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スタッフブログ

2013年11月14日

6都道府県で自動車盗難・被害5億円。防犯対策は何をすべきか?

テーマ:最近の犯罪について(163)

6都県で車窃盗 被害5億円超

千葉市などに住む男4人の窃盗グループが、埼玉県や千葉県など関東地方の1都5県でトラックなど合わせて230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していたことが、警察の調べで分かりました。

この窃盗グループは、千葉市中央区の無職、O被告(39)など、千葉県や埼玉県内に住む男4人です。
警察の調べによりますと、4人は去年9月、埼玉県新座市にある会社の駐車場からトラック1台を盗んだとして、すでに逮捕・起訴され、警察が余罪について調べを進めていました。
その結果、4人はおととし7月からことし5月までのおよそ2年間に、埼玉県や千葉県など関東地方の1都5県で、トラックやトヨタ製のハイエースなど230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していたことが分かりました。
4人は無人の駐車場などに深夜に侵入する手口で犯行を繰り返し、盗んだ車は千葉県内にあるヤードに運び込んで、1台当たり8万円から20万円で転売していたとみられています。
警察の調べに対し、4人は「盗んで得た金は生活費に使った」などと話しているということです。
4人のうちO被告以外の3人は、窃盗などの罪ですでに懲役1年6か月から5年6か月の実刑判決が確定してます。
(11月13日 17時27分 NHKニュースより抜粋)

 

トラックやトヨタ製のハイエースなど230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していた4人ですが、トラックや自動車の盗難被害は全国各地域で発生しています。

トラック、トラクター、ハイエースなどが人気種類で、日本車は壊れない、と海外に転売されているのです。

夜間無人の駐車場に侵入して盗んでいた、ということですが、こうした「自動車盗難」に対しては「駐車場の防犯力を高める」ことが重要です。

具体的には、

● 外周警備用赤外線センサーで敷地内に入ろうとする侵入者を検知し、音声メッセージで警告したり、ベル・サイレンで威嚇撃退する。

● 人感ライトを設置し、人や車が駐車場内に入ると自動的に照明を点灯し、一定時間後に自動消灯する。

● 人感ライトのすぐ下に防犯カメラを設置する。防犯カメラは赤外線照明内蔵のディナイトカメラとし、自動録画する。

といった防犯対策をすることがお勧めです。

また、駐車場内に防犯灯を設置する、道路からの見通しが悪くないかを見直し、植木の剪定などを行うことも重要です。

駐車場の防犯対策

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2013年11月13日

盗んだ金が少ないから放火した。

テーマ:最近の犯罪について(163)

「お金を置いていないので泥棒の被害に遭わない」
こんなことを考えている方にぜひ知っていただきたい泥棒の被害があります。


「盗んだ金が少なくて」金物店に“放火”の男逮捕

テレビ朝日系(ANN) 11月12日(火)18時40分配信
 「盗んだ金が少なく、ムシャクシャして火をつけた」と供述しています。

 無職のH容疑者(49)は4月、東京・足立区の金物店に侵入し、レジにあった現金3000円やペンチなどの商品3点を盗んだうえ、店にライターで火をつけ、店主の住居を燃やそうとした疑いで逮捕されました。けが人はいませんでした。取り調べに対し、H容疑者は「盗んだ金が少なく、ムシャクシャして火をつけた」などと供述しています。警視庁によりますと、容疑者は、窃盗などの疑いでこれまでに9回、逮捕されています。
(テレビ朝日 ニュースより引用)
実際に泥棒は「侵入しやすい場所」を狙って犯罪対象を選びます。
安全性、容易性、確実性の面で侵入対象を下見し、「ここは侵入しやすい」「ここは安全に犯行を終えることができる」と考え、「ここに侵入しよう」と犯行に及ぶのです。

そんな泥棒の心理に対して、多くの方は「うちには入らない」と漠然と考えています。泥棒の常識と一般の方の常識は違います。その考え方の違いが被害を生んでいます。

小さな店舗でも、アパートでも多くの被害が発生しているにもかかわらず
「お金を置いていないから入られない」と考えているのですね。

今回の金物屋さんもそうだったのかどうかはわかりませんが、残念ながら泥棒に入られ、「お金が少なかったから」放火までされてしまいました。
大切な店舗も、什器備品も、商品も失ってしまいました。

お気の毒としか言いようがありませんが、ぜひとも「予防」を重視した防犯システムを設置されることをお勧めします。
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2013年11月12日

伝説の泥棒、北九州で捕まる。50年泥棒一筋。

テーマ:最近の犯罪について(163)

「刑事に負けたんじゃない。年に負けた」 窃盗“キャリア”50年超の72歳男
2013.7.3 19:53 [窃盗・ひったくり]

 福岡県警早良署などは3日、窃盗などの罪で起訴された住所不定、無職K被告(72)による窃盗などの被害が福岡、北九州両市を中心に184件、被害総額が約1千万円に上ることを確認したと明らかにした。県警はうち5件の計約15万円分を送検し、捜査を終結した。

