25日午前、群馬県桐生市黒保根町の山林で山火事が発生し、
火の勢いはおさまってきていますが、完全に消えてはいないため26日も消火にあたっています。
栃木県足利市でも山火事が発生し、26日で発生から5日となりますが、
空気の乾燥した日が続き、雨も降る見込みもないとの事で、
鎮火の見通しが立っていません。
群馬県桐生の山火事では、近くの住宅などに被害は出ておらず、
警察の調べでは、近くに住む70代の男性が山の中で杉の葉を燃やしていた際に火が燃え移ったとみているようです。
一方、栃木県足利の山火事は、今月21日に発生、26日で発生から5日となりますが、
延焼が続いており鎮火の目途は立っていないとの事で、305世帯に避難勧告を出しています。
火事によるけが人の確認はないとの事ですが、
山中にある木造の神社の建物が全焼する被害が出ています。
コロナ禍でのアウトドアブームで、キャンプやアクティビティなどで火を扱う場面もあるかと思います。
普段、野外で過ごすことがない人も、野外で気分転換を図る機会が増えているかと思います。
今一度、ご自分の習慣、特に火を扱った後などは後片付け、火の不始末にご注意ください。