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スタッフブログ

その他

2020年11月27日

コロナ禍 後

厚労省からの自殺者数の推移を見ると、前年同月比から増加しているのが確認できます。
とりわけ20代、40代、女性の増加が目立ち、大幅に増加しています。
このままコロナ禍が長引けば長引くほど増加の一途を辿る恐れがあります。

先日のテレビに悪性リンパ腫で闘病していたフリーアナウンサーの笠井信輔さんが出演されていました。
昨年12月から今年4月まで入院して抗がん剤治療を受け、その後は自宅療養を続けていた、との事でお話されていましたが、
以前とさほど変わりなく、全く元気そうな様子のその姿に、気持ちが少し明るくなりました。

死を覚悟して治療に入られたようですが、抗がん剤治療の苦しい最中でさえ、苦しい胸の内を動画配信したり、
少しでも明るく前向きにいこうと闘病日誌をリンちゃん日記とつけたり(悪性リンパのリンとの事)、
徹底的に自分自身を取材対象としていたそうで、日本の医療技術の高さ、医療従事者への感謝の思いを語っていました。

ただでは起き上がらないぞ、という生への執念、昨今では毛嫌いされる忍耐、根性、という言葉が頭に浮かび、
以前と変わらない明るい笑顔で話されるその姿に感動を覚えました。

闘病中、SNSを通しての励ましや応援も力になったとの事で、
一人ではない、という人とのつながりが感じられ、さまざまな面に置いて問題点もあるSNSが良い面で役立ったとの事で、
公式ブログで「さまざまな人への感謝の気持ちを胸に新たな人生を生き直していきたいと思います」などと記しています。

コロナ禍の今、価値基準も大きく変遷し、コロナ禍が過ぎた時には、経済もある意味「生き直し」が必要になります。

いま一度、苦しいのは自分だけではないのだと、踏ん張って命と向き合うことが大切です。
日本の将来と世界の復興、明るい未来のためには、今後ますます一人一人が大切な存在です。
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2020年11月20日

コロナウイルス再度感染拡大

全国で11月19日にコロナウイルスに感染した人数が、2,388人と発表されました。1日の新規感染者数としては、18日の2,201人より100人以上多くなり、過去最多を更新しています。
また、北海道で7人、大阪府で3人、埼玉県で2人、千葉県で1人、愛知県で1人、沖縄県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、静岡県で1人と合わせて21人の死亡が確認されています。
国内で感染が確認された人は、累計で126,644人、亡くなった人は1,968人です。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、19日時点で280人(+4)となっています。
一方、症状が改善して退院した人などは、19日時点で、107,613人となっています。
また、17日には速報値で、1日に31,176件のPCR検査が行われました。

世界に目を向けると、今までの累計感染者数は5,560万人、亡くなった人が135万人と増え続けています。特にアメリカでは一日の新規感染者数が17万人と収束の兆しが見えてきません。ワクチンが無い現段階では、予防に徹するしか方法はありません。密を避け、マスクを装着し、出来るだけ外出は控え、もし出たとしても帰宅後に必ず手洗い、うがい、消毒を行う事が一番です。おそらくは、皆頭ではわかっているものの、コロナ慣れしてきている節もあります。
再度気を引き締めなおして、自粛し、個人個人が自らの健康に留意する事を徹底して実践しましょう。

日本ではGo Toトラベル、Go Toイートなどのキャンペーンのおかげで、飲食店や宿泊施設が一時的に復活するかのように見えましたが、この第3波の影響でキャンセルの連絡が相次いでいます。旅行も、会食ももう少し我慢が必要なのかもしれません。
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2020年11月13日

第3波襲来?!

11月12日に全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は1,669人で、過去最多を更新しました。東京は393人と2日続けての300人超。都内累計は33,770人となりました。北海道236人、大阪231人、神奈川147人、兵庫81人など各地が感染が広がっており、第3波が本格化しています。その前の最多は8月7日の1,597人でした。ちょうどそのころは真夏で気温も高く、冷房中なので換気がしにくい状況でした。現在も冬に向かってますます気温が低下し、同様に換気がしづらくなっています。原因の一つとして挙げられるのではないでしょうか。

しかし、本当の理由は、自粛や巣ごもり生活で精神的に疲弊し、そのタイミングでGo Toキャンペーンが始まりました。旅行や外食に行くと、どうしても自宅で過ごすよりもテンションが上がり、気持ちも大きくなります。そうすると、「自分だけは大丈夫」と、心の底で感じてしまいます。


テレワークも随分と少なくなったような気がします。通勤の公共交通機関も以前のように混雑しています。気温が下がると、ウイルスの生存する時間も長くなり、より感染しやすい状況だそうです。感染を防止するには、やはり手洗い、アルコール消毒、うがい、マスク着用が絶対に必要です。最近スーパーに行っても、アルコール消毒する人が少なくなっているように感じます。以前は店員が入口に立ち、アルコール消毒の声がけなども行っていましたが、見かけないスーパーも増えているように感じます。

経済活動を重視するとどうしても対面になりますが、今一度我慢が必要なのかもしれません。
以前にはもう戻れないような気もしますが、新しい生活様式で、ウイルスとうまく付き合っていかなければならないのかもしれません。

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2020年5月22日

集団免疫

日本でも緊急事態宣言が徐々に解除され、首都圏と北海道をのぞいては、営業自粛も解除されつつあります。
警戒をしながらも「新しい生活習慣」の下、企業の経済活動が開始され、人々の生活が少しずつ戻りつつあります。

中国や欧米の「ロックダウン」のような厳しい外出禁止措置を取らず「国民にお願いする」というスタンスでの緊急事態宣言の中で、色々と問題は山積みではありますが、死亡者数などは他の国と比べても少なく、
「奇跡的な成功」と言われています。

