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病院 点滴への異物混入。防犯カメラなど対策はどうするべきであったか?

相模原障害者施設での殺傷事件の記憶も鮮明なこの時期に、横浜の病院で発生した点滴への異物混入事件。
県警によると、連休中に投与する点滴は17日午前、1階の薬剤部で施錠された保管場所から出された後、職員2人が投与対象の患者名や使用日を書いたラベルなどをチェック。段ボール箱に入れて4階のナースステーションに運ばれ、使用前は箱から出して机の上などに置かれていたということです。

 連休中は、朝から夕方まで看護師3人が勤務。夜間は別の看護師2人が当直として勤務していたということですが、防犯カメラや入退出管理システムは設置されていなかったようです。
未使用点滴10個ほどに穴 無差別に狙う? 中毒死事件

横浜市神奈川区の大口病院で入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、4階のナースステーションに残された未使用の点滴のうち、10個ほどに小さな穴が開けられていたことが捜査関係者への取材でわかった。死亡した2人以外のものにも穴があったといい、神奈川県警は、何者かが無差別に患者を狙い、注射針で消毒液を混入した可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、穴は点滴のゴム栓部分を保護するフィルムで見つかった。点滴が投与される際、このフィルムははがされる。袋部分に目立った穴や傷はなく、県警は医療器具に詳しい人物がフィルムの上からゴム栓に注射針を刺したとみて、中身の鑑定を進めている。ゴムは収縮するため、針が通った跡はよくわからないという。

 点滴はいずれも、17日午前に病院1階の薬剤部から4階のナースステーションに搬入されたもの。3連休だった17~19日分で、使用予定日ごとに段ボール箱に入れられ、死亡した西川惣蔵さん(88)、八巻(やまき)信雄さん(88)にも投与された。20日に八巻さんの死亡が確認された際、未使用の点滴が約50個残っていた。

 ログイン前の続き点滴はそれぞれ記名されていたが、死亡した2人以外のものにも穴があった。2人はほぼ寝たきりで、入院中に恨まれることなどは考えにくく、県警は無差別に入院患者が狙われた可能性があるとみている。

 西川さんについては、看護師が18日午前に点滴を付け替えた後、午後4時50分ごろにアラーム音で心拍数の低下に気づいた。その約10分後に心停止し、午後7時に医師により死亡が確認されたという。

 2人の遺体と、八巻さんに投与された点滴からは、殺菌作用が強いタイプの界面活性剤が検出された。同種の界面活性剤を含む消毒液は、4階のナースステーションなど院内の各所に置かれていた。県警は、西川さんに投与された点滴について、使用済みの袋を回収して中身を調べている。(2016年9月27日朝日新聞より引用)
この病院は入院患者には重症の高齢者が多く、病床数は85。関係者によると、4階は最大で35人を受け入れられる。4階では7月1日以降、9月20日までに48人が死亡。8月下旬には1日で5人、9月初めには1日で4人が亡くなったという。27日に取材に応じた高橋院長は「やや多い。特に土日に多かった」と語っっているという。

緩和ケアなどで日常に入院患者の死と直面していて少し一般の人より死に対して感覚がマヒしているようにも感じます。

一般的に病院の場合、不特定多数の人の出入があります。
特に重病な病人の場合には家族が寝泊まりすることも多く、夜間や早朝にもそうした家族が出入りする場合もあります。また、夜間も含めて看護師は非常に忙しく、ナースステーションが不在になることもあります。
問題の点滴が机の上に置かれたままになっていたとのことで、管理体制の不備を指摘されるところです。
病院の防犯態勢としてどういうシステムが有効か
最低限、薬などの保管庫には入退出管理システム(Acsmart)と防犯カメラがあれば、部外者の侵入は防ぐことができます。
職員カードを持った人間だけがナースステーションに出入りできれば外部からの侵入者をシャットアウトすることができます。又、職員一人一人をカードで識別することで誰が、何時に入室して何時に退室したかがPCに記録されます。
又、扉が開いたらメロディが鳴るようにすると、注意喚起できるので効果的です。

こうした人の動きをきちんと管理することは非常に大切だと思います。

又、入退室管理システムと防犯カメラを連動させ、録画しておくことで抑止力になるとともに、万が一の事件発生時には画像で状況確認することが可能です。

今回の事件は衝撃的です。
重病のお年寄りや緩和ケアの方が入院していたとしたら、残された命がどれくらいの長さであったかは誰にもわかりません。しかし、残された時間を誰かに奪われるというのはご本人にとってやはり納得できないことであったと思います。

入退出管理システムと防犯カメラの連動
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