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店舗百科87 店舗向けセキュリティシステム
店舗向けセキュリティシステム
松定亭
24時間安全を確保する
同店は、京都・河原町通りの繁華街から歩いて十分の御池通りにある。周囲は、メーンストリートから離れた場所ではあるが、おしゃれな店が目立つ。また、京都市役所をはじめ、各企業のビルが多く、オフィス街のたたずまいを見せている。そのビルも京都らしく、高さを押さえてあり、ところどころに古い商店が混在し、風情のある通りになっている。
こんな街並みの中に、一見、見過ごしてしまいそうに違和感なく、しかもいきな店構えの「松定亭」がある。同店は、中に入ると思ったより狭く十坪程度。全体は茶色を基調にした内装で、壁と天井は布張り。壁面には、鈍い光を放つ金板がはめこんであり、照明は和紙を使ったユニークなもの。上手な部分照明の使い方をしている。
光、木、紙、金属といった異質なもののよい部分が巧みに組み合わせて作られた空間である。
店の雰囲気から見ると、若い客層が多いのではないかと思われるが、「若い人から年輩者まで幅広いお客様が来店する」という。オーナーの井上正弘氏は、京料理の老舗「「たん熊」で修業した後、大正時代から続いている自宅の仕出し屋を引き継ぎ、改装オープンした。
「家族だけでやってまっさかい、こったもんは作れしまへんけど、材料は一流のものをつこうとります」と一緒に店を切り盛りする井上氏の母は語る。二階部分は両親が住んでいる。
同店にはセキュリティハウスの店舗用セキュリティ―システム「ファザーズ」が設置され、24時間安全を監視している。
店舗で一番恐ろしい火事、ガス漏れ、盗難など。これを防ぐためセンサーを店舗内に設置し、事故、盗難を未然に防ぎ、安全を確保することが大切だ。「夜は私らだけですさかい、心配でしたけれど、ファザーズをつけてからは安心させてもろうてっます」と井上さんの両親は安心を強調する。一方、ファザーズは昼間は来客報知にも切り替えでき、二倍の活用が可能だ。シンプルな機器の外観が店の雰囲気を壊さずマッチしているのもファザーズならではの特徴だ。