現在のセキュリティハウスはシステムの総称として「自主機械警備システム」を使用しています。 設立当時は、業種別にホームセキュリティシステム「マザーズ」、ストアセキュリティシステム「ファザーズ」という名称で展開していました。
「マザーズ」のネーミングに関しては前回ご紹介しました。 当時の企画書から抜粋すると 一般家庭の平和を願い、家族の健康を第一と祈り、子供を身をもって守る姿勢が「母親の愛」であり、そのような「愛情」を基本に家族・財産を守るために特別に設計されたシステムをエレクトロニクスの技術で表現したのが「マザーズ」である。 とあります。
これに対して、ストアセキュリティシステムの総称をどうするか?というところで社内で打ち合わせして決定したのが 「ファザーズ」です。
文字通り「お父さんが働く場所を守る」というところからきています。 当時はまだまだ職場=男性の働く場所というイメージだったのでしょうね。
ストアセキュリティシステム「ファザーズ」として我々が考えたのが「職場の安全が脅かされたら信用にもかかわる」ということでした。店舗にとって最も大切なの物は「信用」ではないかと考えたのです。
「信用」を守る・・のれんという表現も入れて、犯罪者から信用を守る「ファザーズ」を提案しています。
まだまだ盗まれるものは、現金が中心。パソコンなどはありませんから、レジの中の現金。商品や什器備品は盗まれることもですが、侵入した犯罪者にいたずらされたり、何か中に入れられる・・といった被害を防ぐことも目的でした。
どちらにしても、「泥棒に侵入させない」「犯罪者を作らない」という「オーナーが自分の店舗を自分で守る機械警備」というコンセプトで展開していました。
また、今現在打ち出している「超防犯」の考え方・・店舗経営の合理化を図る・・といったことも既にPRしているのも興味深いです。
店舗の安全管理経営に差をつけるストアセキュリティシステム「ファザーズ」
繁栄の5つの鍵
1. 防犯・防災(火災・ガス漏れ)機能
2. 来客報知機能
3. 店内監視機能
4. 店舗経営の合理化(省エネ・設備管理)
5. 店舗の信用、イメージアップ