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スタッフブログ

最近の犯罪について

2018年12月12日

同級生と家族とで窃盗グループを構成。運転手・見張り役等役割分担。

埼玉新聞 2018.12.12の記事に同級生と家族とで窃盗グループを構成し、71件の窃盗を繰り返していた記事が掲載されています。

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埼玉新聞2018年12月11日(火)より下記引用

同級生らと母と弟で窃盗グループ…運転手や見張り役も 容疑で追送検 越谷などで窃盗71件を確認/県警

 県警捜査3課と越谷署は11日、窃盗などの疑いで、越谷市弥栄町3丁目、無職の男(25)=同罪などで公判中=ら男女6人をさいたま地検越谷支部に追送検した。県警は埼玉、千葉、茨城県で発生した窃盗事件など71件(被害総額約1450万円)を確認、うち53件(同175万円)を追送検し、捜査を終結した。

 追送検容疑は共謀して、昨年6月9日ごろから今年4月8日ごろまでの間、越谷市弥栄町の住宅など53カ所に侵入するなどして、現金約122万円と財布など132点(計約53万円相当)を盗んだ疑い。

 同課によると、男を中心に6人で窃盗グループを形成。男の同級生3人と、そのうちの1人の母と弟が仲間に加わっていた。他の者は運転手や見張り役をしていたという。県警は4月、男らを逮捕し、余罪を追及していた。男らはいずれも「生活費欲しさにやった」と容疑を認めているという。

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71件もの窃盗を繰り返していた、というのは、「窃盗」が仕事になっている、ということです。
外国人窃盗団等では、見張り役、運転手、実行犯、預金を下ろす役、商品を換金する役、タイムウォッチを持参し5分経過したら合図を送る役・・といった役割分担がされているケースが多いです。

全国的にが、窃盗犯や手口の傾向としては、
●組織化
●凶悪化
●短時間化
●国際化
などがあげられます。
この窃盗グループもそういう面では組織的に犯罪を行なっていると言えます。

但し、今回追送検された53件175万円は10カ月での犯行ですので、1ヵ月17.5万円。一人当たり3万円未満ですから、時給にしたら非常に安い仕事です。
しかもこれから長い時間拘束され、堀の中で厳しい生活を強いられ、出所した後も厳しい現実が待っています。
「生活費欲しさ」とのことですが、今の時代、えり好みしなければ仕事はありますので、3万円の何倍ものお金を稼ぐことは可能です。

一見部が良いように思える泥棒稼業ですが、実際にはそんな甘いものではありません。

やはり、まじめに額に汗をかいて「労働」してその対価にお金を得ることほど確実なものはないですね。
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2018年10月29日

リフォーム詐欺

「振り込め詐欺」はかなり有名になりましたが、それでも多くの方が被害に遭っています。

今年2月8日の朝日新聞には振り込め詐欺を含む「特殊詐欺」について下記のような記載がありました。

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 昨年1年間に全国の警察が認知した振り込め詐欺など特殊詐欺の被害件数は、1万8201件(前年比28・6%増)で7年連続の増加となった。現在の統計の取り方になった2010年以降で最多。被害額は約390億3千万円(前年比4・3%減)で、3年連続の減少。1回当たりの被害額が少ない架空請求が増えたのが主な要因という。警察庁が8日発表した。

 東京や神奈川、福岡といった大都市圏を中心に16都道府県で件数と額が増え、被害者の7割を65歳以上の高齢者が占めた。警察庁は金融機関と連携するなどし、被害防止策を進める。

 手口別にみると、金に困った息子などをかたる「オレオレ詐欺」が8475件(前年比47・3%増)で最多。有料サイト利用料などの「架空請求詐欺」5754件(同53・8%増)、医療費や税金が戻ると偽る「還付金詐欺」3137件(同14・8%減)と続いた。これら三つの手口で全体の95%を占めた。

金品を受け取る方法では、警察官などを名乗ってキャッシュカードをだまし取る方法が4004件と前年の4倍以上に膨らんだ。コンビニなどで販売されるプリペイドカード式の電子マネーで支払わせる方法も2914件と前年より倍増。被害者にATMを操作させて現金を振り込ませる従来多かった方法は減少傾向で、金融機関などの水際対策が強化されたためとみられる。

