まず犯罪認知件数を比較してみましょう。22年1月～5月は3,528件、23年1月～5月は4,132件で604件増加(17.1％増)しております。1か月120件近く増加しているというところでしょうか。
最近ニュースでよく見かける「強盗」について見てみると、22年1月～5月は448件、23年1月～5月は569件で121件増加(27％増)でやはり増加しています。
増加数で見ると強制わいせつが199件増加しており、増加率で見ると略奪誘拐・人身売買が44.2％増加しています。

次に重要窃盗犯件数を比較してみましょう。22年1月～5月は17,283件、23年1月～5月は21,237件で3,954件増加(22.9％増)しております。1か月800件近く増加しています。
侵入犯が手を出すと強盗になるので、母数が増えるのは必然といえるかもしれませんが、去年との比較で気になるのでは、自動車盗やひったくりは減少しているのにも関わらず、侵入犯は22年1月～5月は14,204件、23年1月～5月は18,019件で3,815件増加(26.9％増)です。すりの214件増加の58.2％の増加率も気になります。

上記のように犯罪数が増加していますが、まだまだ増えてくる予想されます。そこで必要なことが「防犯意識を高める」ことです。
泥棒は犯行前に必ず下見をします。その時に「この家はやめておこう」と思わせる必要があります。
その時に実施すべきことは下記の2点です。
①家の中、外共にきれいにしておく
②戸締りする

窓から家の中が見えますので、その時に鍵はしまっているか？どこに何があるか？なども情報を入れていきます。
①②がしっかりできていても侵入できそうと思えば泥棒は入ってきます。

そこで必要なのが「狙わせない」仕掛けになってきます。
その仕掛けが必要だと思う方は下図のサッカー元日本代表の川口能活氏の画像をクリックしてください。