27日未明、仙台市宮城野区のコインランドリーで両替機がこじ開けられ、現金が盗まれる事件がありました。大胆すぎる犯行を防犯カメラが捉えていました。
宮城野区銀杏町の閑静な住宅街にあるこちらのコインランドリー。防犯カメラが衝撃の瞬間を捉えていました。
27日午前3時半ごろ、店の外に車が横付けされ、入ってきたのはタオルや帽子で顔を隠した人物。バールを手にまっすぐ中へ入っていきます。向かった先にあったのは両替機。そして2人目、3人目と矢継ぎ早に入っていきます。その後・・・
響き渡る破壊音。程なくして、3人は走り去っていきました。犯行は、わずか2分ほど。約20万円する両替機が壊され、中にあった現金約6万4000円が盗まれる被害に遭いました。
コインランドリーの運営会社従業員「反省して、名乗り出てもらえれば、一番いいと思うんですけど。被害額も戻ってもらえれば、いいなとは思います」
コインランドリーの運営会社は被害届を提出していて、警察では捜査を進める方針です。
<YAHOOニュース7/28(水) 19:21配信>より
24時間営業のコインランドリーは便利な反面、防犯対策がむつかしいです。
また現金が必ずあり、犯罪対象となりやすいです。時間帯によってはお客様も来ていない場合があり、人目に付きにくいという弱点を持っています。カメラは目の代わりはしてくれ、映像の記録もしてくれますが、残念なことに両替機をバールでこじ開けられるまさにその時にも映像を撮り続けますが、盗難行為として認識し、周囲に知らせるということが出来ません。
今後はAIと組み合わせることによって、バールを持った人間が複数両替機の周りにいるということを検知し、異常を認識するようになれば、少なくとももっと早くに周囲に報知や、犯罪者に警報を浴びせその場にいられないようにすることが可能となります。
更に、周囲に人がいないとき、バールを持った人間が複数現れた時点で異常とみなせば、犯罪行為に及ぶ前に警告メッセージを発して犯行を事前にやめさせる、なんて近い将来にはこんなことが当たり前となるのでしょう。