ストーカーによる女子高生殺害。ストーカー対策は何が有効か?
東京都三鷹市井の頭の自宅前でつきまとわれていたストーカーに首を刺されて殺害されたとう痛ましい事件が発生しています。 女性はストーカー被害に遭っていることを警察に相談していたということです。なんとも残念で、心から御冥福をお祈りいたします。
「ストーカー」によるこうした殺害や連れ去り、監禁・・といった事件がここ数年何度も発生しており、「どこでどんな被害に遭うかわからない」という不安な気持ちをお持ちの方も多いと思います。 ストーカー対策として今回も警察に相談していたようですが、新聞では携帯電話に警察が3回電話をしたがいずれも出なかった、とのことでした。 ストーカー被害の後に出るのはこうした対策の後手。警察等が動くには時間がかかることがあります。
警察に届け出をし、相談するのも必ず必要ですが、「自分の身は自分で守る。 自分の大切な家族も自分達で守る」ためにできるストーカー対策をご紹介します。
●通学を一人でしない。できれば自動車を使用し、家族・友人と一緒に家を往復し一人の時間帯をなくす。
●通学路及び時間帯を変える。列車、通学方法、推測されないようにします。
●待ち伏せをされていないか防犯カメラを自宅玄関外に設置し、画像で確認してから外出する。人感ライトを設置すると、人が待ち伏せしていたら自動的に照明が点灯しますのでそれもお勧めです。
●「防犯ブザー」を持つ。セキュリティハウスの「防犯アラーム」アプリはiPhone向け。一度押すだけで相手に気付かれずに自動通報を定期的に行い、今の居場所マップや移動スピードなどをお知らせする。ダウンロードの方法は下記を参照下さい。無料です。
●自宅の鍵はどんなに親しくても渡さない。危険を感じた場合にはすぐに交換する。
●個人情報の記載された封筒など書類は必ず細かく破いて棄てる。
●盗聴器などの可能性が考えられる場合には専門家に調査を依頼する。
●気になることがあれば必ず周囲の人に相談し、行動を共にする。一人で悩まない。
といったことをお勧めします。
警察などが動くまでに時間がかかります。 それまでにやれることはやることが大切だと思います。
是非こうした被害が再び起こることがないように祈っています。