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スタッフブログ

2013年11月19日

信号の赤はどこにあるのか?その理由は?

テーマ:その他(112)

昨日、大塚商会が実施しているビジネスソリューションフェア2013にて石井住枝氏の特別セミナーがあり受講してきました。題名は「2020年にむけて成長できる人財づくり トヨタの出来る人の仕事ぶり  ~自ら考え、カイゼンし続ける人づくり~」

 

その中で、冒頭、トヨタでは言葉の定義を明確にすること、それがなぜかということを議論することを実践している、ということで、人間の記憶力のあいまいさの例として「信号の赤がどこにあるのか」を質問されました。

自動車を運転する方には当たり前かもしれませんが、助手席でぼーとしている私はちょっと自信がない、って感じでした。正解は「右」。ではなぜ「右」なのか?

これにはいろいろな意見が出ました。右の方が先に見る、目立ちやすい、決まりだから、・・・

正解は日本は左側通行で右ハンドルだから右に赤を持ってきて、赤が一番見えるようにしている、ということでした。右ハンドルだから見えやすい右に赤があるのです。赤が見えないと事故につながるため最も重視しているということです。

同じ理由で歩行者の信号は赤が上。トラックなど背の高い車で隠れて見えないということを避けるため、ということでした。

こうして理由を聞くと人の記憶力は明確になり簡単には忘れません。

多くの人が一カ月もたつとほとんどのことを忘れてしまう・・

それを避けるために言葉の定義を明確にし、理由をきちんと理解することで忘れないということでした。

 

そして、復習をする。 具体的には道路でもう一度信号を見て確かめる。 ここまでしてその記憶はその人の確かな知識となり、日常で忘れるということにならないというのを実感しました。 価値観が違う多くの人が一緒に仕事をしていてきちんと同じ方向、同じ意識になって仕事をするためにはこうした言葉の定義をきちんと行い共有するということを一つ一つ築いていくことが大切なにだということを学びました。 世界でトップレベルのトヨタの強さの秘密を少し見た気がします。
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2013年11月15日

侵入した家の家財道具を全てリサイクル業者に売った泥棒。

テーマ:最近の犯罪について(163)

はっきり言って、ちょっとびっくりしました。
アンビリーバボーなその手口を御紹介いたします。
侵入した家に業者呼び家財道具売り払った19歳

福岡県警八幡東署は14日、北九州市小倉北区の無職少年(19)を邸宅侵入、窃盗容疑で再逮捕した。

 忍び込んだ家の住人になりすまし、リサイクル業者を呼んで家財道具を売り払ったという。

 発表によると、9月21日から同28日頃までの間に同市八幡東区の空き家に侵入。2万円のほか、テレビや炊飯器など11点(計13万6200円相当)を盗んだ疑い。当時、住人の女性(81)は入院中だった。少年は無施錠の窓から侵入し、近くのリサイクル業者を呼びに行き、引き取りを依頼したという。

 女性の娘(60)が同28日に家を訪ね、犯行に気付いて警察に通報。少年は11月2日、再びこの家に忍び込もうとして、住居侵入容疑の現行犯で逮捕されていた。
(読売新聞 11月14日(木)より引用)
何がアンビリーバボーか?というと、「侵入した家の家財を家族になりすましてリサイクル業者に販売した」というところです。

通常の泥棒はどんどん短時間化してきています。
侵入にかける時間も5分以下、犯行時間も10分以下が7割と、できる限り人目につかないように短時間で侵入して短時間で物色してその建物から退出する、というのを理想としています。
「安全性」「容易性」「確実性」を考えて犯行ターゲットを決めているのです。

今回の泥棒は、家族になりすましてリサイクル業者を呼びに行き家電などを換金しています。つまりリサイクル業者に顔を見られていますし長い時間その家にいたことになります。

なぜそれができたのか?
それはその家の家人は入院中だったからです。
下見をして「入院中」であることを知っていた可能性もあるのではないかと推測します。

多くの泥棒は「下見」をします。
家族構成や生活習慣などを長い時間をかけて調べて侵入ターゲットを決定します。
長い時間人が生活している気配がない、というのは、少し気にかければわかります。夜電気がつかない、洗濯物が干されない、外出しない、雨戸の開け閉めがない・・・電気のメーターまで確認する泥棒もいます。

今回も入院中ということはわからなかったとしても、長い間無人ということはわかっていたのだと思います。
この泥棒はもう一度侵入しようとして、あらかじめ現場を見張っていた警察に現行犯で逮捕されました。
「夢よ、もう一度」にはならなかった、ということですね。
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2013年11月14日

6都道府県で自動車盗難・被害5億円。防犯対策は何をすべきか?

テーマ:最近の犯罪について(163)

6都県で車窃盗 被害5億円超

千葉市などに住む男4人の窃盗グループが、埼玉県や千葉県など関東地方の1都5県でトラックなど合わせて230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していたことが、警察の調べで分かりました。

この窃盗グループは、千葉市中央区の無職、O被告(39)など、千葉県や埼玉県内に住む男4人です。
警察の調べによりますと、4人は去年9月、埼玉県新座市にある会社の駐車場からトラック1台を盗んだとして、すでに逮捕・起訴され、警察が余罪について調べを進めていました。
その結果、4人はおととし7月からことし5月までのおよそ2年間に、埼玉県や千葉県など関東地方の1都5県で、トラックやトヨタ製のハイエースなど230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していたことが分かりました。
4人は無人の駐車場などに深夜に侵入する手口で犯行を繰り返し、盗んだ車は千葉県内にあるヤードに運び込んで、1台当たり8万円から20万円で転売していたとみられています。
警察の調べに対し、4人は「盗んで得た金は生活費に使った」などと話しているということです。
4人のうちO被告以外の3人は、窃盗などの罪ですでに懲役1年6か月から5年6か月の実刑判決が確定してます。
(11月13日 17時27分 NHKニュースより抜粋)

