メディア紹介
働き方改革に活用 中外日報2018.8.31
日本最大級のセキュリティー専門企業のネットワークを運営するセキュリティハウス・センター(京都市山科区)は、同社の防犯機器・システムの機能に着目し、防犯に限らない活用法を提案している。今回は防犯機器の遠隔管理システム「i-NEXT」を活用した職場環境の改善事例を紹介する。
7月12日に京都で催した同社の商品展示会で、社会保険労務士の吉竹延禎氏が、「『働き方改革』助成金を活用した労働基準法改正への対応」をテーマに講演し、職場環境改善の必要性を説明し、i-NEXTの活用事例を紹介した。政府が進める「働き方改革」関連法案が成立した直後とあって、聴講者は熱心に聞き入った。
活用法は、カメラの映像をもとに管理者が外出先などから、仕事の進捗状況や従業員の出退勤をリアルタイムの動画と音声で確認。音声機能を使ってリアルタイムで指示を与えたり、退社を促す、というもの。
また映像を通じて部門間の仕事量の差を正確に把握し、適正な人員配置を図った結果、離職率が低下したケースも紹介された。
防犯用の遠隔管理システムとして開発されたi-NEXTだが、導入企業の多くが労務管理や残業時間の削減、人材育成にも成功しているという
吉竹氏が大阪労働局に確認したところ、i-NEXTは、厚生労働省が中小企業向けに実施する「勤務間インターバル助成金」の対象という。
職場環境の改善は企業だけではなく、寺社にとっても大きな課題。同社はi-NEXTを寺社にとっても有用な遠隔マネジメントシステムとして推奨している。
問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。
(写真説明)
セミナーで職場環境の改善の必要性、i-NEXTの活用事例を説明した