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スタッフブログ

2013年12月2日

空き家対策

テーマ:最近の犯罪について(163)

空き家が周囲に増えている、というのに気付いている方も多いと思います。
私の家の2軒隣の薬局も経営されていた老夫婦がなくなり今は空き家。
時々そのガレージに車が止まっていたりすると「なんだろう?」と気になりながら見ていますが所詮他人のお家。表面だって問題でもない限りなにもできないのが現状です。

しかし、例えば空き家にたばこを投げ捨てられてそれが雑草に燃え移ったら・・?不良青少年のたまり場になったら・・・?タヌキやいたち、ネズミが住みついたら・・・?考えるだけで大変です。

空き家は、防犯・防災・衛生上に問題となるため、本来地域でどうにかしないといけない問題ですが、なかなか家族が見つけられなかったり、家族に連絡がつかなかったりでそのままになっていることも多いようです。

住宅サーチでの住宅ねっと相談室カウンセラー 司法書士 石田 光廣氏はコラムにて「隣家が空き家になった」に関する質問に下記の通り回答しています。

 

最新の調査(総務省「平成20年住宅・土地統計調査」)では、全国で平均13.1%の空き家が報告されています。最新といっても5年前のデータですので、現在はもっと増えていると思われます。 人口減少時代に突入した日本では、空き家の問題がどの町でも大きな社会問題となっています。  

家は人が住まなくなって1年以上放置すると、あっという間に朽ち始めます。特に、雨漏りが始まったら、あとは一気です。  

空き家の原因としては、相続人の話し合いがうまく進まなかったり、親の家に住む子供が減ったことなどが挙げられますが、いろんな要因が重なり合っている場合が多く、所有権の壁にも阻まれ、解決は一筋縄ではありません。  

また、特定の地域に限らず、都会の高級住宅街と言われてきた町でも、一律に増加しています。  

対処の方法ですが、地元自治体役所の建築指導課に相談に行ってください。

行政としても、私有財産には簡単に立ち入りできるものではありませんが、周辺住民の安全や健康に被害がおよぶ恐れが高い場合は、代執行ということも考えらます。

  また、最近は各行政単位で空き家条例を施行し、対策を制度化し始めていますので、行政担当者とじっくり相談して、安心な生活環境を取り戻してください。そして、行政任せだけでなく、住民も空き家の存在を把握して、注意を払うように意識してください。  

さらに、自分の家は空き家にしないという啓発活動も必要ですね。

地域でできることとしては、
●空き家の存在を把握する。
●行政に働きかけその持ち主を探してもらい、対応してもらう。
●敷地内に侵入の防止策が講じられているか、施錠されているかを確認し、施錠がしていない場合にはしてもらう。
●建物周辺に雑誌や段ボールなど、火をつけられやすいものが置いてある場合には処分してもらう。
●窓ガラスが壊されている場合には塞いでもらう。
●電源が遮断されているか、あるいはガスが供給停止されているかなどを確認しまだの場合には止めてもらう。
●敷地内の雑草が枯れ草になると、たばこの投げ捨て等で火災予防上出火する危険があるため、草の刈り取りを依頼する。又は地域で行う。
といったことがあります。

犯罪者は「割れ窓理論」にあるように割れた窓をそのままにしておくような地域を狙います。犯罪者から「この地域は防犯意識が低く、地域コミュニティが希薄である」と思われると犯罪者に狙われやすいのです。
そうならないようにしていくことが大切です。
こうしたことは個人情報でもありなかなか踏み入れられない部分でもありますが問題になる前に、早めの確認がまず必要です。
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2013年11月29日

コンビニ強盗の手口

テーマ:最近の犯罪について(163)

年末が近づくにつれて多くなるのが強盗。
コンビニ強盗の被害ニュースがけっこう目につくようになってきました。
コンビニ強盗、と言えば、帽子、マスクで顔を覆い、レジの近くにきてナイフを出してレジの中のお金を奪う、という方法を思い浮かべますが、実際には色々な方法をしているようです。

