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事故を起こした人を特定するのは高性能カメラです。
金沢市内で飲酒運転をした男と自分が運転していたとその罪を隠すために虚偽の事実を言った男が、1日逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、石川県加賀市大聖寺の25歳の土木作業員で、また同僚の22歳の土木作業員が25歳男の罪を隠すために自分が運転していたと虚偽の報告をしたとして犯人隠避の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、5月29日の午前3時40分頃、金沢市高尾町の山側環状線で2人が乗った車が中央分離帯などにぶつかる交通事故を起こしました。
通報を受け、かけつけた警察官がその場で呼気を調べたところ、25歳の男から規定量を上回るアルコールが検知されましたが、22歳の男が「自分が運転していた」と申し出ました。
その後、警察が防犯カメラなどを解析し25歳の男が運転していたことが分かり、1日に2人を逮捕しました。
警察の調べに対し、2人は「間違いありません」と容疑を認めています。
<石川テレビ 2022/6/1 9:51配信より>
まず、車に乗るときにはお酒は飲んではいけません。そして、嘘をついてはいけません。
今回の事故では、幸いにも巻き込まれた人はいなかったようですが、中央分離帯に接触したということは、おそらく車も無事ではなかったと思います。
かばった22歳の男性が取った行動は決して褒められるものではありません。
カメラは事故も嘘もしっかり見ていたのです。事件解決には欠かせない防犯カメラ。
益々性能も上がり、今では運転中の人の顔やナンバープレートの文字までとらえてしまいます。
もっと進化すると、不審な動きの車を自動で検出し、通報するような機能があれば、自己を未然に防ぐことも出来るようになるかもしれません。
自動運転と同様に死亡事故のない世の中にするためには必要な技術です。