 検挙件数は4654件(前年比4・1%増)と3年連続の増加、検挙者数は2490人(前年比5・1%増)だった。摘発した犯行グループの拠点は過去最多の68カ所だった。

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 被害額は減少して390億ということですから、非常に高額です。

 今回「詐欺」について記載しようと思ったのは、あるウッドデッキのメーカーのホームページを見たことからです。そのホームページには注意勧告として「当社のウッドデッキなどの写真、解説などをコピーしたネットショップが複数存在します。楽天・ヤフー・自社オンラインショップの各ショップ意外は全て詐欺サイトですのでご注意下さい。」と記載されていました。
 聞いたところ、大手エクステりメーカーの商品を40%引き、といった大幅の値引きで販売。お金を振り込んでも何も送ってこない、ということのようです。実態は海外ではないかとの話。

・住所を調べても実在しない?
・電話番号がない。メールのみ
・支払方法は銀行振り込みのみ。カード・代引きもない。
・銀行の口座名は法人名ではなく個人名。
最近は電話だけでなくメールやホームページを使っての詐欺が横行しています。
ヤフーや銀行の名前を使ってクレジットカード情報やIDパスワードなどを聞き取ろうとしたりしています。
ついつい不安になって、そこに記載されているアドレスをクリックしたり、電話をしてしまうと大変なことになります。

又、リフォーム等塗装等も「近所で工事をしていたので」「屋根の塗装が・・」といった強引とも思える売り込み勧誘があり、価格に関しても非常に高額だったり、内容が問題あったりするようです。

注意が必要です。
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2018年10月22日

自動車盗難の新しい手口とそれに対する防犯対策

自動車盗難は相変わらず全国で発生しています。

その中で、本来セキュリティ性が高そうに感じられる「電子キー」の自動車を狙った自動車盗の被害記事がありましたのでご紹介します。
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電子キーの車狙い、130台窃盗・・・解体し露輸出
電子キーでエンジンを起動する車を狙い、自動車盗を繰り返したとして、兵庫県警がロシア人の男3人(公判中)を窃盗容疑で逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。被害は少なくとも、兵庫、岡山両県で約130台(約1億7900万円相当)に上るという。

 捜査関係者によると、3人は今年3月、兵庫県明石市などで車計7台を盗むなどした疑い。1人は容疑を否認、他の2人は認めているという。

 3人は、電子キーの車を狙い、窓を壊すなどして車内に侵入し、車に接続するとエンジンを起動できる特殊機器を使い、車を盗んでいた。プリウスやランドクルーザーなど、ロシアでの人気車種の被害が多く、盗んだ車は、いったん「ヤード」と呼ばれる倉庫に運び、解体してロシアに輸出、転売していたという。
(読売新聞 2018.10.21より引用)

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この新聞の中では「窓を壊す」という手口を紹介していますが、それならば電子キーの車でなくても良い手口。
電子キーの自動車の場合には「リレーアタック」と呼ばれる手口も出てきています。
これは、電子キーから発せられる電波・信号を拾い、それを利用してドアを開け、エンジンをかける方法です。この手口で実際にレクサスLXをキー無で動かす動画がホームページに掲載されていました。
一般的には電子キーで守られていると思っていますからこうした手口が横行すると犯罪は急増するのではないかと危惧します。
電子キーの場合には電波を遮断するキーケース等に入れるというのも防御方法です。


また、ドアノブの下に小さな穴をあけ、車内を調べ後日盗む、という方法もあるとのことです。
もちろん、施錠していない、キーを付けたまま車から離れる、といった隙を狙っての犯行も非常に多く
防犯はどんな短時間でも隙を作らないことが大切であることは言うまでもありません。

自動車盗難から愛車を守る方法

・イモビライザー等自動車盗難防止装置を付ける。
・自動車内にドライブレコーダーを付ける。
・ハンドルロックを付ける
上記は、それを無効化させたり、破壊する、という手口もあるため万全ではないことを充分に考え、下記の対策も併せて行う。