● 伊勢佐木署は26日、窃盗の疑いで、横浜市中区松影町3丁目、無職男の容疑者(29)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午後9時半ごろ、同区不老町1丁目のコンビニで、カウンター内のレジから現金20万5千円を盗んだ、としている。
同容疑者は女性店員がカウンターに背を向けて接客中だった隙に侵入。開いていたレジから現金を抜き取ったのを目撃した女性店員が非常用ブザーを鳴らし、駆け付けた男性店員2人が取り押さえた。
約5分前の午後9時25分ごろには、現場から約400メートル離れた同区扇町2丁目のコンビニで強盗未遂事件が発生。手口や容疑者の特徴が似ていることから、同署が関連を調べている。
(カナコロ 8月27日より引用)

● 戸塚署は26日、窃盗の疑いで、鎌倉市寺分1丁目、派遣社員の男(23)を逮捕した。逮捕容疑は、10月15日午前4時45分ごろ、横浜市戸塚区戸塚町のコンビニで、レジ内にあった現金約10万円を盗んだ、としている。
同容疑者はレジの男性店員に段ボールを要求。店員が店外の倉庫に向かった際、無施錠のレジから盗んだ。レジ前に携帯電話を落としたため、同容疑者が浮上した。
(カナコロ11 月26日)

接客中を狙ったり、わざとバックヤードに行かせたり・・というのはコンビニ以外でもよく窃盗犯が行う方法で注意が必要です。

● 店員は複数名が常に店舗にいるようにする。

● 来店時には顔を見て「いらっしゃいませ」と声かけを徹底する。

● 防犯カメラを店舗内だけでなく駐車場、店舗入り口にも設置し、店舗内に入店した時の顔を録画できるようにしておく。防犯カメラは逆光でも鮮明な画像で録画することができる機能のものを設置する。

お勧めは顔やナンバープレートまで読み取ることができるフルハイビジョンカメラ。

● ワイヤレス式の非常用押しボタンを活用した緊急通報システムを導入する。

● 異常発生維持に通報を受けた経営者がリアルタイムの状況を動画と音声でッ外出先からでも確認できる遠隔監視システムi-NEXTを導入する。

といった防犯対策をお勧めします。

強盗対策 詳細はこちら

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2013年11月28日

トラクター盗難多発

テーマ:最近の犯罪について(163)

トラクター盗難が急増しています。

産経新聞 11月27日(水)より下記引用。  

農家からトラクターが盗まれる被害が、全国で急増している。

今年4~7月に三重県で多発していた被害が10月下旬以降は滋賀県で増えるなど、集中的に犯行を重ねて舞台を移す窃盗集団の存在がうかがえる。

滋賀県内では10月以降、22台が盗まれ、被害額は8500万円に。防犯カメラの位置や人通りの少ない時間帯を把握し、施錠など防犯措置を講じたものの難なく盗み出す周到さが目立つ。

今月21日にはベトナム人が逮捕され、警察は「需要が高まる東南アジアなど海外へ売却している」とみて捜査を進める一方、農家に注意を呼びかけている。  

◆策万全のつもりが…  滋賀県甲賀市で農業を営む男性(59)は今月11日朝、自宅近くの農場で倉庫内などに置いていたトラクター3台がなくなっているのに気づき呆然(ぼうぜん)とした。  トラクターの盗難被害が多発しているとの噂を耳にし、農場入り口に防犯カメラを設置、バリケード代わりにトラックを横付けするなど対策を講じていた。しかし、現場のタイヤ痕などから、人通りが少なくカメラの死角だった裏口から盗み出されたとみられる。「万全の策を取ったつもりだった。まさか狭い裏口から…」と表情を曇らせた。

 別の農家では、深夜に複数の人物がトラクターの一部を取り外し、エンジンをかけて動かしながらトラックに積み込む様子が防犯カメラに収められていた。  

◆標的は大型高級機種  

トラクター盗は近年、全国で増加している。全国農業共済協会によると、農機具の盗難に遭った農家に対する保険金の支払いは、平成22年度は76件で8900万円だったが、23年度は129件で1億9千万円、昨年度は263件で5億7千万円と急増。保険金が支払われた被害のうち6割をトラクターが占めた。  

