて、シルエットの人形を動かしたりしますが、室内照明をタイマーで点灯させたり、遠隔から制御したりすることは非常に有効です。ワンルームマンションなんかは、外部から照明が点灯しているかどうかを見て侵入者はターゲットを選んでいるのです。
又、侵入者が侵入しようとこじ開ける扉や窓が開いたらアイロンやペンキなどが落ちてくる、というのは、泥棒が最も嫌がる「音や光」を出す、という方法などが現実としてはお勧めです。(アイロンを落とすというのはちょっと現実では危険ですので良い子は真似をするのはやめましようね)
最終的には泥棒はぼろぼろになり、服は切れ切れ、髪の毛は焼けはげ・・警察に捕まって、めでたしめでたし、となります。
少年を置いてけぼりにしてしまったお母さんは飛行機を乗り継いでやっとのことで家に戻ってきて安全を確認して・・となるのですが、今だったら「遠隔監視システムi-NEXT」があれば、少年の安否も画像と音声で確認できて良かったのに・・なんて感じました。
クルスマス、お正月・・こうした年末年始は外出しがちになります。
そうした不在時の家を狙って泥棒が暗躍します。
「クリぼっち」で暗く自宅でいたりすると、不在だと思って侵入した泥棒と鉢合わせになって最も怖い「居直り強盗」となる場合もあります。
しっかり施錠して、、照明も付けて過ごして下さいね。