 同署によると、窃盗の“キャリア”は50年以上で、捜査員の間では伝説的存在。「刑事に負けたんじゃない。年に負けた」と供述しているという。

 K被告はこれまで、捜査段階では一貫して容疑を否認することで有名だったが、今回確認された184件については容疑を認めているという。

 184件の内訳は、2011年8月~今年3月、福岡市などで深夜に美容室や飲食店に忍び込み、現金を盗むなどした疑い。

 送検された5件のうち2件が起訴され、福岡地裁で公判中。4日に判決が言い渡される。
(産経ニュース2013.11.12より引用)
伝説の泥棒が逮捕された、というニュース。
深夜に店舗に侵入する「出店荒らし」の手口です。
どうやって侵入していたかは記載されていませんでしたが、ガラス破り、ドア錠破りなど自分の得意な侵入手口でずっと継続して侵入を繰り返していたと思われます。

セキュリティハウス・センターが設立した当初、唱和59年頃に元京都府警の刑事に顧問になっていただき、犯罪者、特に窃盗犯の手口や心理を学びました。

その時に、例えば「ガラス破り」でも3点破りなどと言って割り方の特徴があり、その割れ方等から「この手口はあいつだ」と想定できることも多かったようです。一つの手口で成功するとずっとその手口を繰り返して熟練して職人のようになります。

もちろん今回のような職人気質のような泥棒もいれば、複数で行う窃盗団もありますし、素人が真似て行う犯罪もあり、今は一概にこんな泥棒ばかりではありません。特に外国人窃盗団などは武器を持ち、荒っぽく破壊音を立てて数分で犯行を終えてしまう、という「凶悪化」「短時間化」した手口で犯行に及びます。

この泥棒も伝説の泥棒であれば、その手口から刑事は追っていたにちがいありません。
50年、泥棒一筋とは・・・。その情熱を別の方に向けていればそちらでも伝説になっていたかもしれませんね。
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2013年11月11日

重さ7750キロのステンレス柵が盗まれる!!

テーマ:最近の犯罪について(163)

大阪で大変なものが盗まれました。


「どうやって運んだ? 重さ7750キロのステンレス柵盗まれる」

産経新聞 11月9日(土)10時5分配信

 大阪府は8日、同府貝塚市二色南町の下水道処理施設「中部水みらいセンター」で保管していたステンレス製の防護柵(時価約62万円相当、高さ約1メートル、総延長約940メートル)が盗まれたと発表した。総重量は約7750キロになり、府は「人力でとても運べるものではなく、どうやって盗んだか想像もつかない」と驚いている。

 府によると、防護柵はもともと転落防止の目的で敷地内の池の周りに設置されていたが、池にふたをすることになったため平成13~15年に撤去。敷地の屋外で保管をしていたが、先月なくなっていることが発覚し、府警貝塚署へ被害届を提出した。

 施設は職員が常駐しているが、昼間は施錠されておらず、誰でも入れるようになっていた。

 

敷地内に設置していたステンレス柵。昼間は無施錠で無防犯。 犯罪環境としては侵入者にとっては最適です。

但し、物は7750キロ。重機を使って持ちだしたのでしょうか? その方法は分かりませんが、窃盗犯にとって金属の塊は現金の束。 ましてステンレス7750キロであれば相当な価格で買い取りしてもらえたのではないかと思います。

ちょっと調べてみましたが1キロ130円としたら100万円。ちょっとびっくりです。

 

どうやって運んだか、防犯カメラがついていればわかるのですが、残念です。

「金属盗難」は「こんなものが盗まれるの?」という持ち主の感覚と実際に高額で取引されている現状とのギャップによって生まれています。

例えばクーラーの屋外機。あんなものを盗むやるがいるはずない、と多くの人が思っていますが、実際には屋外機を狙った侵入窃盗も発生しています。

やはり敷地に中に誰でも簡単に入れる環境が問題だと思います。

外周警備システムで敷地内に人が入ってきた瞬間を赤外線センサーが捉え、大音量のベルや音声メッセージ等で威嚇撃退する、という方法がお勧めです。

又、人感ライト・・人や車が敷地内に入ったら自動的に照明がつくものも効果的です。 その他防犯カメラ、遠隔監視システムなどを設置されることをお勧めします。

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2013年11月7日

竹中商品が国際宇宙ステーション「きぼう」に搭載されています!!

テーマ:セキュリティハウスについて(146)

若田 光一さんが国際宇宙ステーションの船長として11月7日宇宙に飛び立つ、というニュースを多くの方が見られていると思います。 またもビックニュースで、日本人の世界を舞台での活躍に心が躍ります。 この国際宇宙ステーション「きぼう」に、セキュリティハウス・ネットワークの本部である株式会社セキュリティハウス・センターの所属する竹中センサーグループの1社である竹中システム機器のCCDカメラが搭載されています。今も現役で働いています。

 

地球国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」において、無重力で多種タンパク質の特性に合わせた実験条件で結晶作りを行うタンパク質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)と自然対流の影響を排除できる宇宙で結晶成長の様子を詳しく調べる溶液結晶化観察装置(Solution Crystallization Observation Facility: SCOF)の2種の実験装置の観察器材として、PCRFに1台、SCOFに2台、計3台の竹中システム製CCDカメラが使用され、順調に稼働しています。

本日確認したところ現在も現役、ということで、今回の若田船長の実験を支えてくれるのではないかと期待しています。

竹中システム機器株式会社のCCDカメラが国際宇宙ステーションきぼうに搭載。

「鮮明な実験画像、地球に」
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