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スタッフブログ

最近の犯罪について

2014年3月24日

フードディフェンスを考える上で必要なこと

「フードディフェンス」という言葉をここ数カ月非常によく耳にするようになりました。

食品を守る・・・フードディフェンスを考えている企業が急増しています。

あの異物混入事件前後から特に食品工場では、食品を守るための防犯カメラの設置が取り引きの上で必須条件、といった情報も聞いたことがあります。

フードディフェンスのためには、外部からの犯罪対策、内部犯罪対策、作業ミス防止の3面から考える必要があります。

たしかに防犯カメラを設置することで「抑止力」として犯罪が発生しにくい環境を作ることができます。

但し、実際には、その防犯カメラの性能によっては録画されている画像を引き伸ばすと不鮮明であったり夜間照明がない場合には暗くて充分な画像が映っていない、ということもあります。

どういう性能の防犯カメラなのかまできちんと拘って、どんな場面を映したいのか、その現場の条件などをきちんと業者に伝え防犯カメラを選択する必要があります。 価格だけで安いものを選ぶと性能面はもちろんのことメンテナンスの面でも不具合時に対応が十分でないケースも見受けられます。一度購入すると5年以上は使用するものですから、その期間不具合に対してきちんと対応できるメーカーの商品、販売代理店を選択していないと後々大変なことになります。

防犯カメラの選択は価格だけでなくそうした品質保証面、アフターメンテナンス面も含めて総合的に判断する必要があります。性能に関しては、画素数などを言われてもピンとこないことが多いでしょうから、「自動車のナンバープレートまで録画映像で読み取ることができるカメラ」といった表現で指定すべきだと思います。

特に店舗や工場の場合には、防犯カメラだけで目的は果たすことができるでしょうか?

厳密に言えば、防犯カメラは何か異常が発生した時点で確認する「事後確認」が中心のシステムです。

犯罪を防ぐ、という面ではそれだけでは不十分と言わざるをえません。

外部からの侵入者による犯罪を防ぐためには、外部からの侵入を許さない、侵入しようとした瞬間に検知し音と光で威嚇撃退すすシステムがお勧めです。・・・・・・外部から不審者を入れない「外周警備・侵入警戒システム

外部からの侵入者対策とともに内部犯行を防止するためには、入室できる人間を制限するとともに誰が、いつ入室して、いつ退出したかが自動的に記録される「入退出管理システム」がお勧めです。特に生産ラインごと、建物ごとなどで別に管理するとともに、侵入警戒システムや防犯カメラシステムと連動させることでより「安全」を手に入れることができます。

従来のカメラの約6倍の高画像で生産ラインの手元や駐車場の車のナンバープレートまで鮮明に読み取ることができるフルハイビジョンカメラ

管理責任者がいつでもどこからでも現場の生産ラインの状況を手元まで確認できる「遠隔監視システムi-NEXT

こうしたシステムを連動させることで本当の意味での「フードディフェンス」をかなえることができるのではないでしょうか?

 

 

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2014年2月25日

硝酸銀水溶液を盗み廃液業者に転売

感動のソチオリンピックが閉会しました。浅田真央選手の素晴らしい演技と涙、笑顔に一緒に泣いた方も多いと思います。記録にはならなかったけれど、記憶に残る素晴らしい演技だったと思います。

そんな感動を与える人間もいれば、子会社の物を盗んで転売する、という狡い人間もいます。今回は富士フイルムの社員で、硝酸銀水溶液を盗み廃液業者に転売していました。

富士フイルム社員、子会社から硝酸銀2億円分窃盗した疑いで逮捕 富士フイルムの社員が、銀が含まれる化学溶液を子会社から盗んだとして逮捕されました。被害総額は3年間で、およそ2億円にのぼるとみられています。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、富士フイルムの社員・A容疑者(51)で去年12月、以前出向していた富士フイルムの子会社の敷地内から100万円以上に相当する硝酸銀水溶液およそ32リットルを盗んだ疑いが持たれています。

 硝酸銀水溶液は写真の感光剤の原料として利用されていて、去年10月に在庫を調べたところ、およそ3700リットル分が無くなっていることが判明し、防犯カメラなどからA容疑者が浮上したということです。A容疑者は盗んだ硝酸銀水溶液を廃液業者に転売していて、被害総額はおよそ2億円にのぼるとみられています。

(TBS系(JNN) 2月24日(月)より引用)

北京オリンピック等で金属価格が高騰し、金属を盗んで業者に転売する「金属盗」が数年前から多かったのですが、硝酸銀水溶液を廃液業者に転売というのは初めて耳にしました。