「キャビン(個室)タイプの運転席を持ち、エアコンなどを備えた大型の高級機種が狙われている」と農機具メーカーなどでつくる日本農業機械化協会。

高級機種は新車で500万~1千万円、中古でも半額から2割落ち程度のものが多いといい、盗難車の流通を防ぐため協会は今年1月、盗まれたトラクターの車体番号などを被害農家に報告してもらう仕組みを作った。  

あるメーカーは「これまで狙われるケースが少なく、多くの機種で共通の鍵が使われるなど製造者側の防犯意識も薄かった」と説明。車体の振動を感知し警報音を出す防犯装置の設置などを所有者に勧めている。

自動車盗難、特にトラクターの盗難が農家で多発しています。

この記事では防犯カメラの死角をついて侵入されていたということです。
確かに防犯カメラを付けたからといって犯罪に遭わないかというとそうではなく、
防犯カメラを設置していることにより「人目にさらされている」「顔を見られる」ということで避ける傾向にあるため「抑止効果が期待できる」ということです。
残念ながら犯罪に対して100%はありません。

しかしながら、防犯効果を高める設置のポイントはあります。
例えば防犯カメラの設置位置。今回も設置していない裏口から侵入されていました。やはり防犯カメラは「侵入想定口をつぶす」設置をする必要があります。
複数出入り口がある場合にはやはりその出入り口に、そして対象物であるトラクターの置き場所全体も映し出せるようししておく必要があります。

又、カメラの性能も重要です。夜間の犯罪が中心となりますので照度が低いことを考慮して赤外線照明内蔵のディナイトカメラを設置することが必要です。
ナンバープレートまで読み取るにはフルハイビジョンカメラとなります。


防犯カメラで録画するだけでは、侵入者が侵入するのをその場で知ることはできません。
侵入検知センサーとの連動で不審者が敷地内やトラクターに近づいたり、トラクターに振動を加えたら自宅内で知ることができるとともに、その場で音と光で威嚇撃退することがお勧めです。
画像録画はあくまで事後確認です。


つまり、単に防犯カメラを漠然とつけたから安心、ということではないということをまず認識していただき、犯罪者の心理を考えて犯罪者が下見をした時に「ここはやめよう」という気持ちにさせるような「見せる防犯」を行うことが重要なのです。ぜひ、そうした提案のできる防犯のプロにご相談されることをお勧めします。

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2013年11月27日

玄関の施錠とごみ置き場の清掃は防犯対策

テーマ:セキュリティハウスについて(146)

セキュリティハウスモリタカの中島社長が中国新聞の「ひとネット」で取材を受けました。

以下記事を紹介します。

ひとネット

「玄関の施錠とごみ置き場の清掃が、身近な防犯対策」と話すのは、防犯設備販売のモリタカ’(広島市南区)の中島博文社長。9年間で120回以上、侵入盗への対策を広島市内で紹介してきた。

「玄関を見れば、その家の防犯意識がだいたい分かる」という。

「簡単に逃げられそうな家が泥棒に狙われやすい」

住民のつながりが強い地域ほど、ごみ置き場がきれいという。「友人が空き巣に入られたのが活動のきっかけ。今後も続けたい」(山本 賢二郎)

 

セキュリティハウスモリタカは平成14年5月セキュリティハウス・ネットワークに加盟。 中島社長は防犯設備士として防犯講演会など啓蒙活動を積極的に実施されています。広島の防犯伝道士語録もありますのでご参考にして下さい。

 

犯罪者は犯罪の起こしやすい環境を好みます。
「割れ窓理論」というのを御存知の方も多いと思いますが、ニューヨークで自動車の割れた窓をそのままにしていると自動車そのものが部品を盗まれ、タイヤを盗まれあっという間に原型をとどめなくなったことで、割れた窓をそのままにしない、列車や建物の落書きをそのままにしない、という活動を徹底的に行い、軽犯罪をなくすようにしていったら殺人や強盗など凶悪犯の被害も劇的に減少した、と言われています。

