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注意!新型コロナウィルス感染症に関連しこんな犯罪が増えています
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は、2022年4月までに感染者数は累計5億人を超え、世界的パンデミックをもたらしています。
2022年5月現在、 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置は全国で終了し、コロナ感染対策を行いながら経済活動を行っていく方針に変わり、飲食店も通常営業を行えるようになりました。海外からのインバウンド客をいつ制限を外すかが現在議論されています。しかしながら感染者数は以前高止まりの状況です。未だに毎日かなりの数の感染者数があり、重症患者は減っているものの自宅待機なども多く、いつなんどきまた大きく増加に転じるかわからないので、気をぬくことなく日常生活を行っていくことだ大切です。
一番最初 全国で実施された飲食店や大型店舗の営業自粛の時に発生したのは「侵入窃盗」でした。
休業中の店舗を狙った窃盗事件が相次ぎました。「休業中」の張り紙が犯罪者には対象物件の印に見えたののだと推測されます。また、繁華街でも人通りが少なく、窃盗犯にとっては「犯行途中に誰かと鉢合わせして顔を見られることがほとんどない」絶好の機会になっていました。
●大阪・ミナミのお好み焼き屋。店の入り口のガラスが割られ、店内で保管していた仕入れ用の現金約1万円が盗まれていた。売上金や釣銭用の現金は運び出していたので多額の被害は免れた。
●神奈川県では2019年3月下旬、複数の店舗を展開する整体院の臨時休業中の店舗を狙った窃盗事件が相次いだ。同県内では同月、無人の店舗に侵入して金品を盗んだり、金庫を壊したりする事件が前月比1・7倍の計44件に増加した。
当時はが学校も休校になり、子供だけの時間帯に侵入者があり鉢合わせになるという危険な事件も発生していました。
こうした休業中の店舗や大人が不在の自宅の場合には、
●扉や窓を確実に施錠する。ワンドア・ツーロック。
●店舗内に現金や高価な商品などを置かない。
●防犯カメラ設置などの防犯対策を行う。
●タイマー機能で夜間照明を付ける。
●SNSで休業中であることを発表しない。
●子どもだけの時間帯が多い場合には、小まめに電話やLINEで連絡する。
外出自粛でネットショッピングをする機会が増えています。
新型コロナウイルス感染症対策で、玄関先や専用の宅配ボックスなど、あらかじめ指定した場所に荷物を集配する「置き配」サービスの利用が広がる中、荷物を狙った窃盗被害が発生する可能性が高まっています。
商品へのいたずらなどの可能性もあります。
置き荷の盗難に対する防犯対策としては、
●荷物が人目につきにくい受取場所の指定。
●鍵付きの宅配ボックスを利用。
●配達時間を確認し、荷物を長時間放置しない。できれば電話をもらいすぐに受け取る。
●配達完了通知を受けたらすぐに荷物を回収する。
●人感ライトや防犯カメラの設置
新型コロナウイルス感染症に関連した不審な電話が相次いで確認されています。
「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」などの詐欺の被害に遭うおそれもありますので注意が必要です。
・市役所職員を名乗り「コロナのことで調べている。」
・親族などを名乗り「コロナの件で銀行の封鎖が始まるから、お金をおろして家に置いておいたほうがよい。」
・病院関係者を名乗り「息子さんがコロナでうちに入院したので連絡した。」
・助成金補助サポートセンターを名乗り「コロナの関係で新しい制度ができた。」
・宅配業者を名乗り「消毒作業で伝票が読めなくなった。」
・金融機関職員を名乗り「還付金があるが、コロナの影響で窓口で手続きができない。ATMに行ってほしい。」
〇「ワクチン優先接種」をかたる詐欺。
既にワクチン接種は3度目の方も出てきており、一部には期限切れのワクチン廃棄というニュースもあるのでもうこの手は使えないとお思いかもしれませんが、「新しい治療薬」「新しく認可されたワクチン」といった言葉で同様の手口が今後考えられます。
・「ワクチンが接種できるようになりました。後日返還するので、まず10万円を振り込んでください。」
などと言って、金銭を要求する不審な電話が全国で相次いでいる。
・ワクチン接種のための金銭や個人情報を、電話やメールで求めることはありません。
●自宅の電話機を留守番電話設定にする。
●不審な電話を受けた場合は、警察へ通報を。一人で行動しない。
●電話やメールの返信は注意。焦ってしない。