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動線を押さえて 費用対効果高く 中外日報2021.5.26

国の重要文化財「板彫阿弥陀曼荼羅」を所蔵する高松市の高野山真言宗開法寺。その開基は定かではないが、戦国時代に兵火に見舞われ焼失した。江戸時代の1759年(宝暦9)に再興されて幾度か寺地を移転し、現在地に伽藍を構えたのは1910年のことという。

小高い山の上に位置することから境内への進入経路が多岐にわたり、かねてより賽銭泥棒や不審者の立ち入りに悩まされていた。板彫阿弥陀曼荼羅をはじめとする宝物を犯罪被害から守るためにも、2018年12月に防犯システムを導入した。

翌19年7月には「AHD(Analog High Definition)カメラ」システムと自主機械警備を追加。AHDカメラは、アナログ配線ながらも高画質なハイビジョン画像による監視を可能にし、自主機械警備は不審者の侵入を検知すると光や音で威嚇する。併用することで犯罪への抑止効果が増すという。

施工はセキュリティハウス香川(同市、有吉徳洋社長)で、担当した防犯設備士の白井将典氏は「屋外用無線センサーの採用と部分的な架空配線でカメラの配線が目立たないよう配慮した。進入経路は複数あるが、出入りする動線を抑えたことで費用対効果も高まったと思います」と設置のポイントを語った。

同社は京都市山科区のセキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器の販売ネットワークに加盟している。このネットワークには現在、全国の139社が参加している。

問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。

(写真説明)
カメラシステムと自主機械警備で防犯体制をとる開法寺
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