タンス預金を勧めその家に侵入窃盗した泥棒
タンス預金勧め2450万円窃盗疑い 自宅侵入、警視庁3人逮捕
知人男性にタンス預金を勧めたうえ、自宅に侵入して現金約2450万円を盗んだとして、警視庁品川署は14日までに、コンサルティング会社経営のA(30)=東京都目黒区=と同社社員2人を窃盗容疑などで逮捕した。
同署によると、A容疑者は否認している。
逮捕容疑は今年1月28日、品川区の男性会社員(34)宅に侵入し、現金約2450万円や通帳などを盗んだ疑い。
品川署によると、A容疑者らは以前から男性に「銀行は金利が低い。タンス預金にした方が運用しやすい」と勧めていた。
男性に「顧客を紹介する」と言って渋谷区の飲食店に呼び出し、男性が席を立った隙にかばんから自宅の鍵を盗み出したという。 (日経新聞7月13日)
社員2名も一緒に犯行に及んだということで、コンサル会社というよりは泥棒会社。
あきれる会社運営だと思います。
防犯上として
● 金利が低いとしても 「タンス預金」は言語道断。
時々自宅に大金を置いていて盗まれるという被害が発生していますが、非常に危険なため絶対に避けるべきです。
● 金庫も過信しない。
一般的に自宅などにある金庫は基本「防火金庫」。火災から書類を守るためのもので、防犯性能が低いものが多いです。金庫ごと運び去ってゆっくり大型工具を使って開ける、という「金庫盗」もいますので注意が必要です。
● 自宅の鍵を人前にさらさない。
自宅の鍵を人前に置いたまま席を外したり、机の上などに置いて人前にさらさないことが大切です。
盗まれたり、合いかぎを作られる可能性があります。
人は肩書に弱いものです。
コンサルタント、先生、といった肩書の方が言う言葉を信じてしまうものです。
しかに世の中肩書に係わらず悪いことをする人間は沢山います。
残念ですがそれが真実ですので注意が必要です。
● ホームセキュリティを設置する。
やはり最終的には自分の財産・自分の安全は自分で守ることが大切です。
「自主機械警備システム」を設置することをお勧めします。