名前、性別、年齢、血液型、出身地、住所、電話番号、メールアドレス。
自身に関することすべてが「個人情報」です。
もし、名前と住所が全く知らない第三者に 知られてしまうと、
とんでもないことになります。
悪質な業者間で情報を売買され、振り込め詐欺や架空請求などの
犯罪に利用される可能性があります。
パソコンが急速に普及した今、多くの方がインターネットを利用しています。
知識のないまま、便利だからといってファイル共有ソフトや、
提供元の解らないソフトなどをダウンロードして
コンピュータウイルスに感染してしまい、
個人情報を抜き取られるという事件も多発しています。
普段から個人情報の書かれた書類を処分する際に対処が不十分であったり
単純なパスワードを設定したりしてしまうと
簡単に情報が盗まれてしまいます。
情報が漏れるのを防ぐためにどのようなことに気を付けたらいいのか、
常に「情報の取り扱い」について考えて行動することを心がけましょう。
郵便物やクレジットカードの番号と有効期限などが
記載されてあるものを 処分する際には重要部分を黒く塗りつぶし、
シュレッダーなどで細かく粉砕し、 第三者から読み取りができないようにしてから処分しましょう。
むやみに、よくわからないファイルやソフトをダウンロードしたり
怪しいサイトのリンクを押さず、よく考えてから進むようにしましょう。
迷惑メールがしつこく届くようであれば、メールアドレスの変更も行いましょう。
無作為の、他人に知られない、想定されない 文字列で登録し、
定期的に変更を行いましょう。
覚えやすいからといってパスワードに生年月日や名前を含めるのは大変危険です。
最新のウイルスにも対応できるよう、更新を怠らないようにしましょう。
自らが流出元とならないよう、 例え出張先であっても
個人のパソコンで、仕事用のデータを使用したり
会社の重要なデータの入った媒体を個人で持ち歩いてはいけません。
重要な書類などがあれば、施錠のできる場所へ保管し、
関係者以外には知られない場所に徹底管理をしましょう。