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その他

2015年7月23日

ぬけまいる

「ぬけまいる」 朝井 まかて を読みました。
「抜け参り」とは、江戸時代に伊勢神宮にお参りするのをいい、「御蔭参」「おかげまいり」といった呼び方もされています。「一生に一度はお伊勢さま」と江戸時代の人々の憧れであり、又実際にもかなり多くの方が伊勢参りをしています。


クリナップの「江戸散策」というサイトによると、

本居宣長(もとおりのりなが)が著した『玉勝間(たまかつま)』には、寛永2年(1625)閏4月9日より5月29日までの50日の間、合わせて362万人がお参りしたと記されており、享保3年(1718)の正月元旦より4月15日までは、合わせて42万7500人とある。国学者本居宣長は伊勢松坂の出身だ。
また、『御蔭耳目第一』によれば、文政12年(1829)の遷宮の年、3日間の神事があったとき、118万人の参詣人が群衆したという。
お蔭参りは、江戸時代を通して流行した社会現象である。それは不思議なことにほぼ60年周期で発生した。大きな山は、慶安3年(1650)、宝永2年(1705)、明和8年(1771)、文政13年(1830)が知られている。特に文政13年のお蔭参りは規模が大きく、数百万人といわれ、その頃の日本の人口を約3千万人とすれば、何と6人に1人位は参拝したことになる計算。
とあります。

「抜け参り」は家族にも黙って伊勢参りに行くことで、奉公人である子供が奉公先にも言わず伊勢に向かったともあります。柄杓を持って伊勢に向かえば、お金がなくても泊ったり食べたりもその街道の方に面倒をみてもらえたようで、伊勢参りの人を助けることは神様の徳が高まると考えられていたようです。
奉公先でも伊勢参りから奉公人が無事戻ってきたら叱ったりせず迎えないといけない、というように考えられていました。
ある日お使いにいったままこつぜんと消えてしまうのですから、今の常識から考えるとびっくりしますが、なんとなくおおらかな、それでいて不思議な風習だと思います。

小説のなかでも主人公の女性三人が家族にも内緒で伊勢に向かう様が書かれており非常に興味深かったです。

先日から老人ホームや病院向けのプロモーションビデオを制作しており、京都の老人保健施設で徘徊検知センサーなどを撮影させていただきました。認知症などで一年間に行方不明になる人が一万人を超えている、といったニュースも目にします。徘徊検知システム導入前は徘徊して施設の職員が探しまわった・・といった苦労話も職員の方からお伺いできました。自宅での場合も、夜に外出してしまい、パトカーで戻ってきた・・といった話も何度か耳にしたことがあります。

江戸時代は「抜け参り」としてある日突然姿を消していた人が多くいた・・・
徘徊ではなく自分の意思で旅に出て新しい環境の中で・・・
ほんの少し前の日本。
ちょっと考えてしまいました。
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2015年7月13日

認知症860万人時代に、

NHKニュースによると、警察庁は、去年1年間に認知症、またはその疑いで行方不明になったとして、警察に届けられた人がのべ1万322人に上り、統計を取り始めたおととしより715人増えたと、今月(6月)5日に発表しました。また、去年、死亡が確認された人は388人で、おととしより29人増え、問題は年々、深刻になっています。

厚生労働省の研究班によりますと、国内の認知症の高齢者は、おととし(H24)の時点で462万人、高齢者の15%に達すると推計されています。また認知症の予備軍とされる「軽度認知障害」の高齢者は、400万人に上ると推計され、国内の認知症とその予備軍の高齢者は合わせて860万人余り、高齢者の4人に1人に上っています。高齢化が進むにつれて、今後も認知症の高齢者は増え続けると予測されていて、この認知症の行方不明者の問題は、さらに深刻な問題になるとみられています。(出展:NHKニュース) 
私の親しい友人にも、両親とも認知症、母親が軽度認知症という方がおり、この認知症問題は非常に身近な問題として感じています。NHKニュースの中では、家族が早朝出ていき探しても見つからず、その後近くの河原で亡くなっていた例や、行方不明になって7年目に施設に入居していたのが分かった例等が記載されていました。

家族が認知症になった時、認知症かと思われる時には、
● 認知症専門医にて治療をする。早く治療を開始すると進行を止めることも。
● 福や靴などに連絡先を記入する。
● GPS機能が付いた携帯端末を持たせる。
● 行方不明になった時には自宅のすべての部屋と自宅の周辺を数十分間捜しても見つからなければ迷わずに警察に通報する。
● SOSネットワークを活用し、行方不明者を登録する。。
● 徘徊検知センサー等を設置し、徘徊しようと部屋や玄関を出た瞬間にチャイム等で家族が知ることができるようにする。

といったことが今現在の対策だと居思います。
家族だけでなく、近所の方にも声をかけ、協力を日頃から呼びかけておくことも大切だと思います。

昔から「老人介護」というのはなかなか外に情報が出ませんでした。
多くが嫁や家族がなんとか気をつけて見守る、ということで過ごしていたように思います。
しかしながら核家族化し、又高齢化している現代においては、「老老介護」といった言葉があるように
介護する息子も娘も高齢ということが普通になってきています。
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2014年9月30日

