スタッフブログ
太陽光発電所の銅線・金属を盗難。5県で136回総額2263万円の被害。
「金属盗難」は減っていません。
ANNニュースによると、埼玉・千葉・茨木・栃木・群馬5県で太陽光発電所の電線などを盗んで逮捕されていた男2名。
計136回2,263万円の被害が発生していました。
特殊カッターでケーブル切断し、盗んだ銅線や金属は金属リサイクルショップで換金していました。
逮捕された男2名は、「なぜ太陽光発電所を狙ったのか」との問いに
「太陽光発電所は人気がなく、発覚リスクが少ないので狙った」
と供述しています。
犯行は山の中等人気のない場所にある発電所。
民家から離れていて深夜は人通りもなく、少々音を立てても気が付かれることはありません。
トラックを横づけて、特殊カッターで切断し、二人で運んだのでしょう。
金属の価格はこの数十年で急騰しています。
1980年497.30円/Kg。最安値は1999年の178.39円/Kgに比べ、2022年は1152.32/kgと驚くほど上がっています。
そのため、リサイクル市場での取引価格も急騰。
そして、屋外にあり、まだまだ防犯対策がされておらず、犯行が気づかれにくい環境・・・とくれば、
侵入窃盗犯が目をつけるのもどおりです。
銅線や金属を盗まれるとどうなるでしょう?
● 修復するのに費用がかかる。
● こうした部品なども価格が上がっており、納期がかかることが多い。
● 修復するまで太陽光発電所は作動できず、売電もできない。
● 何度も現地に確認しにいき、時間をとられる。本業を休まないといけない。
といったことが発生します。
太陽光発電所での防犯対策には、防犯カメラだけではなく、プラス「外周警備」と「遠隔監視システムi-NEXT」をお勧めします。
なぜなら、本当に犯罪を未然に防ぐためには、防犯カメラだけでは不十分だからです。
防犯カメラは録画映像を犯罪発生後に確認することで、犯罪状況を把握したり、犯人逮捕につながるという意味では非常に効果があります。
犯罪件数の減少は防犯カメラの設置が要因の一つであるのは間違いありません。
しかしながら、犯罪が発生してしまってからの確認では「実損」が発生してしまうことも事実です。
そこでセキュリティハウスでは「防犯カメラ+α」をお勧めしています。
●外周警備システム(自主機械警備システム)赤外線センサーで、敷地の中に侵入したり、太陽光パネルに近づこうとした犯罪者を検知し、大音量の「音と光」で威嚇撃退します。
同時に、管理者へメール・音声で異常発生を知らします。
また「見せる防犯」として「セキュリティキーパー」を設置し、犯罪者に対し、「ここは万全の防犯対策をしている」ことを知らしめ、犯罪を未然に防ぎます。
●遠隔監視システムi-NEXT日常の太陽光パネルの管理にも使用できるのが、遠隔監視システムi-NEXTです。
外周警備システムと連動し、犯罪者が侵入しようとした時に瞬時に知らせ、i-NEXTのアプリを立ち上げると現地の状況を動画で把握することができます。
現地の照明を取り付けたり、ズーム、左右上下にカメラを動かして確認したい場所を自宅や会社など現地にいかなくても確認することができます。
日常も「雑草がパネルに生えていないか?」「破損していないか?」などパネルの状況をズームアップして確認できるので非常に効率的です。