コストダウンに成功、点在する店舗工場を遠隔一括管理の防犯システム

クリーニング工場と5店舗を構えるお客様。

工場と3店舗がA社の非常用押しボタン警備に入っていたのに夜間警備がなかったため、深夜侵入被害に遭い、
警察からは内部人間の犯行を疑われ随分不快な思いをした経験がおありでした。

その時、警察からセキュリティのアドバイスも受け、
万が一の時でも社員やパートの方々が疑われないよう内部防犯を強めたいとのご要望でした。

が、始めに相談した業者が押売りのような対応だったため、
防犯対策の必要性を感じながらも、セキュリティ業者は信用できない、という心境の中でのお問い合わせでした。

・工場と5店舗のトータルセキュリティとして、
犯罪に対しての抑止効果と遠隔地でもインターネットなどを通し
工場や店舗を管理出来るネットワークカメラをご提案し、
万が一の侵入時には、ご登録された方の携帯TV電話に映像として通報が来るシステムを導入。

・各店舗独立した電話回線を一つにまとめるIP電話(VPN)にすることで、経費削減のご案内。

・職業上、火災の心配もあるため、火災報知機のご提案。

・工場出入り口はセキュリティキーパーで抑止力を上げ、夜間侵入者が近付いた場合は周囲を照らし、威嚇する。

・工場入り口の鍵は鍵やカード紛失等の場合に備え、指紋錠をご提案し、入退室を把握出来るようにする。

・利便上、工場内事務所の入り口は鍵がなかったので錠前を設置し、携帯電話をかざし開錠、
退出と同時に自動に閉まる自動施錠にすることで、鍵の開け閉めの手間を省く。

・広い工場内の深夜管理はパッシブセンサーで侵入者を感知させ、
窓の大きさや高さがそれぞれ異なるので外周警備ではなく、
それぞれにマグネットセンサーを取り付け、侵入を防御。

侵入被害に遭った経験から、自分の目で現場を確認し、早期発見・早期通報をしたいとの強いご要望がありました。

国内外どこにいてもネットワークカメラで、
広い工場と点在する5店舗全てを24時間、一括で管理出来るようにしました。

また、各店舗独立した電話回線をIP通信にまとめたことで大幅なコスト削減を実行し、
その金額の一部を今まで導入されていなかった抑止や細かい防犯対策に充てることにより、
より強度な防犯対策を構築することが出来ました。