木曽の御嶽山が噴火。

御嶽山の噴火という自然のもの凄い力の前では人間の力は微力である、ということを痛感されている方も多いと思います。

日本経済新聞9月29日付け記事によると
「活火山、休火山、死火山――。むかし学校でこの3分類を教わり、頭にすり込まれた人は多いだろう。阿蘇山や浅間山は「活」、富士山は「休」、御嶽山や箱根山は「死」であった。しかし現在はこういう区分は廃され、過去1万年以内に噴火した山はすべて「活」だ。

ということで、ずっと「死火山」と言われてきた山がある日こんなにも大きな噴火を起こした・・という事実を目の当たりにつると、人間が自然に対して「死火山」「休火山」「活火山」といった区分をすることや、地震予測、噴火予測といったことは非常に困難なことであるのだと改めて感じました。
犠牲になられた多くの方にお悔やみを申し上げます。

「まさか・・・」という言葉は被害に遭った多くの方、家族が口にする言葉です。
窃盗被害に遭った方の第一声も「まさかこんな被害に自分が遭うなんて・・・」という言葉です。

自然相手の場合にも服装や持ち物等準備を怠ることはできません。
侵入窃盗に対しても、「防犯」=犯罪者が嫌がることを行うことで犯罪対象から外させ犯罪被害に遭わない、万が一それでも被害に遭った場合被害を最小に抑える・・という防犯対策を取ることが重要です。

具体的には犯罪者が嫌がる「犯罪防止4原則」に沿った備えを行うことをお勧めします。

犯罪防止4原則

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2014年8月19日

空き家対策

空き家は、近年の人口減少とともに急激に増加傾向にあり、社会問題になっています。
高齢化した両親が亡くなったり入院した後無人になっていたり、都会に移り住んだために無人のまま放置されている住宅や、廃業したままの店舗などを目にすることも田舎では非常に多いです。
そうした空き家は一部の過疎地域に限らず、全国で、しかも、立地の良いとされている住宅地にも広がっています。

2013(平成25)年度調査結果で、全国平均で空き家率が13.5%と、5年前(平成20年)の調査より0.4%増加しました。母数となる住宅総数が増えているためで、件数は深刻なまでに増加傾向にあります。

空き家として人が住まなくなった住宅には、あっという間に白アリ、蜘蛛、蜂、イタチやタヌキ等小動物が生息するようになります。シロアリなど、これらの害虫が、周辺地域に飛んでいくという被害もあります。

人のいない家を狙って、不審者が入り込むこともあります。火災や防犯の心配も増加します。
又、台風や水害、地震での崩壊などにより近隣に迷惑がかかる可能性があります。ゴミなどによる異臭やハエやゴキブリ、ネズミなどの問題も発生します。
住民同士のコミュニティーが空き家によって分断されたり、人通りが途絶え、安全面だけでなく、地域経済面でもマイナス効果をもたらします。

何より気持ち悪いですよね。
「空き家は防犯や防災上も問題を抱え、老朽化が進めば景観を害し、天災による倒壊の危険もある。居住者の子供世代が家を引き継いでも片付けが面倒でこのままにするという判断をし、何もしない結果、問題空き家になる」
というのが多くの自治体での考えですが、なかなか進みません。
空き家をどう管理するのか?ということは建物の状況確認、換気、防犯・防災などをどう行うか、ということになります。
セキュリティハウスのシステムを活用すれば空き家の管理を遠隔から行うことができます。

どこでもカメラという感じのモバイルネットワークを活用した可動式カメラを使用すれば、コンセントを指すだけで遠隔からiPadを使用して動画で状況を確認できます。
カメラはピットイン・ピットアウト、ズームなどを行うことで見たい場所の映像を簡単な操作で確認できます。
又、換気扇や室内照明などをiPadのボタン操作で遠隔から行うことができます。

侵入検知センサー等との連動も可能です。炎センサーを置くとライターの火の時点で検知してメッセージで警告することもできます。
こうした管理システムを活用するというのも一つの方法です。
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2014年8月5日

アナ雪

「アナ雪」と言えば「アナと雪の女王」ということはかなり多くの方が知っています。
日本での興行収入は、2014年7月23日時点で253億円を突破し、また累計の観客動員数は1973万人を超え、『ハリー・ポッターと賢者の石』を上回り、公開128日間で日本歴代3位となったことがニュースにもなっています。

その人気の一つが主人公が歌う「Lst It Go」。世界中で色々な言語で歌われ、人々を魅了しています。
自分自身を勇気づけるその歌詞に惹かれている方も多いのではないでしょうか。

人と同じでないことにコンプレックスを持つことは多いと思います。
又、人と違うということで差別を受けたり、仲間はずれやいじめに遭うことも・・。
そうした人々に「ありのままで・・」という歌詞が沁みるのだと思います。

弱者である子供・お年寄り・そして傷害がある方が自分らしく「ありのままで」生きることができる社会。
そして全ての人が「自分らしく」生きることができる社会。
そうした社会が本当の豊かさではないかと考えます。
他者との競争、成績・・争いからは本当の意味の幸せは得られない・・
そんなことをこの歌から感じました。

セキュリティハウスでもヘルスケア商品をご提案することがあります。
お年寄りが自由に・安全に暮らすことができるようにする補助として色々なシステムが存在します。
その方自身が「ありのままに」過ごせるようになるお手伝いになれば・・と思います。
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