以前出向していた子会社とありますので、どこに在庫があるのかもわかっており盗みだすのも難しくなかったのではないかと思います。

というのが、多くの会社が社員が退職したり移動しても鍵の場所、セキュリティの暗証番号などをいちいち変更したりはしていないことが多いからです。

出向していた、ということはある程度長い時間その会社で働いていたということで、そこに後に侵入するのはまったく新しい場所に比べて比較にならない位たやすいということです。

だからこそ、鍵だけではだめということで、入退出管理システムで、入室できる人を限定し、退職したり移動した場合にはすぐにその人のデータを消去することで入室できないようにする必要があります。

又、誰が、いつ入室し、いつ退出したかを自動的に記録することができます。

今回は防犯カメラで犯人にたどりつくことができましたが、防犯カメラも犯人の顔が鮮明でないと犯人逮捕には結びつきません。今設置しているカメラの録画映像を見直す必要があると思います。 ここ1、2年で防犯カメラの映像が大きく進化。フルハイビジョンカメラでは従来の6倍以上と、非常に鮮明です。

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2014年2月19日

オリンピック中継は防犯になる?

羽生選手の華麗な演技、葛西選手の涙と新ヒーローの活躍で日本列島熱くなったり、感動している人も多いと思います。
ふと、このソチオリンピックは「防犯」にプラスかマイナスか?と考えてみました。

まず、多くの人が深夜にも関わらず実況中継を見ている、という事実です。
フィギュアスケート男子FSは瞬間最高視聴率23.1%という数字です。

日本時間15日未明に、羽生結弦選手(19)が金メダルを獲得したソチ冬季五輪・フィギュアスケート男子FSを中継した、フジテレビ系の中継番組の視聴率が、関東地区で平均16・6%、瞬間最高23・1%を記録したことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。 番組は14日午後11時から翌15日4時50分にわたって放送。日本男子フィギュア初の金メダルに期待が集まり、深夜帯に5時間40分の長時間放送だったが、異例の高数字をマークした。(ディリースポーツ2月17日より抜粋)

4人に一人がこの実況中継を見ていた、ということで、この数字には驚きました。
夜の11時から朝の5時前まで、ずっとではないにしても起きている人がこれほどいる、というのは日常あまりありません。
泥棒の手口の一つである「忍び込み」の侵入時間としては最も多いのが2時前後。つまり通常であれば就寝中の時間帯です。
ところが、このオリンピック期間中は、深夜にもかかわらず起きてテレビを見ている家が多い、ということで、忍び込みの手口での侵入窃盗は非常にやりにくい、ということがいえると思います。
(とは言っても、TVに熱中し過ぎて、どこまで効果があるかは??ですけどね)

犯罪者、というのは人目につくのを最も嫌がります。
侵入防止4原則、というのを警察が発表していますが、
① 目(人目につくのを嫌がる)
② 音(音が鳴るのを嫌がる)
③ 光(明るく照らされるのを嫌がる)
④ 時間(犯行に時間がかかるのを嫌がる)
ということですが、音と光、時間も「人目につきやすくなる」ので嫌ということで
人目につかずにそっと侵入できる環境を最も好むということです。

但し、一般家庭では夜間に侵入する「忍び込み」よりも、昼間留守宅を侵入する「空き巣」の方が多いため、安心するのは早計です。

やはり24時間、家族がいる時も、無人の時も守ってくれる「予防」を重視した自主機械警備システムが最適ですよ。

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2014年1月27日

食品工場 農薬混入 部屋間は施錠せず

「痛恨の極み」=マルハニチロ社長ら陳謝-管理体制不備認める

記者会見場には自主回収したものと同種の冷凍食品が並べられた。奥は頭を下げるマルハニチロホールディングスと子会社アクリフーズの両社長ら=25日夜、東京都江東区のマルハニチロホールディングス本社  

 

農薬混入事件で契約社員が逮捕されたことを受け、マルハニチロホールディングス(HD)の久代敏男社長や子会社のアクリフーズの田辺裕社長らが25日夜、東京都江東区のHD本社で記者会見し、「痛恨の極み。お客さまに多大な不安を与え、深くおわびする」と謝罪した。  

アクリフーズによると、逮捕された阿部利樹容疑者(49)は2005年10月の入社から一貫してピザ生地の加工を担当していた。給料は三段階あるランクの真ん中。新入社員の面倒を見るなど明るい性格で、勤務態度に問題はなかったという。職場への不満などについて、同社幹部は「特に報告を受けていません」と繰り返した。  今月6日以降は返品された商品に関する作業を担当。10日に事件に関する社内のヒアリングを受け、14日の勤務を最後に無断欠勤。上司が携帯電話に連絡したが、不通だった。  

