甲府市にある個人の資料館の入り口が壊され、中から日本刀などが盗まれました。
19日午後2時半ごろ、甲府市の木造平屋建ての建物の入り口のシャッターが壊されているのを所有者の男性(88)が見つけて通報しました。警察によりますと、建物の中には男性が収集した古美術品が展示されていて、日本刀や掛け軸などが盗まれたということです。 被害に遭った男性:「盗んだ人がどういうつもりか知らないけど、私の貴重な家宝なので、ぜひ戻して頂ければありがたいです」 今月上旬には鍵は壊されていなかったということで、警察は窃盗事件として捜査しています。
(テレ朝1月20日より引用)
個人の資料館から家宝の日本刀や掛け軸等が泥棒に盗まれました。
シャッターが破壊されておりそこから侵入されました。
今月上旬には鍵が壊れていなかった、との記述がありますので
鍵をかけていたのだとわかりますが、防犯システムの有無に関しては
なんら記載がありません。何も対策をしていなかったのではないかと推測します。
日本刀や掛け軸といった古美術は古美術商などに持ち込まれるだけでなく
インターネットオークションや個人の収集家へ直接販売などで換金されることも多いようです。盗品ですが写真などが持ち主側にないとなかなか盗品を特定することも難しいようです。
日本国内だけでなく海外でも高値で販売されています。
シャッターのこじ開けにはシャッターセンサーを設置しておけば
こじ開けられた時に瞬時にベルなどを鳴らし威嚇撃退することができます。
又、マグネットスイッチを扉に設置したり、室内用パッシブセンサーを資料館内に設置することで建物の中に入られる前に威嚇撃退することが可能です。
資料館をせっかく個人で持たれたのであればやはり防犯システムも設置しておくべきだったと思います。