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携帯ショップ3件連続で侵入窃盗被害。警備会社契約先。
ヤフーニュース2023.1.16に気になる「携帯ショップ連続侵入窃盗ニュース」を発見しました。
埼玉県で16日朝早く、スマートフォンショップが荒らされる被害が3件相次ぎ、警察が調べています。 警察によりますと、16日朝早く、深谷市や東松山市などのスマートフォンショップで店内が荒らされ、スマートフォンなどが盗まれる被害が3件相次ぎました。 深谷市のスマホショップでは午前3時前、警備会社から「センサーが多数反応している」などと110番通報があり、出入り口付近の窓ガラスが割られ、店内からスマホやタブレットなど13台が盗まれました。 そのおよそ40分後には、およそ18キロメートル離れた東松山市のスマホショップで、同様の手口でスマートフォンなど12台が盗まれ、その後、行田市のショップでもスマホなど11台が盗まれました。 警察は同一犯の可能性もあるとみて調べています。(ヤフーニュース2023.1.16より引用)
今回の携帯ショップへの連続窃盗に関してはまだこれから詳細が明らかになるでしょうが、
過去にも同様の犯罪が多発しています。
携帯電話は高額で転売できる、ということで、犯罪者が狙うモノの一つになっています。
特に、iPhoneは世界で一番安く手に入るのが日本、ということで
転売目的の海外からの購入者も多い、といったニュースも良く目にしました。
過去の犯罪での特徴としては
① 組織化 複数のグループでの犯行。実行犯、ストップウオッチで時間を知らせる人間、運転手、転売係と役割を分けて犯罪。
② 短時間化 警備員が駆け付ける前に犯行を終えるために5分経過したら犯行途中でも終了させる、といった窃盗団も。
③ 国際化 外国人と日本人暴力団・・・など。
④ 凶悪化 武器を持って、車ごとシャッターにぶつかり侵入、壁に穴を開けて侵入など短時間で侵入するため荒っぽい侵入手口。
「爆窃団」といった名称で呼ばれていました。
多くのブランドショップや携帯ショップは警備会社と契約したり、自主防犯システムを設置していますが、数分で犯行を終える窃盗団の犯行には、それだけでは効果があるとは残念ながら言えません。
現在のシステムにぜひ併行して下記を付加することをお勧めします。
- 犯行を継続させないための威嚇撃退方法を併用する。
侵入を侵入検知センサーが検知すると自動的に霧を室内に噴射させる「霧による威嚇撃退」を併用します。
「霧で視界を遮ることにより犯行を継続させない」効果があり、被害を最小に押さえることができます。
フォグガードは無色無臭・人畜無害。精密機械などにも影響ありません。
- 威嚇用ベル、サイレンなどその場で音が鳴り響く威嚇用商品を付加した自主機械警備システムを設置する。
侵入を検知するとその場で大音量のベルやサイレンを鳴らすということは、犯行を継続させないために大変効果があります。
- 下見の時に、「防犯対策が採られている店である」ことをPRする。
窃盗団は事前に買い物客を装い、下見をしています。建物の外や店内の見えるところに防犯機器や監視カメラを設置し、「防犯対策が厳重である」ことを見せ、対象から外させることが大切です。
- 従業員に対し、昼間の防犯意識を高めるとともに接客中も気を抜かないよう教育する。
- 昼休み時間などに数名で訪問し、店員がショーケースを開けるなど接客に集中している隙に別のメンバーが宝石を持ち去るなどの手口もあります。店長は店内全体を把握できるようにするなどし、接客中といえども防犯意識を持つよう教育をしましょう。強盗対策などのマニュアルも必ず作成し、従業員に徹底しましょう。