羽生選手の華麗な演技、葛西選手の涙と新ヒーローの活躍で日本列島熱くなったり、感動している人も多いと思います。
ふと、このソチオリンピックは「防犯」にプラスかマイナスか?と考えてみました。
まず、多くの人が深夜にも関わらず実況中継を見ている、という事実です。
フィギュアスケート男子FSは瞬間最高視聴率23.1%という数字です。
日本時間15日未明に、羽生結弦選手(19)が金メダルを獲得したソチ冬季五輪・フィギュアスケート男子FSを中継した、フジテレビ系の中継番組の視聴率が、関東地区で平均16・6%、瞬間最高23・1%を記録したことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。 番組は14日午後11時から翌15日4時50分にわたって放送。日本男子フィギュア初の金メダルに期待が集まり、深夜帯に5時間40分の長時間放送だったが、異例の高数字をマークした。(ディリースポーツ2月17日より抜粋)
4人に一人がこの実況中継を見ていた、ということで、この数字には驚きました。
夜の11時から朝の5時前まで、ずっとではないにしても起きている人がこれほどいる、というのは日常あまりありません。
泥棒の手口の一つである「忍び込み」の侵入時間としては最も多いのが2時前後。つまり通常であれば就寝中の時間帯です。
ところが、このオリンピック期間中は、深夜にもかかわらず起きてテレビを見ている家が多い、ということで、忍び込みの手口での侵入窃盗は非常にやりにくい、ということがいえると思います。
(とは言っても、TVに熱中し過ぎて、どこまで効果があるかは??ですけどね)
犯罪者、というのは人目につくのを最も嫌がります。
侵入防止4原則、というのを警察が発表していますが、
① 目(人目につくのを嫌がる)
② 音(音が鳴るのを嫌がる)
③ 光(明るく照らされるのを嫌がる)
④ 時間(犯行に時間がかかるのを嫌がる)
ということですが、音と光、時間も「人目につきやすくなる」ので嫌ということで
人目につかずにそっと侵入できる環境を最も好むということです。
但し、一般家庭では夜間に侵入する「忍び込み」よりも、昼間留守宅を侵入する「空き巣」の方が多いため、安心するのは早計です。
やはり24時間、家族がいる時も、無人の時も守ってくれる「予防」を重視した自主機械警備システムが最適ですよ。