「かつて見たことのない勢いだ！」
そう言われているのは家電量販店のドアホン担当の方です。
１月以降ドアホンの売り上げが前年比で1.5倍になているそうです。
東京都狛江市で高齢女性が犠牲になった強盗致死事件が起きたのは1月。「ルフィ」と名乗る人物が指示したなどと注目され始めた頃から、入荷したらすぐ売れる状態が続くそうです。

家電大手量販店では、ドアホンの売り上げが2、3月とも前年を大きく上回ったと明らかにしている。
2月は前年比250%、3月は160%になったそうです。

ドアホンだけではなく、監視カメラ、センサーライトの3点セットで購入する客が多いそうです。
全部で10万円近くになり安くはないが、命には代えられないと考える人が多いのでは？と分析されています。
他には窓の補助錠「ウインドロック」が飛ぶように売れたり、侵入者と鉢合わせしてしまった時のためにと防犯ブザーを買い求めるお年寄りが増えたりしているそうです。

品薄の状況はしばらく続くかもしれないそうです。
ドアホンメーカー「増産に努めているが、解消の時期は未定」としている。2021年ごろに始まった世界的な半導体不足で生産量が減ったところに「ルフィ」の事件が追い打ちをかけたそうです。

ドアホン、急激な品薄　「ルフィ事件」影響か、防犯グッズの関心増　5/31(水) 15:09　朝日新聞社