・駐車場は防犯対策として最新の防犯カメラや外周警備、LED人感ライト等を設置している駐車場を選ぶ。
・人目につきやすい場所に駐車する。
・自動車のキーを他人に貸したり、喫茶店などでテーブルの上に置いたりしない。
・電子キーは電波を遮断するキーケースに入れる。
・短時間であっても必ずキーを抜きロックをかけて自動車から離れる。
・自動車の中に手荷物やノートパソコン・小銭・洋服などを置きっぱなしにしない。トランクに入れる。
・自動車の中は整理整頓して隙を見せない。
・自宅のガレージにはシャッターを付け、防犯カメラ・LED人感ライト等を設置する。
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2018年10月16日

「地面師」という詐欺師

「地面師」という文字がニュースから飛び込んできました。
映画やドラマのような大掛かりな公文書偽造による詐欺事件です。

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積水ハウス(大阪市)が東京都品川区の土地購入代金をだまし取られた事件で、偽造した書類で土地の移転登記をしようとしたとして、警視庁捜査2課は16日、電磁的公正証書原本不実記録未遂と偽造有印私文書行使の容疑で、地主に成り済ました「地面師」グループら十数人のうち、A容疑者(63)と不動産会社の実質経営者B容疑者(46)ら男女数人を逮捕した。残るメンバーについても逮捕する方針。

リーダー格とみられる男が国外に逃亡しており、警視庁は逮捕状を取って行方を追うとともに、事件の全容解明を急ぐ。
 捜査関係者によると、地面師グループは昨年6月ごろ、品川区西五反田にある約2000平方メートルの土地について、東京法務局品川出張所で偽造した書類を提出して地主の女性に成り済まし、土地の移転登記をしようとした疑いが持たれている。

 積水ハウスなどによると、同社は昨年3月ごろに土地の売却情報を得て、同4月24日に地主を名乗る女と不動産会社を介して土地を買い受ける契約を結んだ。6月1日までに手付金と残金の計約63億円を支払い、品川出張所に移転登記を申請したが、書類が偽造と発覚して同9日に却下された。
 最終的に約55億5000万円が回収不能となり、積水ハウスは8月に被害を公表。詐欺容疑で警視庁に刑事告訴していた。(時事通信2018/10/16より引用)
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「地面師」という言葉も初めて知りましたが、63億円といった高額被害額であること、積水ハウスという大手企業が被害者であること等から一斉にニュースに掲載されています。

この背景には大手不動産会社が2020年の東京オリンピックに向けて東京都内のマンション建設用地を買いあさっているということがあります、又、これは全国的に傾向ですが、「土地所有者の高齢化」があります。周辺も含め相続が進むと、土地の所有者と近所の方も面識がないという状態になってきています。
こうした状況の中で、今回問題になった五反田の元旅館の土地をめぐって事件が発生しました。

 ホームページを見ていて、これだけ大きな取引の中で「文書偽造」がポイントになっていることです。 今回は積水ハウス側の司法書士も偽造された文章に気がつかなかったということですから、一般の方は今まで以上に細かな点まで確認する必要が出てくると考えます。
「印鑑証明書」も偽造がありうると考えよく確認することが大切です。(法務局の「印鑑証明書用専用紙の主な偽造防止措置 より抜粋)
➡①透かしインキ:光にかざして見ると桐の模様が透かしのように、白く済めて見える。
 ②コピー牽制(左右):コピー横で』複写すると隠れていた「COPY]という文字が現れる
 ③連続番号(天地2方向):用紙ごとに一意の番号が連続で印刷されています。
土地所有権移転の仮登記では権利書は必要ないが、本登記には権利書が必要となります。
しかしながら実際には「権利書がない土地」というのも多く存在します。そういう場合には「本人確認情報」により手続きを進めます。
今回の積水ハウスの場合には、偽造のパスポートを提示され、それを担当司法書士は本物と信じたということです。公証役場で公証人による本人確認情報が作成されていたようです。公証役場の中には身分証明書と印鑑証明書だけで本人確認情報を作成する場合もあるとのことですが、今回を機にもっと時間をかけて綿密な調査をすることが今後必要になると思われます。

もっとも確実なのは、登記簿上の住所の自宅で実際に相手に会うことです。
その時に表札や別に写真のある運転免許書、健康保険証など複数の書類などを確認することでより偽造などが発生しにくい状況となります。

