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スタッフブログ

2021年11月22日

介護疲れの末

テーマ:スタッフブログ(489)

急展開となりました。千葉県の住宅が焼け、親子2人が死亡した火災で、警察は同居女性を放火と殺人の疑いで逮捕しました。

現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕されたのは、無職の容疑者の女性です。

容疑者の女性は17日午前6時半ごろ、千葉県にある自宅に火をつけて、家の中にいた夫と息子の2人を殺害した疑いが持たれています。

近所の住民によると、事件当時、家の外に避難した容疑者の女性は「夫が灯油をかぶって火をつけた」「助けてほしい」と話していたといいます。

当初は、2人が死亡した住宅火災から、妻だけが無事に助かったと思われました。
しかし、その後の捜査で、容疑者の女性が関わった事件である疑いが強まり、一転、逮捕となりました。

警察によると、夫は脳梗塞を患い、自由に身動きがとれない状態で、息子も重度の障害で、寝たきりだったといいます。

近所の住民も、大橋容疑者が2人を介護していたと証言します。

容疑者の女性は取り調べに対し、自宅に火をつけたことは認めていますが、殺意については、一部否認しているということです。
警察は、介護疲れによる犯行の可能性も視野に入れて、動機を調べています。


<YAHOOニュース 2021年11月19日 9:30配信>より

火を放った末にお二人の命が奪われてしまいました。たった一人で2人の介護をすることがどれほど大変なことなのか、想像以上の苦労があったと思います。
放火という犯罪は、大罪です。今回の事件もやってはいけないことです。

しかし、たった一人で苦労され、精神的に追い込まれ、つい出来心で火をつけてしまい、はっと我に返ったときには火の手が上がってしまい、どうすることも出来なかった。ということではないのかと、考えてしまいます。
もし、相談できる誰かがいれば…このような事件には発展していなかったのかもしれません。
非常に残念です。お亡くなりになられたお二人のご冥福をお祈りするとともに、にどとこのような悲しい事件が起こらないことを願います。
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2021年11月12日

秋の実りを守りたい

テーマ:スタッフブログ(489)

岐阜県内で柿の窃盗事件が相次いでいるのを受け、県警とJAぎふなどがパトロールに乗り出しました。11月9日、本巣市見延のJAぎふ糸貫選果場で出発式が開かれ、関係者が被害防止を誓い、30分にわたって柿畑を巡回しました。

 出発式には警察官やJA職員、自治会員ら約20人が出席。北方警察署長が「地域の防犯を高めて、生産者の心を無にするような卑劣な犯罪を決して許していけない」とあいさつしました。関係者は3班に分かれて回り、不審者がいないか、畑に異変がないかを注視しました。

 県警によると、県内で今年、農産物の盗難被害は10月までに149件を確認しています。被害総額は524万円と昨年一年間と比べ、約4倍になっています。

 県警などは県内全域で12月上旬まで人目に付かない畑を中心に、見守りを強化しながら、犯人摘発へ向けた捜査や地元住民への声掛けを実施していきます。

<YAHOOニュース 2021/11/9 19:28配信>より

ブランド農作物の盗難が急増しています。コロナ禍で高級食材の販売が好調なため、転売目的で盗んでも完売できてしまいます。

農作物盗難の対策は難しく、敷地境界線を強化し、不審者を立ち入れないようにすることが一番の対策なのですが、果樹園などはどこからでも侵入できるところがほとんどです。
敷地が広大なので、フェンスで果樹園を囲うといったことがなかなか出来難いです。

その場合に有効なのが外周警備で使用される赤外線センサーです。ただし、センサーには電気が必要です。また、センサーを制御するコントローラも必要になります。

この問題を解決するのが、セキュリティハウスがお勧めする無線式赤外線センサー送信機「TXF-125D」です。

特殊な専用電池で作動し、約3年使用できます。(使用状況により異なります)
センサーの信号もワイヤレスでコントローラと通信するので、配線工事が必要ありません。

早期発見し威嚇撃退することにより被害を最小限に食い止めます。

ご相談はお気軽に。
全国138社の総合力!セキュリティハウスにお任せください。

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2021年11月2日

電車を安全な乗り物に

テーマ:スタッフブログ(489)

10月31日19時55分ごろ、東京都調布市の京王線布田―国領駅間を走行中の京王八王子発新宿行きの上り特急電車内で、男性が突然刃物を振り回しました。警視庁調布署などによりますと、60~70代くらいの男性が先頭から8両目で刺されて意識不明の重体。刃物を持った男性は5号車で油のような液体をまいた後に火を放ったとみられ、車内で火災が発生し、床と座席が焼けました。乗客約10人がのどの痛みなどを訴えていますが、いずれも軽傷といいます。

警視庁は2号車にいた自称20代の男性を確保し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。男性は刃物を所持しており、同庁でくわしい事情を聴いています。

