スタッフブログ
悪夢のような襲撃。安倍晋三元首相銃撃で亡くなる。
日本の国で起きた犯罪なのか?とニュースを見て感じた。
自民党の安倍晋三元首相が8日、街頭演説中に背後から銃撃を受け、死亡。
奈良での街頭演説は前日に急遽決まったという。
街頭演説は有権者に政策を訴える重要な機会で、選挙戦では欠くことのできない活動。
安倍晋三元首相の人気はすごく、多くの人が詰めかけた。
不特定多数が現場を訪れるため、警備面ではどうしても限界が生じる。
今回の犯罪を捉えた動画が数多くニュースでも流れているが、なぜあの距離まで、背後から犯人が近づけたのか?
疑問だし、現場は何をしていたのかと憤りを感じている国民も多いと思う。
元首相クラスの警備は本来、「トップクラス」(専門家)のはずだ。警備状況や事前準備に問題はなかったのか。
「候補者はできるだけ近くで有権者と接しようとする。不審者の接近を防ぐためのフェンスやバリケードもあるが、これでは有権者に距離を感じさせてしまい、使いにくい」。
選挙活動中の警護は特に有権者との距離の取り方が難しいのはよくわかる。
ただ、映像で見る限り、警備体制は穴だらけで、万が一の襲撃に対する対応も組織として対応できていなかった。
・背後から犯人が近づいたのをなぜ静止していないのか?
・どの距離まで近づいたら声をかける、制止するといった考えがなかったのではないか?
・一発目の銃発射後なぜ誰も元総理をしゃがませて、自分の体を盾にして守っていないのか?
日本での襲撃の想定は刃物や鈍器によるもの。訓練はしているが、そもそも要人が銃器で襲われることは想定できていなかったのではないかとの声も聞こえてくる。
銃社会の米国では屋外で要人が演説を行う場合、交通封鎖をしたり、周辺の建物の窓を閉じたりするなどを徹底する。
また近距離で有権者と接する場合は、事前に対象者の手荷物検査を行うのが一般的だが、日本ではそこまではしていなかった。
しかしながら、犯人は岡山でも襲撃をしようと訪れているが、「難しい」とやめている。
そこに防犯力の差があったのは確かだと考える。
日本は世界に通用する最も力のある政治家を失った。
この事件は多くの人の記憶に残り、日本の防犯対策の大きなターニングポイントになると考える。
暴力の無い日常を強く望むとともに、志半ばでなくなった安倍晋三元首相のご冥福を心よりお祈りします。