貴金属店窃盗を見ていた防犯カメラ

福岡市の中心部にある貴金属店でドアガラスが割られ、指輪などが盗まれました。店の前の防犯カメラにはバイクに乗って逃走する２人組が映っていました。

防犯カメラに映る黒い服装の２人組。周囲の様子をしばらく伺ったあと…

１人が白い袋を持って店の方から出てくると、２人組はバイクに乗って走り去って行きました。

警察によりますと、１０月２０日午前３時半ごろ、福岡市中央区にある貴金属店に何者かがドアガラスを割って侵入し、指輪を含む複数の商品を盗んで逃走しました。警察が窃盗事件として捜査しています。

＜ＴＢＳ ＮＥＷＳ ＤＩＧ ２０２２年１０月２０日　１３：５７配信＞より

貴金属店は、侵入されると短時間に大きな被害をこうむります。取り扱っている商品が小さく、高価なため、他の物よりも被害額が大きくなります。

店の前に設置された防犯カメラは侵入する前と、出てきたところが記録されていたということです。

防犯カメラで未然に防ぐことはできませんでしたが、証拠は残ります。

高額商品を取り扱う店舗では、侵入する際の開口部を物理的に強化する必要性があります。

ガラスは強化ガラスであっても時間をかければ割られてしまいます。

シャッターを閉めるなど入りにくい工夫をして、犯罪者に対し、ここは入りにくいので、ターゲットから外そう、と、思わせる努力が重要です。

残念ながら、カメラにはそのような魔法はありません。

カメラだけでは防犯にはならないということを理解してください。