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メディア紹介
春の勲章 竹中エンジニアリング工業社長 竹中 紳策 黄綬褒章 産経新聞1990.4.28
科学技術庁の推薦により、竹中センサーグループ 会長の竹中紳策がセンサーテクノロジーの研究開発の功績により、黄綬褒章を授章。産経新聞にて紹介されました。
パイオニア的存在
京都のハイテクベンチャー企業の草分け的存在。昨年、設立30周年を迎えた。
今回の受賞は京都のハイテクベンチャー全体が認められたもの。大変うれしいことです」素直に喜びを語った。
昭和32年、立命館大理工学部を卒業、京都大学の研究室に勤務した後、26歳の若さで、光電子センサーの開発、製造にあたる「竹中電子工業」を創立。社員は自分一人だけだった。
「一年目は全く仕事なし。二年目で何とか食べられるようになり、三年目から急速に会社が成長し始めた。まさに石の上にも三年とはこのことですね」
光センサーの開発では、日本のパイオニア的な役割を果たしてきた。今や11社で売り上げ156億にまで成長。今月はじめにイギリスに現地法人設立。日米欧の三極体制を整えた。
「京都は進取の気質に富んだところ。規模は小さくても技術が一流であれば尊敬されます。そういう意味では、ベンチャーを興すには最適の都市。これからもベンチャー分野で積極的に事業展開していきたい」と意欲を燃やしている。