商店街では、このような犯罪が発生しています。
●夜間・無人の店舗への侵入、泥棒被害。
●夜間・店舗のシャッターや壁にいたずら書きをされる。
●昼間・無人の自宅(2階)への侵入、泥棒被害。
●アーケードを伝っての侵入。
●防災シャッターをこじ開け、ショーウィンドウを割って侵入。
●ひったくり
●万引き
●置き引き
●強盗
●通り魔
●放火
●幼児の連れ去り、誘拐
商店街出入口・商店街通路・アーケードの屋根・路地裏などを防犯カメラによる監視を行います。防犯カメラは商店街全体の見通しの補完、犯意の抑制、万が一の犯罪発生時の犯人特定や証拠といった観点から有効な位置、台数を検討し、適切に配置します。
また、昼間の営業時間中にアーケードを伝って2階の住居部分に侵入する侵入窃盗被害が多発しているため、アーケードの出入り口に赤外線センサーを設置し、アーケードを伝って人が出入りするのを検知しベルやサイレンで威嚇撃退します。
防犯カメラと連動させると、異常発生を画像で確認することができます。
犯罪者に対し、防犯カメラ、アーケードへの侵入警戒システムが設置されていることを大きな防犯ステッカーやセキュリティキーパーなどで知らしめることで、抑止効果がより大きくなり効果的です。
非常用押しボタンを電柱などに複数個所設置し、異常発生時に押されるとベルやサイレンで異常発生を周囲に知らしめることができます。
1.昼夜問わず撮影できるようにデイナイト機能を内蔵した防犯カメラを設置する。
2.撮影する範囲が広いため、防犯カメラは複数台で監視する。
3.事件発生時に別の記録装置(外部メモリー)に記録映像を複製(コピー)出来るように用意しておく。
4.なるべく広角域のレンズで監視することは避ける。 (広角レンズは広い範囲を撮影することは可能ですが、被写体が小さくなってしまい人物の判断が出来ません。)
5.回転台やズーム機能がある防犯カメラは台数を少なくすることができ、ズーム機能で被写体を大きく撮影することが出来るが、監視したい方向に向けるために、センサーなどの信号が必要なため、設置が困難な場合がある。出来れば各区域に分けて複数台の防犯カメラで撮影する事が望ましい。(複数台設置の場合には記録漏れが少ないです。)
6.防犯カメラの映像はデジタルレコーダーなどに多重記録出来るシステムが望ましい。台数が多い場合は大容量ハードディスクを増設する。(記録間隔を短くし、記録漏れを防止するため)理想の記録間隔は監視カメラ毎に1秒間2コマ記録できることが望ましい。 記録装置は管理事務所などに設置する。
7.必要に応じ、遠隔地からでも監視画像を確認できるように、インターネット(ブロードバンド)接続環境を設ける。あらかじめ、録画した映像の取り扱いに関して、商店街組合内で取り決めを行い、一般客のプライバシーに最大限の配慮をした取扱マニュアルを作成する。防犯カメラの録画映像は厳重に保管する。