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車上荒らし被害者の6割が、その後の防犯対策をしていない。
車上荒らしの被害者の方が、その後6割は防犯対策をしていないということがわかりました。
これは意外だと感じましたが、その内容について確認していきましょう。
車上荒らし・車の盗難は自動車がかかわる重大な犯罪です。年間4万件もの被害が発生しており、車を保有する方にとって日頃から対策が必要と言えるでしょう。
実際に車上荒らし・車の盗難の被害に遭った方は、いったいどういった状況だったのでしょうか。被害に遭われた方の状況などを確認しながら、車両荒らし・車の盗難対策を解説していきます。
警察庁が公表しているデータによると、2022年1~12月の間での、車両の部品や車内の物を盗む車上荒らしの認知件数(警察が発生を認知した件数)は36,590件。同期間の自動車盗難の認知件数は5,734件でした。
なお、前年(2021年)の統計と比較してみると、車上荒らし・車の盗難ともに認知件数は増加傾向にあります。
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日中(9~17時) |
夜間(17~22時) |
深夜~朝(22~9時) |
不明 |
車上狙い |
31.7% |
10.7% |
51.5% |
6.7% |
自動車盗難 |
28.4% |
7.8% |
57.1% |
6.7% |
期間:2020年1月1日~2022年12月31日
一般社団法人日本損害保険協会の「自動車盗難事故実態調査」の第24回調査(2022年)によると、車上荒らし・車の盗難ともに被害の5割以上は22~9時と、深夜~朝の時間帯に発生しています。
しかし、車上荒らし・車の盗難ともに約3割は日中(9~17時)に発生しており、日中でも被害に遭う可能性があることを示しています。
アンケートから見る|実際に車上荒らし・車の盗難被害に遭った人の声
2024年1月に、全国の12,825人に車上荒らし・車の盗難被害に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、車上荒らし・車の盗難のいずれかの被害に遭った経験のある人は15.7%。そのうち、車上荒らしの被害に遭った人は13.5%、車両盗難の被害に遭った人は4.6%でした。また、車上荒らし・車の盗難の両方の被害を受けたという人も2.5%に上りました。
続いて、実際に車上荒らし・車の盗難の被害に遭った際の、被害場所について調査。車上荒らしの被害場所で最も割合が高かったのは「外出先の駐車場(コンビニ、ショッピングモールなど)」で24.9%でした。次に被害場所として多かったのが「自宅敷地外の契約駐車場」で24.1%、その次が「自宅敷地内の駐車場」で22.0%となっています。
一方で、車の盗難被害の場所として最も多かったのは「自宅敷地外の契約駐車場」で26.4%、次点で「路上」での被害で22.3%、その次が「自宅敷地内の駐車場」であり、20.3%と続きました。
「自宅敷地内の駐車場」に駐めていた場合でも、約20%が車上荒らし・車の盗難の被害にそれぞれ遭っており、自宅に駐めている時でも車上荒らし・盗難対策の意識が必要と考えられます。
実際に車上荒らし・車の盗難の被害に遭った際の、被害車両の状況について調査。車上荒らし・車の盗難の被害に遭った際の車両状況として、
最も多かったのは「スマートキー以外の車で施錠していた」状態でした。
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金品(財布・カード・ETCカード) |
スマートフォン |
カーナビなどのアクセサリー |
タイヤホイール |
ドアミラー |
バンパー |
その他 |
答えたくない |
盗難被害の割合 |
38.1% |
9.1% |
20.1% |
9.2% |
7.6% |
5.7% |
21.2% |
8.1% |
また、車上荒らしの被害に遭った方で実際に盗まれたものとしては「金品(財布・カード・ETCカード)」が38.1%、「カーナビなどのアクセサリー」が
20.1%と大きな割合を占めていました。そのほか「タイヤホイール」が盗まれたことがある方が9.2%いるなど、車両パーツの盗難も発生しています。
次に、車上荒らし・車の盗難の被害に遭った直後の対応について尋ねたところ、「警察への連絡」が最多。車の盗難被害後の対応では、「チラシなどの配布」(19%)、「SNSでの告知」(17.4%)と、
個人での対応を講じた人もいました。
車上荒らし・車の盗難の被害に遭った後の防犯対策について聞いたところ、車上荒らしを受けた人の60.2%が「何もしていない」と回答。
車の盗難の被害を受けた人も、43.1%が同様の回答をしています。車上荒らしに遭った人の対策として最も多かったのは「セキュリティアラーム(搭載機能)」。
車の盗難被害を受けた人の対策では、「タイヤロック」「セキュリティアラーム(搭載機能)」を行っているという回答がそれぞれ約20%でした。
車上荒らし被害者の6割がその後の防犯対策はしていない。愛車を守るための防犯対策も徹底解説
掲載日 更新日
我々のご提案できることとすれば、防犯カメラやセンサーライトの設置になります。
これらを設置することで、泥棒が入りたくない環境になります。そもそも泥棒を敷地内にいれたくないということであれば
赤外線センサーの設置や、泥棒を威嚇する為の機器を用意する事もオススメです。
このような考えたを「狙わせない防犯」と呼んでおります。それを実現させるものが「自主機械警備システム」です。
そのリンクが下図になっておりますので、ご確認ください。