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日経情報ストラテジー11月号「先進企業の活用法を徹底解剖」

活美登利(回転すしチェーン)

日経情報ストラテジー11月号 先進企業の活用法を徹底解剖

注文も品質管理もiPadで 遠隔教育で料理長の技伝える

弊社のi-NEXTを導入いただきました「活美登利」様の事例が日経情報ストラテジー11月号「先進企業の活用法を徹底解剖」にて紹介されました。

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活美登利(回転すしチェーン)

注文も品質kンりもiPadで

遠隔教育で料理長の技伝える

回転すしチェーンを運営する活美登利(東京都世田谷区)は本社と全7店舗をiPadのネットワークで結び、調理法の動画配信や店舗の作業状況の把握などに役立てている。顧客からの注文など店頭業務にも活用し、サービスの拡充を目指す。
「これ、iPadしゃない?」
回転すしチェーン「回し寿司 活」の横浜スカイビル店(横浜市)。2人組の女性客は、着席するなりオーダー用の端末を指さした。

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全店同時に調理法を伝達

顧客との接点である店頭だけでなく、バックヤードである厨房でもiPadを活用する。
一例が調理方法の遠隔教育だ。回転すし業態第一号店で、本格的な位置付けである目黒店には料理長が常駐し、月替わりのおつまみメニューの創作を担当している。このメニューの調理過程を、目黒店に設置したウェブカメラで撮影し、各店舗の厨房のiPadにリアルタイムで動画配信する。

以前は料理長が毎月全店舗を回って、調理法を各店のスタッフに教えていた。
「全店舗を回るのに時間がかかるうえ、店によって味にバラつきが出ることもあった。今後さらに店舗網が拡大した時に手が回りきらなくなる恐れがあった」(八尾氏)

そこでiPadによる遠隔教育でまずメニューを一通り全店舗に説明する。その後で料理長が店舗を回って味をチェックする手順に変えた。

このため導入したのがセキュリティハウス・センター(京都市)が提供するクラウドサービス(i-NEXT]だ。
目黒店の厨房に設置したウェブカメラで撮影した映像を、外部のサーバー経由で各店舗のiPadに配信する。種に防犯用途で提供されていたサービスに土屋秀仁社長が目を付けた。
「初期投資が30万~40万、月々のランニングコストは数万円で利用できている」と八尾氏は話す。

iPadは各店舗の厨房の状況を本社や目黒店に伝える役割も果たす。料理長や営業の責任者が手元のiPadを操作すると、店舗のウェブカメラが刺身を切る作業台や手を洗う洗面台など、指定した場所を撮影して映像データを送る。ズームアップ操作もできるため、「従業員が手洗いを徹底しているか」はもちろんのこと、「白身の魚はすし飯となじみが良い適切な厚さで切られているか」などまで確認できる。ネット上の「抜き打ち検査」を徹底して味と品質を高めていく。
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