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檀家の安心が何より 中外日報2013.1.29 セキュリティハウス西東京
東京都八王子市の都立滝山自然公園に、国の史跡にも指定される滝山城跡がある。この公園の南東端に位置するのが曹洞系単立寺院の少林寺で、滝山城主を務めた戦国武将・北条氏照を開基として元亀2(1571)年に創建された。
同寺では、放火などによる火災対策を主な目的とし、今年に入って初めて防犯システムを取り入れた。放火だけでなく、境内で火を扱う機会があることから消し忘れによる失火の心配もあり、敷地内の気になるポイントに複数の炎センサーを設置。配線が難しい箇所もあったため、ワイヤレスタイプの機器を採用している。
「火災対策は長年の懸案だった」とする同寺だが、設置の決め手となったのは知人の紹介だったという。使い勝手や気になるコストなどについて事前に教えてもらうことができたため、安心して導入に踏み切ることができた。設置後も、「万が一の場合も早期発見と即時の対応が可能になり、非常に安心できるようになった」と話している。
少林寺の防犯システムは、同じ八王子市にあるセキュリティハウス西東京(島村一郎社長∥総合防犯設備士)が手掛けた。京都市山科区の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器専門の販売ネットワークの一社で、この全国ネットには現在、北海道から沖縄までの133社が加盟している。
問い合わせは㈱セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。