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2012.07.26 中外日報『お寺と神社の防犯NOW「要所押さえ広い境内守る」(27)』セキュリティハウス岡山

要所押さえ広い境内守る

中外日報(平成24年7月26日)「お寺と神社の防犯NOW(27)」(弊社提供連載)

「もしセキュリティーがなかったら…」賽銭泥棒逮捕につながった事例も

中外日報(平成24年7月26日)

岡山市にある高野山真言宗別格本山西大寺観音院は、大阪・四天王寺の「どやどや」などと共に「日本三大奇祭」の一つに数えられる裸祭り「会陽(えよう)」で知られる。祭りの発祥が奈良時代と伝えられる通り同寺の歴史は古く、県下有数の古刹として親しまれてきた。
 そんな西大寺では、5年ほど前から防犯設備を導入。寺務所から遠隔操作が可能な防犯カメラのほか、赤外線センサー、屋外対応の炎センサーなどを要所ごとに複数設置し、本堂や三重塔、高祖堂、仁王門をはじめとした境内の諸伽藍を火事や犯罪から守っている。
 「設備が整って以降は火事などに対する心理的な不安が解消された」と同寺。本堂に侵入した泥棒や賽銭泥棒の逮捕につながったケースも何度かあり、「もしもセキュリティーがなかったらと思うと今でも身震いがします」とセキュリティー機器には大きな信頼を寄せている。
 同寺の防犯システムは岡山市中区のセキュリティハウス岡山(小野真司社長∥総合防犯設備士)が設計・施工を担当した。
 境内が広いため必要な機器の数も多く、複雑なシステム設計となったが、同寺は「金額的にもリーズナブルで、センサー類が作動した際やアフターサービスも充実している」としていて、機器だけでなく同社への満足度も高いようだ。
 同社は、京都市山科区の(株)セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器販売専門ネットワークの一社で、この全国ネットには現在、北海道から九州・沖縄までの133社が加盟している。
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