警察の取り調べに対し、容疑を認め「小田急の事件を真似た」「人を殺して死刑になりたかった。2人以上殺せば死刑になれると思った」などと供述しました。


<毎日新聞 2021/10/31 22:02配信>より


電車の車内での凶行がまた起きてしまいました。
この男性は仕事や対人関係がうまくいかず、落ち込んでいたところに、ハロゥインのお祭り騒ぎの中に入って自暴自棄になったようです。心に闇を抱えてどうしてよいかわからずエネルギーを爆発させたというところでしょうか。このように犯罪を未然に防ぐためには電車の車内に防犯カメラを設置するということではないような気がします。カメらがあったとしても刃物を振り回せいていただろうし、オイルを撒いて火を放ったでしょう。
ではどのようにすれば事件が起きなかったのか。大勢人々が同じ空間にいるからではないでしょうか。それぞれ個人個人が分けられた空間に存在すれば、人に危害を加えたり、痴漢に遭ったりしないのではないでしょうか。人間一人一人が個室のような空間に入ればお互いに干渉せずに済むのではないでしょうか。物理的に簡単ではないですが、通勤電車を利用するようになって数十年そんなことをふと考えてしまいます。
満員電車は知らない人同士がありえないほど近距離にいるのです。仲良しの人でもあんなには近づかないのに。

そんな仕組みがあれば、この男性も犯罪者にならずに済んだのですが。

罪を憎んで人を憎まず。
刃物を振り回さなければ、犯罪者にはなりません。

セキュリティハウスは狙わせない環境づくりで犯罪を抑止し、犯罪者を作りません。
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2021年10月26日

レトロを守れ

テーマ:スタッフブログ(489)

若い男がハンバーガーの自動販売機のボタンをこぶしで何度も殴って破壊する防犯カメラ映像が話題になった神奈川県相模原市のレトロ自動販売機が復活し、19日午後から販売を再開しました。骨董品のような自販機が残っていたことに感動したという名古屋市のプラスチック部品メーカーの社長が無償で修復作業を引き受けました。経年劣化の黄ばみも忠実に再現!自販機を所有する男性は「動かなかったものが動き出した。感謝しかありません」と喜んでいます。

被害に遭ったのは、約35年前に製造されたハンバーガーの自販機。注文ボタンが押されると電子レンジで調理され、ほかほかのハンバーガーが出てきます。35~40年前の自販機が90台以上も並ぶタイヤ販売店「中古タイヤ市場相模原店」社長は「最も思い入れの強い機械だったのでショックだった」と振り返りました。しかし、ハンバーガーのレトロ自販機に思い入れがあったのは社長だけではなかったようです。

 「子供の頃、父親にドライブインに連れて行かれ、あのハンバーガーを食べました。自販機が壊されたと報道で知り、まだ残っていたのかと驚きましたが、これなら直せるとも思い、『うちがタダでやります』と申し出ることにしました」

 こう語るのは名古屋市のプラスチック部品総合メーカーの社長。普段はメーカーの依頼で自動車部品の試作をしたり、「レトロカー」の部品を金型から起こして復元したりしています。破壊されなかった別のボタンを取り寄せると、レーザーで細かく寸法を測定し、CADを使って、図面を一から起こすことにしました。

 プラスチック部品メーカの社長や技術者らは通常の仕事の合間を見ながら、約1カ月かけてボタンを製作しました。プラスチック部品は紫外線や雨水などに長年さらされることで劣化し、黄色く変色していますが、新たに作られたボタンは、その経年劣化も忠実に再現さていました。「形や色も完璧で、何の違和感もなく元通りになっていました」とその出来栄えに舌を巻くほどでした。

 昭和レトロの雰囲気を色濃く残す自販機が勢ぞろいした場所は全国的にも貴重で、「レトロ自販機の聖地」とも呼ばれています。北海道からわざわざ訪れる人もいるほど人気のスポットになりましたが、有名になると、どうしてもごく一部、不埒(らち)な者も現れるようです。骨董品モノの自販機が何者かに破壊されたのは9月5日深夜でした。

 それから1カ月半が経った今月19日午後、プラスチック部品メーカの社長は部下の技術者とともに相模原市の「聖地」を訪ね、自販機に部品を取り付けました。今も世間の関心は高く、多くの人が修復作業を見守っていました。自販機が再び稼動したのは午後3時ごろでした。

 「私は復活第2号のハンバーガーをいただきました。昔食べた記憶では、パンがかたかったり、やわらかったりして均一でなかったのですが、昔食べたハンバーガーよりもおいしかったですね」

 プラスチック部品メーカの社長の社長にとっても復活第2号のハンバーガーの味は忘れられないものだった様子です。ハンバーガーは食品会社の知り合いに頼んで作ってもらった特注品。「昔風のチープ」な味わいを何度もかみしめました。

 ちなみに、復活第1号のハンバーガーを買ったのは、プラスチック部品メーカのCAD 検査主任でした。

 話題になった事件の防犯カメラ映像には、カップルで訪れた若い男が、小銭を自販機に何度か投入しても返却されてしまうことにいら立ち、こぶしで強くボタンを殴っている様子が映っていました。一緒にいた女性は、その様子をスマートフォンで嬉々として撮影しているようにも見えます。この映像はSNSやテレビの情報番組で繰り返し流されましたが、逃げた男の足取りは今も不明で、「犯人はまだ捕まっていません。警察は『捜査はしている』とは言うのですが…」とため息をつく。