背景には、
● 日本国民の衛生意識が元々高く、清潔好き。手洗いやうがいなどは習慣になっている。
● 元からインフルエンザや花粉症対策で、国民の多くがマスクを日常的にしている。
● 握手やハグなど欧米のような濃密接触になる習慣がない。
● 日本語は英語に比べて凹凸が少なく、飛沫感染しにくい。
● 日本家屋は土足厳禁で、玄関で靴を脱ぐ習慣がある。土足のままだと絨毯にウィルスがついた場合には埃と一緒に舞い上がる可能性がある。
● ロックダウンのように、軍隊による制限や罰金などがなくても、大多数の国民が真面目に外出自粛をすることができる。
といったことが背景にあると思われます。
中国などはカメラの個人識別等を活用し、国民の管理強化で、非常に厳しい行動管理を行いました。
フランスやイタリア等も「ロックダウン」を行い、外出制限をしている映像がテレビなどでも流れていました。

ここで、特徴的なのがスウェーデンです。
逆にスウェーデンでは「集団免疫を作る」ことを目的に、ロックダウンなどをせず、緩やかな制限で対応しています。
「集団免疫」とははある感染症(ここではCOVID-19)に対して集団の大部分が免疫を持っている時に生じる間接的な防御作用であり、免疫を持たない人を保護する手段とされています。
多数の人が免疫を持っている集団では、感染の連鎖が遮断される可能性が高く、感染症の拡大が収まるか穏やかなものになると考えるものです。

免疫を誘導するものとしてはワクチン接種です。ウイルスに感染することでも免疫は得られます。今回の場合はCOVID-19用のワクチンはいまだ開発途上であり、すぐに応用することはできません。
集団で免疫を持つ人の割合が一定の値に達すると、集団免疫によって感染症が徐々に集団から排除されるようになり、世界中で達成されれば感染者数は永続的にゼロまで減少する可能性があります。この状態が撲滅または根絶と呼ばれるものであり、この手法によって天然痘は1977年に撲滅されました。


スウェーデン政府は国民に、発熱やせきなどがあれば自宅療養する▽他人とは社会的距離をとる▽可能なら在宅勤務する▽70歳以上は出来るだけ他人と接触しない――などと要請。
要請にとどめている点は日本と共通しています。50人超の集会は禁止され、店での飲食は席と席の間隔を開けるなどの制約はあるものの、学校も中学以下は休校しないなど、人々の生活は以前とさほど変わっていません。
スウェーデンの新型コロナウイルス対策をめぐっては、経済的打撃が少ないとして期待が寄せられる一方、高い致死率など感染拡大のリスクに懸念も出ています。
 スウェーデンでは感染が広がる中でも小中学校は開校し、飲食店やジムも通常通りの営業を続けている。集会も50人以下なら可能。学校閉鎖や外出禁止といった厳しい規制を敷く国が多い欧州で異色の対応だ。首都ストックホルムのカフェやレストランは今も、食事や会話を楽しむ人々でにぎわいを見せる。
 政府は、封鎖の代わりに国民に「責任ある行動」(ロベーン首相)を求め、他者と距離を保つ「社会的距離」の実行を呼び掛けています。これに対して大方の市民は、政府方針を許容しているようです。
少し前の4月末の数字ですが、スウェーデンはこれまでに2万1000人近くが新型コロナウイルスに感染したと報告しており、このうち2500人近くが死亡しています。
感染者の死亡率はノルウェー(約2.6%)の6倍近く、同じ北欧のフィンランド(約4.2%)やデンマーク(約4.9%)と比べても3倍近くにのぼる。かつて中国以外で最も高かったイランの感染者死亡率(約6.3%)も、スウェーデンの半分ぐらいになるなど、感染者数を見ても、スウェーデンの感染者数はデンマークの2倍以上、ノルウェーの3倍近くで、フィンランドの4倍以上に達しています。
今後第2波、第3波が出てきた時にこの「集団免疫」がどう活かされるのかが注目されます。
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2020年5月21日

関西圏 緊急事態宣言解除

大阪府、京都府、兵庫県の関西圏で緊急事態宣言が解除されることになりました。

ここからはwithコロナウィルス。共存しながら長期戦で経済活動を行いながら、感染防止するということになります。

店舗や商業施設では、感染防止対策をしながら営業を開始しています。
●入場前の検温。人による検温はもちろんのこと、サーマルカメラを活用して自動的に37、5度以上の来場者を事前検知し知らせます。音声メッセージで知らせたり、電気錠などを開けない、といった入室制限と連動することも可能です。

●入場時の手の消毒徹底。カメラなどで実施確認。

●ソーシャルディスタンスの徹底。客席などの感覚を開ける、窓の開閉などによる空気の入れ替えの徹底など。

●入場者はマスク装着徹底。

●店側の店員もマスク、フェイスガード徹底。

●店内の定期的な消毒徹底。トイレ、テーブル、椅子、お客様の靴底もできれば消毒する。お客様が使用する備品なども定期的に消毒する。

●バイキング、大皿での料理をやめ、各自の前に小皿で料理を出す。

●接客方法の変更。店員側からの会話、引き込み、説明などを出来る限りへらす。

●満席の禁止。

●大人数での会食は当面自粛。お酒の回し飲みなども厳禁。

●コロナ追跡システムや顧客リストの制作。万が一の感染者発生を速やかに連絡し、クラスター対策を徹底できるようにする。

こうした対応を徹底することで、第2,第3波をできる限り押さえていこうとということです。
世界から見ると、日本政府の取る政策は不完全だが、奇跡的に死亡者数が少ない、という評価がされています。
海外では欧米ではまだ感染者数は一定位以上あっても経済活動を再開する動きが進んでいます
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