 

トラックやトヨタ製のハイエースなど230台、被害総額が5億2000万円を超える窃盗を繰り返していた4人ですが、トラックや自動車の盗難被害は全国各地域で発生しています。

トラック、トラクター、ハイエースなどが人気種類で、日本車は壊れない、と海外に転売されているのです。

夜間無人の駐車場に侵入して盗んでいた、ということですが、こうした「自動車盗難」に対しては「駐車場の防犯力を高める」ことが重要です。

具体的には、

● 外周警備用赤外線センサーで敷地内に入ろうとする侵入者を検知し、音声メッセージで警告したり、ベル・サイレンで威嚇撃退する。

● 人感ライトを設置し、人や車が駐車場内に入ると自動的に照明を点灯し、一定時間後に自動消灯する。

● 人感ライトのすぐ下に防犯カメラを設置する。防犯カメラは赤外線照明内蔵のディナイトカメラとし、自動録画する。

といった防犯対策をすることがお勧めです。

また、駐車場内に防犯灯を設置する、道路からの見通しが悪くないかを見直し、植木の剪定などを行うことも重要です。

駐車場の防犯対策

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2013年11月13日

盗んだ金が少ないから放火した。

テーマ:最近の犯罪について(163)

「お金を置いていないので泥棒の被害に遭わない」
こんなことを考えている方にぜひ知っていただきたい泥棒の被害があります。


「盗んだ金が少なくて」金物店に“放火”の男逮捕

テレビ朝日系(ANN) 11月12日(火)18時40分配信
 「盗んだ金が少なく、ムシャクシャして火をつけた」と供述しています。

 無職のH容疑者(49)は4月、東京・足立区の金物店に侵入し、レジにあった現金3000円やペンチなどの商品3点を盗んだうえ、店にライターで火をつけ、店主の住居を燃やそうとした疑いで逮捕されました。けが人はいませんでした。取り調べに対し、H容疑者は「盗んだ金が少なく、ムシャクシャして火をつけた」などと供述しています。警視庁によりますと、容疑者は、窃盗などの疑いでこれまでに9回、逮捕されています。
(テレビ朝日 ニュースより引用)
実際に泥棒は「侵入しやすい場所」を狙って犯罪対象を選びます。
安全性、容易性、確実性の面で侵入対象を下見し、「ここは侵入しやすい」「ここは安全に犯行を終えることができる」と考え、「ここに侵入しよう」と犯行に及ぶのです。

そんな泥棒の心理に対して、多くの方は「うちには入らない」と漠然と考えています。泥棒の常識と一般の方の常識は違います。その考え方の違いが被害を生んでいます。

小さな店舗でも、アパートでも多くの被害が発生しているにもかかわらず
「お金を置いていないから入られない」と考えているのですね。

今回の金物屋さんもそうだったのかどうかはわかりませんが、残念ながら泥棒に入られ、「お金が少なかったから」放火までされてしまいました。
大切な店舗も、什器備品も、商品も失ってしまいました。

お気の毒としか言いようがありませんが、ぜひとも「予防」を重視した防犯システムを設置されることをお勧めします。
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2013年11月12日

伝説の泥棒、北九州で捕まる。50年泥棒一筋。

テーマ:最近の犯罪について(163)

「刑事に負けたんじゃない。年に負けた」 窃盗“キャリア”50年超の72歳男
2013.7.3 19:53 [窃盗・ひったくり]

 福岡県警早良署などは3日、窃盗などの罪で起訴された住所不定、無職K被告(72)による窃盗などの被害が福岡、北九州両市を中心に184件、被害総額が約1千万円に上ることを確認したと明らかにした。県警はうち5件の計約15万円分を送検し、捜査を終結した。

 同署によると、窃盗の“キャリア”は50年以上で、捜査員の間では伝説的存在。「刑事に負けたんじゃない。年に負けた」と供述しているという。

 K被告はこれまで、捜査段階では一貫して容疑を否認することで有名だったが、今回確認された184件については容疑を認めているという。

 184件の内訳は、2011年8月~今年3月、福岡市などで深夜に美容室や飲食店に忍び込み、現金を盗むなどした疑い。

 送検された5件のうち2件が起訴され、福岡地裁で公判中。4日に判決が言い渡される。
(産経ニュース2013.11.12より引用)
伝説の泥棒が逮捕された、というニュース。
深夜に店舗に侵入する「出店荒らし」の手口です。
どうやって侵入していたかは記載されていませんでしたが、ガラス破り、ドア錠破りなど自分の得意な侵入手口でずっと継続して侵入を繰り返していたと思われます。

セキュリティハウス・センターが設立した当初、唱和59年頃に元京都府警の刑事に顧問になっていただき、犯罪者、特に窃盗犯の手口や心理を学びました。

その時に、例えば「ガラス破り」でも3点破りなどと言って割り方の特徴があり、その割れ方等から「この手口はあいつだ」と想定できることも多かったようです。一つの手口で成功するとずっとその手口を繰り返して熟練して職人のようになります。

もちろん今回のような職人気質のような泥棒もいれば、複数で行う窃盗団もありますし、素人が真似て行う犯罪もあり、今は一概にこんな泥棒ばかりではありません。特に外国人窃盗団などは武器を持ち、荒っぽく破壊音を立てて数分で犯行を終えてしまう、という「凶悪化」「短時間化」した手口で犯行に及びます。

この泥棒も伝説の泥棒であれば、その手口から刑事は追っていたにちがいありません。
50年、泥棒一筋とは・・・。その情熱を別の方に向けていればそちらでも伝説になっていたかもしれませんね。
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