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店舗百科86 昼間は来客報知用、夜間は防犯用に。
京都・下鴨神社の近くの緑の木立の中に、白いしょうしゃな建物が建っている。これがアトリエ・エンゼラだ。同画廊は、洋画家の柴田米三氏の息子夫婦らが経営しており、定期的な企画展や古典を行ったりしており、ちょっとした小美術館といったたたずまいだ。
同画廊は、こうした美術展のほか、常設の作品を豊富に陳列することもあり、作品の安全管理には常日頃から十二分に気をつけている。
だが、災難は思いがけないところから来るものだ。今まで無事故であったからといって、将来の保障はない。美術品というかけがいのない財産を所有しているので、心配は限りなくあるものだ。そこで、同画廊は、種々検討した結果、セキュリティ―システムの導入に踏み切った。
採用したセキュリティ―システム は、デザイン、機能ともに定評ある「セキュリティハウスのシステム ファザーズ」。このシステムは、昼間は来客報知用に、夜間は防犯用に使用できるシステムで、コントローラー、ガラスセンサー、マグネットスイッチ、送信機、警報ベルなどから構成されている。
画廊は、建物ッ自体が美術品といえるものであるため、導入前は、美感を損なうのではないかと心配したという。実際に設置してみると、シンプルなデザインと落ち着いた色の機器は、まったく違和感を感じさせず、邸内にとけこんでいる。
設置後は「幸いにも夜間に侵入されたり、いたずらにあうこともないので、セキュリティ―システムが稼働したことはない」が、以前より案していられることは事実のようだ。