今回逮捕されたのは、グループの下っ端の実行犯。主犯格は皆逃亡中ということで、不動産売買に関して気を抜くことはできません。
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2018年8月28日

滋賀県で金属盗難相次ぐ 外周警備+i-NEXTのお勧め

金属盗難が滋賀県で相次いで発生しており、非常に高額の被害を出しています。

●太陽光発電所でケーブル33本盗難 滋賀、500万円相当
 20日午前9時半ごろ、滋賀県竜王町の太陽光発電所で、電力ケーブル33本(延べ約800メートル、時価約500万円)がなくなっているのを関係者が見つけ、近江八幡署に届けた。窃盗事件として調べている。
 同署によると、電力ケーブルは太陽光発電パネルの土台部分に収納してあったが、工具などで切断された跡があった。発電所入り口の鍵も壊されていた。17日午後7時ごろには異常はなかったという。
【 2018年08月20日 京都新聞】

● どうやって?鉄板21トン盗難 大津の建設会社被害
 4日午前6時ごろ、大津市石居2丁目の建設会社「内田組」の資材置き場で、鉄板20枚がなくなっているのを従業員が見つけ、110番した。滋賀県警大津署は窃盗事件として捜査している。
 同署によると、鉄板は縦3メートル、横1・5メートルが14枚、縦6メートル、横1・5メートルが6枚。計約21トンで、210万円相当。同社の入り口付近に敷き詰めてあった。従業員が最後に確認したのは2日午後6時ごろだったという。
【 2018年06月04日 京都新聞 】
「金属盗難」は北京オリンピックの検察ラッシュで世界的に金属の価格が高騰した時期から世界的に発生しています。海外では通電中の電線を盗もうとして感電死した、という笑えないような話も聞きます。

日本でも、「こんなものが盗まれるの?」というようなものが盗まれて「換金されています」
・病院、マンションの消防設備の総帥口につく金具➡万が一の時消火できない。
・研究所の実験用金・銀
・建設現場・資材置き場から銅線、産廃業者への持ち込み金属
・敷地内の側溝のグレーチング(鉄製ふた)、
・公園の車止め、港遊歩道の転落防止用ステンレス製チェーン
・屋外空調機

怖いのは、「こうした「金属」を狙って、犯罪者が敷地の中に勝手に入ってきて物色して立ち去っていく」という行為です。
例えば、金属を盗もうと敷地の中に夜間侵入して、偶然事務所の窓で一か所施錠を忘れていたところがあった・・・こうなった時に、無施錠な窓からの「侵入窃盗」で、金属だけでなく、事務所の中の現金・什器備品・仕掛品・パソコン・パソコンの中のデータ(新商品データ・顧客データ・・・)と色々なものも盗まれてしまう、ということです。
こうした金属盗難に対しては、「敷地の中に犯罪企図者を侵入させない」ということが重要です。
建物に近づけない、敷地の中に侵入しようとするのを防ぐ・・こうしたことで犯罪を未然に防ぐことができます。

そして、もう一歩進めるなら「犯罪者がココはやめよう!」という気持ちにさせて、「犯罪対象から外させる(狙わせない)」ことも重要です。
そこを、セキュリティハウスでは「抑止」ということで最も重視しています。
今回被害に遭った太陽光発電所の防犯対策に関して述べると、
● 不審者が太陽光パネルに近づくのを赤外線センサーが検知し、瞬時に大音量の音と光で威嚇する。
● 瞬時にメール、その後音声で管理者・オーナーなどあらかじめ設定した人間の携帯電話に自動通報。
● メールと同時に現場の状況を智リアルタイムの動画と音声で確認。カメラは自分が確認したい場所に方向を変え、確認可能。
● 現地が暗い場合には現地照明を遠隔から点灯させて確認することも可能。

といったことが効果的です。

外周警備 納入事例

外周警備 納入事例

防犯以外にも

● 太陽光パネルの汚れや破損、雑草等が電力生産量が下がる理由です。気になる時に遠隔地からパネルの状況を確認して、修繕の必要があれば業者に指示をするなど、「現場に行かなくても現場にいるのと同じように状況把握することが可能」です。
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