福岡市の整形外科での火災が発生、入院患者10人が死亡するといった痛ましいニュースはまだ記憶に新しいと思います。
その後、病院の防火体制の見直しに関して
●厚生労働省は電源プラグとコンセント間のほこりの定期的なふき取りを指示。
●消防庁は防火扉など設備の点検強化、夜間当直時の初期対応の在り方について有識者会を設定し話し合う。
●国交省は一定規模以上の医療機関の防火扉の緊急点検を指示。
といったことがニュースにありました。
繰り返される病院や老人保健施設などでの火災。その度に痛ましい結果。
そしてその度に「防火扉の見直し」「設備の見直し」
ところが、被害の度ごとに出てくるのは「防火扉の前に物を置いていた」「避難訓練をしていなかった」「設備が古かった」といったことです。
火災に関して、発生してからの対処だけではやはり抜本的な被害はなくなりません。
いかに炎の段階、早期の段階で火災を消しさるかです。
炎センサーは10m先の7㎝の炎を検知し、音声メッセージでその場で報知したり、例えばナースセンターなどにある受信盤に信号を送り、受信盤が異常を通知することで被害を最小に抑えることが可能です。
火災感知器は65℃以上にならないと感知しないため、建物にはかなり火の気がまわってしまっています。
早期発見するためにぜひともご検討いただければと思います。