和歌山県でカー用品店の事務所に「ガラス破り」にて侵入した元従業員の男が逮捕されました。
「ガラス破り」は「無施錠」と並んで、侵入窃盗手口の常に1~2位になる非常に多い手口です。
この「ガラス破り」に対する対策は、イコール侵入窃盗対策と言っても過言ではありません。
和歌山市のカー用品店の事務所に侵入して現金を盗もうとしたとして、和歌山県警察本部の合同捜査本部はきょう(5/13)、かつらぎ町の会社員の男を窃盗未遂の疑いで逮捕しました。
捕まったのは、かつらぎ町佐野の会社員A容疑者32歳です。
警察の調べによりますと、容疑者は、去年5月20日の午前4時過ぎに和歌山市のカー用品店の事務所に窓ガラスを割って侵入し、机の引き出しなどを物色しましたが、現金を見つけられずに逃げたとして窃盗未遂の疑いが持たれています。
容疑者は、盗みに入ったカー用品店の元従業員で、去年5月に、同じ店で窃盗や窃盗未遂の事件が連続して発生しているほか、この1年間に、同じような手口でカー用品店やガソリンスタンドを狙った窃盗事件が相次いでいて、警察では、松本容疑者に余罪があるものとみて調べています。
(2014年05月13日 和歌山放送ニュースより引用)
元従業員による犯行、ということで、このカー用品店には何度か侵入を繰り返していたようです。
推測するに、従業員が辞めた後も、錠前を変更する、鍵の保管場所を変更する、金庫の暗証番号を変更するといった防犯対策の見直しをしていなかったのではないかと思います。
辞めた従業員による犯罪というのは全国で発生しています。
会社にいる間に合いかぎを作っているケースもあります。
暗証番号などが同じであればテンキーなども簡単に侵入されてしまいます。
やっはり従業員が辞めた場合には防犯対策の大幅な見直しが必要です。
又、外部から侵入者が侵入しようとした瞬間に検知してその場で大音量の音と光で威嚇撃退する自主機械警備システムをお勧めします。
窓ガラスを割っての侵入には窓・扉開閉検知センサーやガラス破壊検知センサーが最適です。
侵入されてから対応するのではなく、建物の中に侵入させない防犯対策が必要です。
敷地の中にフェンスを越えて侵入しようとした瞬間に検知する赤外線センサー
建物外部で侵入しようと下見をする犯罪者に心理的抑止効果のあるセキュリティキーパー
窓・扉開閉検知センサー。窓や扉をこじ開けようとした瞬間に検知
ガラス破壊検知センサー