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スタッフブログ

最近の犯罪について

2021年9月13日

最新の盗難手口について

特殊な機器で車の制御システムを不正に操って解錠したとみられる高級車の窃盗被害が愛知県内で相次いだことが、捜査関係者への取材でわかりました。「CAN(キャン)インベーダー」と呼ばれる新たな手口で、車が異常を感知しないため搭載された警報装置も作動せず、専門家はタイヤロックなど二重三重の対策を呼びかけています。

8月11日未明、名古屋市の住宅駐車場から1000万円超の高級車レクサスLXが消えました。防犯カメラに映った人物が盗んだ車で逃走するまでわずか十数分。鍵をこじ開けた形跡はなく、捜査関係者は「犯行時間も短く、CANインベーダーの可能性がある」と話しています。

20日未明には、同市の住宅ガレージからLXが盗まれ、物音に気づいて運転席のドアにしがみついた男性が振り落とされて負傷してしまいました。22~24日にも、同市や長久手市で高級車が5台立て続けに盗まれました。


窓ガラスが割られたり、鍵が壊されたりしておらず、一部の現場では、車の左前部にしゃがみこむ不審な人物が防犯カメラに映っていました。捜査関係者らによると、故障診断に使われるヘッドライト裏側の配線に特殊な機器を接続し、電子信号を送ることで解錠やエンジンの始動が可能になるとのことです。車の動作を制御する車載ネットワーク「CAN」を乗っ取るイメージから、CANインベーダー(侵略者)の呼び名が付けられました。
兵庫県警は8月31日、この手口による窃盗事件を全国で初めて摘発し、男2人を逮捕したと発表。被害は17都府県で195台(総額約9億5000万円)に上るとみられています。解錠に使われた小型の機器について、男らは「知り合いから約200万円で買った」と供述、窃盗グループの間で流通している恐れがあるとのことです。

近年は、車の電子キーが発する電波を増幅、中継して解錠する「リレーアタック」の被害が目立っていましたが、電波を遮断するアルミ缶にキーを保管するなど対策が浸透してきたため、新たな手口に切り替える動きが出てきたとみられます。

防犯アドバイザーによると、CANインベーダーは電子キーが近くになくても解錠でき、10~20分の短時間でエンジンがかけられます。特にレクサスは部品だけでも海外で高値で取引され、狙われやすいといいます。
「タイヤやハンドルをロックする防犯用品を装着するなど、この車を盗むには時間がかかると思わせる対策が重要。カーセキュリティー専門店に相談してみてほしい」と防犯アドバイザーは話しています。


<YAHOOニュース 9/12(日) 14:35配信>より
  
  

車両盗難も技術の追いかけあいが加熱してきています。最新式の車は、今までの手口ではピクリとも動かないようになっていて、ガソリンがエンジンに行かないように燃料カットを行ったり、盗難に遭ってもGPSでリアルタイムに所在場所を特定できたりなど、万全の対策が取られています。しかし、CANインベーダーという手口はメインのシステムを書き換えることができてしまうので、最新のセキュリティを無力化してしまうこともあります。したがって、最新の手口に対する対策は、やはりハンドルをロックしたり、タイヤをロックしたりする原始的な方法になってしまうようです。

便利さと引き換えに安全性を犠牲にしてしまったパターンです。

いくら便利になろうとも、鍵が無くならないのはそういった理由からでしょうか?

私共セキュリティハウスも、皆様の安全を守るために、常に最新の犯罪手口を知り、そのうえでの対策を講じていかなければなりません。

狙わせない、入らせない、あきらめさせる!がセキュリティハウスのモットーです。

ご相談はお気軽に!
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2021年7月30日

両替機破壊行為!

