セキュリティハウスのあゆみ
1985年 ハイセキュリティシステム「ファザーズ」。保安の合理化・高密度化
1985年に制作した工場や事業所向けのハイセキュリティシステム「ファザーズ」カタログ。
表紙だけ見ると、現代でも通用しそうなデザインでもっと後の時代かと思いましたが、裏面のSHS数が33社ですので、
かなり早い時期に制作しています。中面の商品写真を見ると、「スーパービーマー」(現在の赤外線センサー)、古い受信盤なども掲載されており、その当時のものであることがわかります。
保安の合理化、高密度化システムを提案します。
明日の企業の安全システムをかんがえる「ファザーズ」
企業を取り巻く危険因子は複雑多肢にわたっています。とりわけ、悪意を持った侵入者による犯罪や、火災などの災害による損害は企業に破壊的損害を及ぼす場合も充分考えられます。
今こそ、企業は万全の安全態勢を整えることが大切です。
かといって、低成長時代の今日、安全のコストはできるだけ安く抑えなければなりません。
「ファザーズ」では、省力化を図りながら、高密度の安全システムをお届けします。
● 侵入者により企業機密が漏れたら・・・
● 侵入者により工場施設が壊されたら・・・
● もし工場に放火されたら・・・
● もしボイラーが爆発したら・・・
● 侵入者により生産ラインに異物を混入されたら・・・
● ガス漏れ、火災が起こったら・・・
● コンピュータ室などが襲われたら・・・
「ファザーズ」3つのポイント
ポイント① 犯罪や災害を未然に防ぐ
「ファザーズ」のコンセプトは、犯罪や災害を未然に防ぐこと。侵入者をいかにして捕まえるかを考えるのではなく、侵入しようとする心理をキャッチして事前に安全な手を打ちます。「ファザーズ」は敷地全体を視点にとらえた安全システムを提案します。
ポイント② 経済的で高密度の安全システムを確立
広大な敷地の警備を人的警備だけで行うのは、非常に無理があります。しかし、「ファザーズ」なら、保安警備を1か所で集中管理。保管体制の省人力化を図るとともに、省エネにも効果的です。その結果保安管理コストを大幅に軽減し、それでいてより強化された保安体制は敷けます。
ポイント③ 「信頼」という高付加価値商品が生まれる
事業所周辺の住民に対して、保安警備を万全に行っていることをアピールすることは地域住民との間に信頼感を高め、大きなイメージアップにつながります。地域社会から信頼される企業こそ反映するといえましよう。
設計・施工から定期点検まで、トータルに安全をコンサルティング。会社や工場に安心をお届けします。
「セキュリティ」という非常にデリケートで秘密となる文やをお任せいただくわけですから、システムの設計と施工を、わたしたちの責任のもとに遂行します。また、電子機器による無人監視は、機器が完全に作動してはじめてパーフェクトが期せるもの。ですから保守点検をはじめとしたアフターサービス体制も整え、トータルに安心感をお届けします。
システムの秘密を厳守する、会社、工場独自の完全ンオーダー制。あらゆるニーズに対応するシステム設計。
わたしたちは長年の防犯・防災研究と実務経験によって、会社や工場ごとに犯罪や災害が発生する可能性と様態が異なることを知っています。「ファザーズ」では、各事業所にもっとも適したシステムをつくりあげます。あらゆるケースを想定したシステムですから、それぞれの機能が有効に使えます。もちろん、システムを知っているのはセキュリティハウスだけ。秘密が外部に漏れることはありませんから侵入者にシステムの裏をかかれるという心配はありません。