ドラッグストアで連続窃盗か 埼玉・川島町 6月1日
埼玉・川島町 1日午前4時ごろ、埼玉県川島町にある同じ系列のドラッグストアが2軒相次いで出入り口のドアのガラスが壊され、レジから現金合わせて180万円が盗まれ、警察は同じ犯人による連続窃盗事件とみて捜査しています。
1日午前4時前、川島町吹塚のドラッグストア「ウエルシア川島吹塚店」で警報装置が作動し、さらにその6分後にはおよそ3キロ離れた同じ系列のドラッグストア「ウエルシア川島上伊草店」でも警報装置が作動しました。
警察官が駆けつけたところ、いずれの店も出入り口のドアのガラスが壊されたうえ、店の中にあった2台から3台のレジがすべてこじ開けられていて、中から現金合わせて180万円が盗まれたということです。
2つの店は幹線道路沿いにあり、警察によりますと、レジは現金を入れるところの隙間に何らかの道具を差し入れてこじ開けられていることから、警察は同じ犯人による連続窃盗事件とみて捜査しています。
(NHKニュース6月1日より引用)
この2件の犯罪は、
・出入り口の扉のガラスを割っての侵入
・午前4時 周囲に人もいない時間帯
・同じ系列店舗・・・レイアウトなどが同じ
・警報装置が設置されていたが警察等到着前に犯罪は終了、逃走していた
・店内のレジ2台~3台がこじ開けられ、合計現金180万円が盗まれていた
ということで「非常に短時間である」「その短時間でレジをこじ開け逃走しているため事前にレイアウトなど確認している」というように感じます。
同じ系列店であるためレイアウトも、設置している警報装置も同様のものである可能性が高いことも侵入しやすさに繋がっていると考えます。
問題なのは、
● レジの中に現金が2店舗で180万円も入れたままになっていた
ということで、通常夜間金庫などに移している売上金がそのままレジに残されていた、と推測されますが
非常に防犯意識が低い、と感じます。こうした情報も犯人グループは知っていた可能性もあります。
又、通常はレジは鍵をかけず、現金が入っていないことを見せておくことがほとんどで、万が一侵入されてもレジをこじ開けをさせない、という工夫をしています。レジを壊されると高額だからです。今回はこじ開けられている、とあるのでその買い替えの費用も盗まれた現金180万円に追加されます。
防犯カメラなどとの連動がされていなかったのか?といったことも気になるところです。
店舗等は夜間・休日は無人であり、外からも無人であることが見えます。
ですので、防犯対策としては下記をお勧めいたします。
● レジの中に売上金は残さない。カラのレジを鍵をかけずに見せる。
● 建物の中に入られる前に現地で大音量の音・光が鳴り響き威嚇撃退する防犯システムを設置する。
● 防犯カメラと連動させ、自動録画するとともに、自宅等でiPad等で遠隔から現状を把握できるようにする。
遠隔監視システムi-NEXT
● 出入り口のガラス戸にはシャッターを設置し、夜間や休日にはシャッターを下ろす。シャッターのこじ開けを検知するシャッターセンサーを設置する。
● 店舗外部の目立つところにセキュリティキーパーを設置し、抑止力を強化する といった方法をお勧めします。
建物外部に設置したセキュリティキーパーが下見をする犯罪者に対し「精神的抑止効果」
侵入を検知すると、犯罪者が最も嫌がる音と光で威嚇撃退。
どこにいてもiPadで店舗のカメラを動かして見たい場所を動画と音声で確認できます。