地域住民がきちんとつながりがありコミュニティが活発である地域というのは「人の目」が行きとどいており、犯罪が発生しにくいということです。
ゴミ置き場の清掃はその象徴です。
又、住民間だけでなく、往来の人への「おはようございます」「こんにちは」といった顔を見てのご挨拶も犯罪が発生しにくくする活動の一つです。
お金もかかりませんからぜひ皆さんで実施していただければと思います。
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2013年11月26日

狙われる「歩きスマホ」。

テーマ:最近の犯罪について(163)

いつの間にかスマートフォンがメインになってきた携帯電話市場ですが、 読売新聞11月22日記事によると、歩きながらiPhoneを見ている人を狙う「iPhoneひったくり事件」が起きています。

13日から18日にかけて、東京・秋葉原や上野などで、12件も発生しています。

又、iPhoneの窃盗事件は昨年の9月にも起きています。近畿地方の携帯電話販売店から組織的に盗まれたもので、iPhone5発売当日の早朝に、大阪の3店舗などで220台が盗まれています。

 

iPhoneが狙われる理由としては、

● iPhoneが中古市場でも人気で、価格が高いこと。国内はもとより中国などでも高値で売買されている。

● スマートフォン中古市場の活発化により、iPhoneを買い取る業者が増えたため、転売しやすいこと。大手販売店や大手ショッピングサイトが、スマートフォンの中古買い取り・販売を行っている。

が上げられます。

 

MMD研究所は、2013年11月13日~11月15日にかけて、スマートフォンを所有している18歳以上の男女558人を対象に「歩きスマホに関する実態調査」を実施しました。

■ スマートフォン依存度、最も依存度が高かったのは20代で64.7%

■ 「歩きスマホ」57.1%が経験と回答、日常的に操作する人の5人に1人が事故か怪我を経験

■ 約8割が「歩きスマホ」に対して迷惑と感じている

といったことが調査の結果上げられています。

ひったくりやストーカーなどは、携帯電話で話をしながら歩いていたり、メールをしながら歩いていたりすると「注意力散漫」とみなし、犯罪対象にします。

まして、iPhoneは確実に数万円で換金できる、となれば狙われる理由は充分あるのです。

スマートフォンの中には写真、メモ、携帯電話番号、メールアドレスなど個人情報がぎっしり入っており、ノートパソコンと同様盗まれた本人にとっても日常生活に支障が出ますが、それ以上に個人情報漏洩で友人知人に多大な迷惑をかけることとなります。

こうしたiPhoneのひったくりを防止するためには、「歩きながらの使用をやめる」ということですが、なかなかこれは難しいですよね。

ただ、後ろにも注意をしっかりはらうことだけでもずいぶん違うと思うので注意を徹底しましよう。ひったくりだけでなく衝突や交通事故なども多いので注意が必要です。

又、万が一iPhoneを盗まれた場合、「iPhoneを探す」という機能によって、ユーザーの操作によって遠隔ロックをかけることができます。

あらかじめiCloudで「「iPhoneを探す」のアプリケーションをダウンロードしてオンにしておくことが必要です。この機能により地図上でiPhoneを探したり、リモートでロックをかけるようにしたり、消去したりすることが可能です。

又、通信会社に連絡すると電話機を使用できないように制限することもできます。

神奈川県ではスマートフォン入りのバッグを盗まれた女性(28)が、全地球測位システム(GPS)機能を使ってスマホの位置を特定し、窃盗容疑者の逮捕につなげていました。

盗まれないように予防すると同時に、次の手を打てるようにしておくことが重要です。

 

携帯ショップでのiPhone盗難防止には、その場で音・光で威嚇撃退するとともに、フォグガードで霧を噴射し視界を遮ることがお勧めです。

多くの被害にあった携帯ショップでも警備会社との契約をしていましたが、警備員が駆け付けた時には既に犯行を終えてしまった後でした。

携帯ショップや宝石貴金属店、リサイクル店を狙う窃盗団の犯行時間は1~数分。駆け付け警備では犯罪を防ぐことはできないほど短時間化が進んでいます。

そのために、その場でのベルやサイレンなどによる威嚇撃退とともに視界を遮ぎ被害を最小に抑えるシステムの導入が進んでいます。

フォグガードの動画はこちら

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