27日未明、仙台市宮城野区のコインランドリーで両替機がこじ開けられ、現金が盗まれる事件がありました。大胆すぎる犯行を防犯カメラが捉えていました。

 宮城野区銀杏町の閑静な住宅街にあるこちらのコインランドリー。防犯カメラが衝撃の瞬間を捉えていました。

 27日午前3時半ごろ、店の外に車が横付けされ、入ってきたのはタオルや帽子で顔を隠した人物。バールを手にまっすぐ中へ入っていきます。向かった先にあったのは両替機。そして2人目、3人目と矢継ぎ早に入っていきます。その後・・・

 響き渡る破壊音。程なくして、3人は走り去っていきました。犯行は、わずか2分ほど。約20万円する両替機が壊され、中にあった現金約6万4000円が盗まれる被害に遭いました。

 コインランドリーの運営会社従業員「反省して、名乗り出てもらえれば、一番いいと思うんですけど。被害額も戻ってもらえれば、いいなとは思います」

 コインランドリーの運営会社は被害届を提出していて、警察では捜査を進める方針です。

<YAHOOニュース7/28(水) 19:21配信>より


24時間営業のコインランドリーは便利な反面、防犯対策がむつかしいです。
また現金が必ずあり、犯罪対象となりやすいです。時間帯によってはお客様も来ていない場合があり、人目に付きにくいという弱点を持っています。カメラは目の代わりはしてくれ、映像の記録もしてくれますが、残念なことに両替機をバールでこじ開けられるまさにその時にも映像を撮り続けますが、盗難行為として認識し、周囲に知らせるということが出来ません。

今後はAIと組み合わせることによって、バールを持った人間が複数両替機の周りにいるということを検知し、異常を認識するようになれば、少なくとももっと早くに周囲に報知や、犯罪者に警報を浴びせその場にいられないようにすることが可能となります。

更に、周囲に人がいないとき、バールを持った人間が複数現れた時点で異常とみなせば、犯罪行為に及ぶ前に警告メッセージを発して犯行を事前にやめさせる、なんて近い将来にはこんなことが当たり前となるのでしょう。
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2021年7月26日

電線盗難!

16日夜、大阪市内の電気工事会社から銅線を盗んだとして、無職の男性が逮捕されました。銅の窃盗被害は全国で相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。

逮捕されたのは、大阪府在住、無職の容疑者です。警察によりますと、容疑者の男は、16日夜11時半ころ、大阪市内の電気工事会社の敷地内に置いてあった、銅線およそ20キロ、時価1万円相当を盗んだとして、窃盗の疑いが持たれています。
17日朝、会社から被害の相談があり、警察が会社の防犯カメラを調べたところ、容疑者の男が銅線を持ち去る様子が映っていたということです。
警察の調べに対し、男は「売りに行こうと思った」と容疑を認めているということで、警察は余罪や動機などを詳しく調べることにしています。
大阪市内の市営住宅でもことし5月以降銅製のケーブルが盗まれているのが見つかるなど銅の窃盗被害は全国で相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。


<NHK NEWS WEB 2021年7月18日 7時9分配信>より

新型コロナウイルスの影響で、金属の取引価格が高騰しており、様々な金属が盗難にあっています。例えば、側溝のカバーであるグレーチングや、公園などの水道の蛇口など。盗難にあうのは再販が比較的簡単に行えるというところです。盗難の対象となるのは決して現金だけではないです。ほかのモノも今後、急に価値が上がって市場価格が上昇すると、今までは見向きもされなかったようなモノが盗難の被害にあうターゲットとなるかもしれません。
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2021年7月5日

新生やまゆり園

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者ら45人が殺傷された事件から5年を前に、新しい園舎が完成し、開所式が4日にありました。事件を機に神奈川県は施設の大部分の建て替えを決定。防犯カメラを増設し、居住棟の窓は防犯ガラスにするなど、安全対策を施しました。

開所式には利用者家族や地元住民など44人が出席しました。仮園舎から新園舎に戻る男性利用者は「豊かな自然と楽しいことに囲まれた生活を楽しみにしていました」とあいさつしました。園を運営するかながわ共同会理事長は取材に対し「5年という節目ですが遺族にとってはまだ当日のまま。事件にきちんと対峙していくことが風化させないことにつながります」と話しました。

