急展開となりました。千葉県の住宅が焼け、親子2人が死亡した火災で、警察は同居女性を放火と殺人の疑いで逮捕しました。
現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕されたのは、無職の容疑者の女性です。
容疑者の女性は17日午前6時半ごろ、千葉県にある自宅に火をつけて、家の中にいた夫と息子の2人を殺害した疑いが持たれています。
近所の住民によると、事件当時、家の外に避難した容疑者の女性は「夫が灯油をかぶって火をつけた」「助けてほしい」と話していたといいます。
当初は、2人が死亡した住宅火災から、妻だけが無事に助かったと思われました。
しかし、その後の捜査で、容疑者の女性が関わった事件である疑いが強まり、一転、逮捕となりました。
警察によると、夫は脳梗塞を患い、自由に身動きがとれない状態で、息子も重度の障害で、寝たきりだったといいます。
近所の住民も、大橋容疑者が2人を介護していたと証言します。
容疑者の女性は取り調べに対し、自宅に火をつけたことは認めていますが、殺意については、一部否認しているということです。
警察は、介護疲れによる犯行の可能性も視野に入れて、動機を調べています。
<YAHOOニュース 2021年11月19日 9:30配信>より
火を放った末にお二人の命が奪われてしまいました。たった一人で2人の介護をすることがどれほど大変なことなのか、想像以上の苦労があったと思います。
放火という犯罪は、大罪です。今回の事件もやってはいけないことです。
しかし、たった一人で苦労され、精神的に追い込まれ、つい出来心で火をつけてしまい、はっと我に返ったときには火の手が上がってしまい、どうすることも出来なかった。ということではないのかと、考えてしまいます。
もし、相談できる誰かがいれば…このような事件には発展していなかったのかもしれません。
非常に残念です。お亡くなりになられたお二人のご冥福をお祈りするとともに、にどとこのような悲しい事件が起こらないことを願います。