16日夜、大阪市内の電気工事会社から銅線を盗んだとして、無職の男性が逮捕されました。銅の窃盗被害は全国で相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。
逮捕されたのは、大阪府在住、無職の容疑者です。警察によりますと、容疑者の男は、16日夜11時半ころ、大阪市内の電気工事会社の敷地内に置いてあった、銅線およそ20キロ、時価1万円相当を盗んだとして、窃盗の疑いが持たれています。
17日朝、会社から被害の相談があり、警察が会社の防犯カメラを調べたところ、容疑者の男が銅線を持ち去る様子が映っていたということです。
警察の調べに対し、男は「売りに行こうと思った」と容疑を認めているということで、警察は余罪や動機などを詳しく調べることにしています。
大阪市内の市営住宅でもことし5月以降銅製のケーブルが盗まれているのが見つかるなど銅の窃盗被害は全国で相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。
<NHK NEWS WEB 2021年7月18日 7時9分配信>より
新型コロナウイルスの影響で、金属の取引価格が高騰しており、様々な金属が盗難にあっています。例えば、側溝のカバーであるグレーチングや、公園などの水道の蛇口など。盗難にあうのは再販が比較的簡単に行えるというところです。盗難の対象となるのは決して現金だけではないです。ほかのモノも今後、急に価値が上がって市場価格が上昇すると、今までは見向きもされなかったようなモノが盗難の被害にあうターゲットとなるかもしれません。