園舎の敷地面積は約2万6千平方メートル。二つの居住棟が新築されたほか、管理棟などが改修されました。防犯カメラは24時間態勢で監視。事件では窓ガラスが進入経路になったため、防犯ガラスに変えました。また入居定員を今までの160人から66人に減らし全て個室としました。定員を以前の4割ほどにすることで、利用者が自由に過ごしやすい環境を整えました。

 事件は2016年7月26日に発生。昨年3月に植松聖死刑囚の死刑が確定しました。事件後、利用者の多くは横浜市内の仮園舎に移転しました。新園舎は8月に入居が始まり、事件当時、園にいた利用者のうち44人が入居します。


<YAHOOニュース2021/7/417:40配信>より


この事件の特徴として、元職員が犯行に及んだことと、元職員のため、侵入経路などは熟知していたことです。施設側とすれば、全く予測していなかった、想定外の事件だったのです。

この事件からの教訓として、重大な事故は起こらないだろう、という考え方から、重大な事故は起こるもので、有事の際にどれだけ被害を少なくするか、ということに重きを置いてリスクマネージメントするということになってきました。

不審者が侵入することはないだろう、ではなく、不審者は侵入してくるという大前提においていかにリスクを削減できるかという対策が必要です。

建物に不審者が侵入してくる。その前に敷地内に侵入してきます。敷地境界線を乗り越えて近づいてきた段階で侵入者検知するというのが鉄則です。

セキュリティハウスはこのような外周警備を特に重視したシステム構築を行っております。
被害にあってからではなく、被害にあう前にどうするか。ご心配があればご相談ください。
全国139拠点のネットワーク、セキュリティハウスが皆様の安全をプロデュースいたします。
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2021年6月21日

防犯はマンガで分かりやすく知ろう!

漫画を通して京都府内で相次ぐ特殊詐欺や自転車盗の被害を伝え、京都府民の防犯意識の向上に貢献したとして、京都府警は5月25日付で、京都精華大の学生に感謝状を贈りました。

 漫画は6~7コマで構成。犯罪の手口や被害に遭ってしまう様子を示し、被害を防ぐために必要な行動を紹介しています。特殊詐欺を扱った作品では、キャッシュカードで一度に引き出せる限度額を引き下げておけば、被害軽減につなげられることも説明しました。

 制作したのは、同大マンガ学部の3回生IさんとMさんのふたり。昨年末に府警から依頼を受け、約1カ月かけて完成させました。Iさんが高齢者の特殊詐欺被害を、Mさんが大学生に多い自転車盗や闇バイト被害をそれぞれ担当しました。

 ストーリーやセリフは府警職員と相談。イラストをわかりやすくするため絵のタッチにこだわったとのことです。Iさんの作品は、高齢者が親しみやすいように、新聞の四コマ漫画の絵のタッチを参考にしました。一方、Mさんは、大学生向けに絵柄をシンプルにし、キャラクターの表情を可愛らしく描きました。

 感謝状を贈られたIさんは、「漫画を通して特殊詐欺被害は身近なものだと知ってほしいです」。Mさんは「反響が多くて驚きました。役に立ててうれしいです」と話しました。漫画は、府警のホームページで公開され、地下鉄烏丸線の駅でも漫画を元にした動画が流れています。


<朝日新聞DIGITAL 2021年6月17日 11時04分配信>より

特殊詐欺や闇バイトなどの犯罪は、気を付けていても巻き込まれる危険性が高いものです。知識として知っていないと簡単に騙されます。しかし、文章で表現すると読んで理解をしなければなりません。この文字の情報をどのようにすれば広く市民に広げていけるのでしょうか?
という問題に、漫画という老若男女問わず親しみやすい媒体で広報するというのは、非常に良い思い付きです。しかも、漫画を描くのが得意な人で、防犯の知識がある人というのは非常に少ないと思います。警察と協力することで犯罪の特徴や気を付けなければならないことなど、伝えるべきことがはっきりわかります。このような情報が漫画になることで一般の方々にも、高齢の方々にもわかりやすく知ってもらえます。

知識をつけたうえでしっかりと対策をとることで犯罪被害から身を守ることができます。

もしも気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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