防犯対策・強盗対策・防犯システム・遠隔監視のことならセキュリティハウスにおまかせください。
HOMEスタッフブログその他 > 返却されることを信じて傘を貸し出す
スタッフブログ

返却されることを信じて傘を貸し出す

ちょっと心がチクッとなった話。
京都新聞に掲載されていた「返却率97%の傘の貸し出し」を行っている長岡中央商店街の話です。
無料で傘を貸し出すというと、普通は安いビニール傘が中心になりますが、
この商店街はビニール傘ではなく色々な色の傘を用意してお客様が選択できるようにしているということです。
その背景は「返却されると信じているから」。

実際にもほとんど返却されており返却率97%、というから驚きです。
お客様が雨でも安心して買い物をしていただけるようにするのが目的ということですから素晴らしい、というのと、その考え方に心がチクリと痛みました。

というのが、防犯の仕事をしていると、どうしても「商店街なら防犯カメラ」「犯罪を未然に防ぐためには防犯カメラ」といった発想になってしまっている自分がいるからです。
性善説と性悪説。防犯はどちらかというと「犯罪が起きない環境を作る」ということで、突き詰めて考えると「簡単に盗めて、100%誰にも見つからないということであれば盗む人は多い」ということが前提になっているのではないかと思います。性悪説とまでは言わなくても、「犯罪者を作らないために犯罪がしにくい環境を作ることが大切」、という前提になっています。

だからこそ、返却されることを信じていい傘を貸し出す、ということを組合として決定して実施しているということが凄いと感じました。
その勇気にちょっと感動しました。

たしかに日本は他国のように長時間の停電になっても、震災で食べ物がなかなか届かなくても暴動が起きたり店舗を襲撃したり・・といったこともなく、整然と届いた食べ物を手を合わせてもらう国民です。東北で何度もそんな風景を目にして多くの海外のメディアが称賛していますが、ほんとうにそういう面では性善説でいいのかもしれません。

でも一方で、残念ながらそんな被災者の空き家を狙った窃盗も多発しました。
やはりどんな国でも、どんな時代でも泥棒はいるということなんだと思います。

お客様が返却してくれることを信じている・・という商店街、応援したくなりますね。
Share on Facebook

お問い合わせフォーム

資料請求

無料防犯診断

お問い合わせフォーム

ページトップへ

資料請求はコチラ
自主機械警備システムNEXTの特長

自主機械警備システムNEXTは「狙わせない、侵入させない」ことを重要視したシステム。お客様に安全・安心をご提供いたします!

遠隔監視システムi-NEXTの特長

遠隔監視システムi-NEXTはiPadを使用した最先端のセキュリティ。リアルタイムで監視、離れた場所から動画や音声も確認できます。

私達に解決できること

セキュリティハウスにおまかせいただければ防犯対策はもちろんのこと、経費の削減や業務の効率化・改善、省エネ対策も可能です。

セキュリティハウスのあゆみ
お近くのセキュリティハウスを探す
加盟店募集
防犯に関する基礎知識
モバイルサイト
Facebook