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火災、盗難の予防に 中外日報2022.11.25
セキュリティ専門企業のセキュリティハウスケント(長崎市)は、納骨堂での火災抑止に効果がある自動音声報知装置を開発した。無人状態になることが多い納骨堂での火災予防装置として注目を集める。
この装置は無線送信機・無線受信機・自動音声装置・セキュリティスピーカーの四つからなる。入堂を検知すると、あらかじめメモリーカードに録音した「抑止メッセージ」が自動再生される。メッセージはローソクや線香の火の消し忘れに注意を促すものなど数パターンあり、火災の他、いたずら・盗難などの犯罪行為への抑止効果もあるという。
尾花敏徳社長は「火災の発生を予防したり、犯罪者への威嚇をコンセプトに開発しました。手遅れとなる前に予防で」と話す。導入形態はリースの3年契約。
同社は日本最大級のセキュリティ専門企業のネットワーク、セキュリティハウス・センター(京都市山科区)に加盟する。138の加盟企業が同センターから供給される先進機器・システムを駆使して、寺社をはじめとする地域の安全・安心の構築をサポートする。
(写真説明)
四つの機器からなる火災予防装置。火災予防に抑止メッセージが効果的