出席した幹部は「(同容疑者は)ピザ生地以外を作ることはない」と説明したが、群馬工場内では各部屋は施錠されておらず、従業員であれば自由に移動できたという。  従業員の制服にポケットはついていないが、入室前にボディーチェックなどはしておらず、私物の持ち込みも可能だった。「基本動作を怠った」「大変な不備があった」。田辺社長は神妙な顔つきで繰り返した。(2014/01/26-00:34)

工場包装室で混入か=業務で立ち入り可能―農薬混入、逮捕の契約社員・群馬県警 時事通信 1月27日(月)6時6分配信  

マルハニチロホールディングスの子会社アクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)製の冷凍食品に農薬のマラチオンが混入された事件で、偽計業務妨害容疑で逮捕された契約社員阿部利樹容疑者(49)が、工場内の包装室に立ち入り、農薬を混入した疑いのあることが27日、捜査関係者の話で分かった。同容疑者はピザの加工ラインを担当していたが、加工担当者が包装室に入ることは、業務の一環として行われていたという。  県警は、農薬混入が確認された10月3日~11月5日の10日間に、阿部容疑者が包装室に出入りしていなかったか、当時勤務していた従業員らを事情聴取して確認を進めている。  

阿部容疑者が勤務していたピザ生地生成のラインは、他のラインより隣の従業員との間隔が広く、混入は比較的容易な状況だった。ただ、同容疑者は少なくとも、ピザ以外にコロッケ2種類とチキンナゲットにも混入したとされる。  

同工場の製造ラインは、ピザ、コロッケ、フライなどに分かれ、別々の部屋に仕切られている。各部屋で加工された食品は全て、施錠された急速冷凍室を経て、仕切りのない包装室に送られる。  

同社や従業員の話によると、各ラインの部屋は未施錠だったが、加工作業中に担当者以外が出入りすれば目立ち、ライン上の製品に手を出すことは困難だった。一方、同工場は次工程のチェックを奨励しており、加工担当者が包装室に入って出来上がりを確認することは、業務の一環だった。 

多くの新聞やニュースで犯人逮捕のニュースが流れており、目にされた方も多いと思います。
ニュースの中で防犯上で気になったのが、
① 各ラインの部屋が未施錠で出入りができる。
② 各部屋への入室退出の記録(氏名:日時)がされていない。
③ 各ラインの管理が不十分

こうした事件が発生した場合会社が受ける被害の大きさは今回の結果を見てもあきらかです。2社の社長が引責辞任。多くの返品の山。
そしてなくしてしまったお客様の信用。取引先の信頼。

そうならないためにも、
● 従業員が入ることができる部屋以外には入れないしくみと、何時にどの部屋に入室して何時に退出したかが記録されている「入退出管理システム」
● 入退出管理システムと連動させ、詳細な画面まで引きのばして確認できるフルハイビジョンカメラの導入。
● 何か問題が発生した時点で外出先などから監視できる遠隔監視システム
などの導入をお勧めします。
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2014年1月20日

個人資料館から刀盗難。

甲府市にある個人の資料館の入り口が壊され、中から日本刀などが盗まれました。

 19日午後2時半ごろ、甲府市の木造平屋建ての建物の入り口のシャッターが壊されているのを所有者の男性(88)が見つけて通報しました。警察によりますと、建物の中には男性が収集した古美術品が展示されていて、日本刀や掛け軸などが盗まれたということです。  被害に遭った男性:「盗んだ人がどういうつもりか知らないけど、私の貴重な家宝なので、ぜひ戻して頂ければありがたいです」  今月上旬には鍵は壊されていなかったということで、警察は窃盗事件として捜査しています。

(テレ朝1月20日より引用)

個人の資料館から家宝の日本刀や掛け軸等が泥棒に盗まれました。
シャッターが破壊されておりそこから侵入されました。

今月上旬には鍵が壊れていなかった、との記述がありますので
鍵をかけていたのだとわかりますが、防犯システムの有無に関しては
なんら記載がありません。何も対策をしていなかったのではないかと推測します。

日本刀や掛け軸といった古美術は古美術商などに持ち込まれるだけでなく
インターネットオークションや個人の収集家へ直接販売などで換金されることも多いようです。盗品ですが写真などが持ち主側にないとなかなか盗品を特定することも難しいようです。
日本国内だけでなく海外でも高値で販売されています。

シャッターのこじ開けにはシャッターセンサーを設置しておけば
こじ開けられた時に瞬時にベルなどを鳴らし威嚇撃退することができます。
又、マグネットスイッチを扉に設置したり、室内用パッシブセンサーを資料館内に設置することで建物の中に入られる前に威嚇撃退することが可能です。

資料館をせっかく個人で持たれたのであればやはり防犯システムも設置しておくべきだったと思います。
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