全国で、この「置き配」の荷物を狙っての窃盗が発生しています。
●東京 北区の団地で、玄関前に置かれていた荷物を盗んだとして46歳の男が逮捕。4月9日、東京 北区の王子五丁目団地で、玄関前に置かれていた衣類など114点が入った段ボール箱1箱を盗んだ疑い。
「この時期に行けば金めのものがあると思った。盗んだものはリサイクルショップで売った」と供述している。
この団地や周辺では「置き配」の荷物が盗まれる被害が、ほかにも16件、確認されているということで、警視庁が関連を調べている。
●愛知県
●米国では置き配された荷物を狙った“ポーチ・パイレーツ(Porch Pirates)”と呼ばれる玄関先の盗難事件が多発しているそうです。
中には、Amazon配達員の車を尾行し、品物を狙っていることもあります。オンラインショッピングの急増に伴い、このような種類の盗難事件は増えており、今後もさらに増えていくことが予想されています。
2017年に実施された調査(2017 Sorr Pachkage Theft Survey, N = 1000)では、Amazonで注文された商品のうち、約31%が過去に置き配盗難の被害に遭っていたことが明らかとなりました。
マンションでも同じマンションの別の入居者に荷物と一緒にオートロックを開錠してもらい荷物を置き配した場合には、気がつかないこともあり、その商品が届かないことから窃盗に気づくといったこともあるようです。
折角購入した商品が盗まれる、だででは済みません。
★荷物に貼り付けられている個人情報が一緒に盗まれる。
★玄関先に長時間荷物が置かれたままだと、不在である、住人が宅配に対応しない=不用心と受けとられ、建物内への侵入窃盗犯のターゲットにもなる可能性がある。
★置き荷盗難にならないための方法
●インターホン付きカメラでトラック便が来たことを確認し、すぐに取り込む。
●防犯カメラでトラック便が来たことを確認するなどで、直接対面せずに受け取ることができます。
●日本では様々な形態の宅配ボックス(簡易宅配ボックス)が販売されているので活用する。
コンクリートの地面に打ち付けるタイプから金属製の重いロッカーまで。様々なタイプの宅配ボックス、置き荷バックなど自宅の状況に合わせて選ぶことができる。