「花街道」という名前のついたその道路は、周囲は田んぼや畑が広がり、道路の横には片方に桜並木、片方に紫陽花、手前に黄色のカンナがずっと並んでいました。
その道路を車で走ると、一瞬にして景色が変わり、車の中に季節の風が流れてきて思わず声を出したくなるほどでした。
幼い頃に見た映像の中で、暗い原爆ドームなどの映像の中で、赤いカンナの色だけが映っていた、という思い出があり、赤いカンナは嫌いだ、といった話とともに歌っていました。
今年も原爆記念日がやってきました。
ネット検索で調べると、「ああ許すまじ原爆を」と映像がありました。
私は初めて歌全体を聞くことができました。便利な時代になってきました。
今の平和な日本に生まれたことの幸せをかみしめて、この原爆記念日を過ごしたいと思います。