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「車貸す仕事」のはずが「叩きをやれ」…闇バイト
闇バイトの内容はエスカレートするようです。どのような流れでエスカレートしてしまうのかを確認していきましょう。
「即金で高収入」。昨年8月頃、そんな仕事を探すため、X(旧ツイッター)で「闇バイト」と検索した。収入が安定せず、消費者金融から督促状が届いており、手早く金を稼ぎたかった。闇バイトの中でも、犯罪にはならない「グレー」なものなら大丈夫だろうと甘く考えていた。 投稿者から仕事の説明を受けた後、今後は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で連絡し、XのDMは削除するよう指示された。運転免許証と自分の顔写真も送るよう求められたが、車に関する仕事だからと違和感も持たずに従った。
ところが、相手から翌日、「叩(たた)きをやれ」というメッセージが届いた。「叩き」は強盗を意味する隠語だ。何度も拒んだが、「住所はわかっているんだ」と脅された。免許証には実家の住所が記載されていた。家族が巻き込まれると思い、引き受けてしまった。
まず実行することになったのは、埼玉県越谷市の質店強盗。初対面の少年(当時17歳)と店に押し入り、指示役とシグナルで通話しながら包丁で店員らを脅し、腕時計などを奪った。「抵抗されたら刺してしまってもいい」とも言われていた。犯行中は足が震え、地面を踏んでいる感覚がなかった。
その後も強盗の報酬はもらえないまま、指示役から仕事を紹介する連絡が続いた。引き受けたのは、時計を売る仕事と車を貸す仕事。もう強盗はやりたくなかったが、「指示役からは逃げられない」と思っていた。
車は犯罪に使われないと信じていた。実際は、習志野市の強盗致傷事件で実行役らが現場に行き来する時、貸した車が使われた。男の受刑者は習志野市の事件の2日後、強盗致傷などの疑いで逮捕され、その後、同ほう助罪などで起訴。翌月、越谷市の事件の実行役として埼玉県警にも逮捕された。
闇バイトが絡む事件では、指示役らが運転免許証の画像を送らせるなどして実行役の個人情報を握り、恐怖で支配するケースが多いとされる。警察庁は、Xなどで闇バイトに加担しないよう呼びかける動画を公開している。担当者は動画で「自分自身や家族への脅迫が理由であっても、強盗は凶悪な犯罪です。勇気を持って抜け出し、すぐに警察に相談してください。警察は、相談を受けたあなたやあなたのご家族を確実に保護します」と訴えている。
「車貸す仕事」のはずが「叩きをやれ」…闇バイト強盗実行役の男、住所知られ「逃げられない」 11/2(土) 6:40(読売新聞)
一番悪いのは「闇バイト」を募集している人たちですが、脅されているとはいえ自分で判断して強盗に及んでいるのが事実です。このような状況で実施すべき防犯は2つあります。
1つ目が下見役の下見の段階で「この建物は成功率が低い」と思わせ、抑止力ある防犯機器を設備して、ターゲットから外させる「狙わせない防犯」を実施することです。セキュリティハウスの防犯コンセプトが「狙わせない防犯」であり、「狙わなければ泥棒の被害に遭わない」という考え方です。セキュリティハウスとしてはこちらを優先した提案をメインとしております
2つ目は、この「闇バイト強盗」は下見した本人が強盗をするわけではないので、成功率が低くても実行犯に強盗をさせる可能性があります。実行させた場合の対策をしておく必要があります。そういった対策としてフォグガードという写真のような機器はオススメです。フォグガードは白い霧を噴射して視界を遮ります。白い霧の成分は人畜無害でOA機器などにも影響がありません。こちらをご利用いただくことが効果的だと考えております。
セキュリティハウスとしては1つ目の「狙わせない防犯」でターゲットから外させることをメイン提案としていますが、ご要望に合わせてご提案しておりますので関心のある方はお問合せ下さい。