 思い入れの強い自販機を壊された社長のショックは大きいですが、無事に復活した自販機を前に「お客さんが喜んでくれる。感謝しかない」と、少しずつではあるが、心の傷も癒えつつあるようです。

<YAHOOニュース 10/20(水) 15:30配信>より


35年も前に製造された機械の部品は存在しないので、一つ一つを手作りで作成しなければなりません。手間もお金もかかる作業ですが、意気に感じて無償で部品を制作されたこのプラスチック部品メーカーの社長はすごい人です。
この自販機が壊されたニュースを見て、所有者のコメントに何かを感じ取り動いたのだと思います。レトロな自販機を集めて、実際に使えるよう修理やメンテナンスを行い、どれも思い入れが強い機会だと思います。技術者として、かかった手間暇を無残にも壊されてしまった悲しさ、むなしさに共感を覚えたのではないでしょうか。人の縁を強く感じます。

また、一方自販機に破壊行為を加えた若者は、こんなに大きな騒ぎになるとは思っていなかったでしょう。ニュースを見て反省し、二度とこんないたずらをしないような人になってほしいです。
そしていつかは、困っている人の役に立つようなことを自ら進んで行ってほしいです。

それと、今回の行為について、勇気をもって持ち主の社長に心から謝罪をしてほしいと思います。
みんなが助け合い、思いあえる世の中にしていきたいです。
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2021年9月13日

最新の盗難手口について

テーマ:スタッフブログ(489)

特殊な機器で車の制御システムを不正に操って解錠したとみられる高級車の窃盗被害が愛知県内で相次いだことが、捜査関係者への取材でわかりました。「CAN(キャン)インベーダー」と呼ばれる新たな手口で、車が異常を感知しないため搭載された警報装置も作動せず、専門家はタイヤロックなど二重三重の対策を呼びかけています。

8月11日未明、名古屋市の住宅駐車場から1000万円超の高級車レクサスLXが消えました。防犯カメラに映った人物が盗んだ車で逃走するまでわずか十数分。鍵をこじ開けた形跡はなく、捜査関係者は「犯行時間も短く、CANインベーダーの可能性がある」と話しています。

20日未明には、同市の住宅ガレージからLXが盗まれ、物音に気づいて運転席のドアにしがみついた男性が振り落とされて負傷してしまいました。22~24日にも、同市や長久手市で高級車が5台立て続けに盗まれました。


窓ガラスが割られたり、鍵が壊されたりしておらず、一部の現場では、車の左前部にしゃがみこむ不審な人物が防犯カメラに映っていました。捜査関係者らによると、故障診断に使われるヘッドライト裏側の配線に特殊な機器を接続し、電子信号を送ることで解錠やエンジンの始動が可能になるとのことです。車の動作を制御する車載ネットワーク「CAN」を乗っ取るイメージから、CANインベーダー(侵略者)の呼び名が付けられました。
兵庫県警は8月31日、この手口による窃盗事件を全国で初めて摘発し、男2人を逮捕したと発表。被害は17都府県で195台(総額約9億5000万円)に上るとみられています。解錠に使われた小型の機器について、男らは「知り合いから約200万円で買った」と供述、窃盗グループの間で流通している恐れがあるとのことです。

近年は、車の電子キーが発する電波を増幅、中継して解錠する「リレーアタック」の被害が目立っていましたが、電波を遮断するアルミ缶にキーを保管するなど対策が浸透してきたため、新たな手口に切り替える動きが出てきたとみられます。

防犯アドバイザーによると、CANインベーダーは電子キーが近くになくても解錠でき、10~20分の短時間でエンジンがかけられます。特にレクサスは部品だけでも海外で高値で取引され、狙われやすいといいます。
「タイヤやハンドルをロックする防犯用品を装着するなど、この車を盗むには時間がかかると思わせる対策が重要。カーセキュリティー専門店に相談してみてほしい」と防犯アドバイザーは話しています。


<YAHOOニュース 9/12(日) 14:35配信>より
  
  

車両盗難も技術の追いかけあいが加熱してきています。最新式の車は、今までの手口ではピクリとも動かないようになっていて、ガソリンがエンジンに行かないように燃料カットを行ったり、盗難に遭ってもGPSでリアルタイムに所在場所を特定できたりなど、万全の対策が取られています。しかし、CANインベーダーという手口はメインのシステムを書き換えることができてしまうので、最新のセキュリティを無力化してしまうこともあります。したがって、最新の手口に対する対策は、やはりハンドルをロックしたり、タイヤをロックしたりする原始的な方法になってしまうようです。

便利さと引き換えに安全性を犠牲にしてしまったパターンです。

いくら便利になろうとも、鍵が無くならないのはそういった理由からでしょうか?

私共セキュリティハウスも、皆様の安全を守るために、常に最新の犯罪手口を知り、そのうえでの対策を講じていかなければなりません。

狙わせない、入らせない、あきらめさせる!がセキュリティハウスのモットーです。

ご相談はお気軽に!
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